思えば、なぜこんな投稿をし始めたのかは僕にもわからなくて、気の迷い、と言われればその通りでございまして。まあでも、こうやって昔のことを振り返りながら、さて今はどうだろう、という見直しをするきっかけにもなっているので、完全に自己満足の世界に陶酔している、ということでお許しを頂きたいと思います。
ということで、誰も興味を持たないであろう後編、スタート。
久し振りに訪れた鰺ケ沢町は、暫定とはいえ自動車専用道路が一部区間で整備された影響が多少出ていた。幹線道路の国道101号は閑散としており、時々利用していた道路沿いのコンビニが空き店舗になっていた。
それでも、海水浴場のある「はまなす公園」へと続く道を走ると、車通りはそれなりに増え、はまなす公園の駐車場にはたくさんの車が停まっていた。新型コロナウイルスなんぞどこ吹く風、といったところだった。
当時「七里長浜港」の名で整備された日本海沿岸の立派な港(現:津軽港)の近くまで行ってみた。20年前と変わることなく、岸壁には砂や砂利が積み置かれ、ポツンと上屋が立っていた。休日ということもあり、釣り客で賑わう光景も、以前のままだった。
(港内の清掃。綱引きをしているわけではない。)
変わったところを挙げるとするならば、港のすぐ近くに東屋と駐車スペースが整備されたこと。そして周囲を見渡すと、風力発電用の風車が数多く回っていることが、以前と違う光景だった。
(太陽と潮風をたくさん浴びて気持ちよさそうなチョコ)
弘前の反対側から見る岩木山。
岩木山には正面がない。方角によって全く異なる容姿を見せる岩木山は、その地域その場所から見る岩木山こそが「正面」だということだ。
そろそろ山頂から紅葉が始まる季節。紅葉と緑のグラデーションを見せる日も遠くないはずだ。