日別アーカイブ: 2005-01-13

大義名分の崩壊


 【ワシントン12日共同】米ホワイトハウスは12日、イラクで大量破壊兵器を捜索していた中央情報局(CIA)主導の調査団が一つの証拠も発見できないまま現地での活動を終えたことを明らかにした。
 調査団は昨年10月、ブッシュ大統領がイラク戦争の大義に掲げた大量破壊兵器はなかったと結論づける報告書を議会に提出、イラク戦争の正当性を問う声が米内外で一気に高まるきっかけをつくった。調査団の活動は、今回の現地調査打ち切りで事実上完了、来月に予定される追加報告書の発表を残すだけとなった。
 マクレラン大統領報道官は12日の記者会見で「戦争に踏み切り、フセイン政権を打倒したのは正しい判断だった」とのブッシュ大統領の発言を引用し、あらためてイラク戦争を正当化。また「今、重要なのは米国と同盟国が蓄積した情報の誤りを再点検し、不備を正すことだ」と強調した。

これで、ブッシュ大統領の土台が揺らぎ始めるかも知れません。これからの国際世論の動向に注視したいと思います。ブッシュ御大には、ざまぁ見ろ、と言ってやりたい。それにしても、戦争を引き起こした大義名分が崩壊したにもかかわらず、何かにかこつけて戦争を正当化するのは、言い訳がましいにも程があるというものです。真の目的はフセイン打倒だったのですか?アルカイダ討伐だったのですか?潔く非を認めればいいじゃないですか。なぜそこまで意固地になるのでしょう。戦争から何が生まれたというのでしょうか。
今重要なのは、情報の誤りの再点検ではなく、自分たちが冒した過ちの再点検ではないですか?
米国びいきの日本からは、自衛隊が未だイラクに派遣されているようですが、他国の面倒を見る前に、新潟の復興を手伝うのが先なのではないでしょうか。この先、国内世論も流動化しそうな気配です。