日別アーカイブ: 2009-07-09

マイケル・ジャクソンの追悼式


gremz エコバッグ
今晩は雨が酷くなるということで早々に仕事を切り上げて帰宅した。明日からの準備も7割しか進んでないし。というか、明晩には機上の人になる予定だけど、しばらく悪天候が続くらしい。大丈夫なんだろうか!?

さて、全世界に向けて生で配信されたというマイケル・ジャクソンの追悼式。
動画の一部はCNNにて視聴可能だそうだ(ちありさんの「続・ヒトツログ」から情報拝借しました)。

ところで僕は、この追悼式にはどうもショービズ的な匂いがつきまとっていて、今ひとつ賛同できない気分でいた。
実際、僕が目にしたのは朝の芸能ニュースで流れるようなほんの一部分であって、追悼式の模様すべてを観たわけではないのだが、何だかもの凄く否定的な視点から一部の模様を観た。

多分それは、人の死をビジネスに変えようとする腹黒い魂胆が見え見えだったからだと思う。

昨年父が亡くなった直後に、一部の市議が「マガさん(父の愛称)の遺志を継ぎ、マガさんの分まで頑張ります」などとヌケヌケと言っていたことが伏線にあるのかも。
誰もあなたに父の遺志を継いでくれなんて頼んでないし。

まぁそれはともかく、まず疑問に思ったのは、無料チケットをゲットできたというファンの嬉々とした表情!
「チケットが当たった時は本当に嬉しかったわ!(ゲラゲラ)」って、何をそんなに喜んでるんだ?おまえら完全にミーハー気分で会場に来ただろう!不謹慎じゃないか!!

続いて何とも言葉を失ったのが、運ばれてきた棺。もちろんその中にマイケルが永遠の眠りについているのはわかるんだけど、カパッと蓋を開けると、朦々とドライアイスの焚かれた中から、三段重ねのフルーツ盛り合わせがせり上がってくるのか、と思ってしまった(って、こっちの方が不謹慎だわ)。

ただ、すべてが不謹慎というわけではなく、ちゃんとみんなマイケルのことを思ってステージに上がっているということは、何となくわかった。
Usherが棺に手をかけて唄っていたシーンはなんかジーンと来たな。
スティーヴィーもライオネル・リッチーも、感傷に浸っているのが伝わってきたな。
その中にあってマライアは、調子が悪かったのか感極まっていたのか、声が全然ダメだったねぇ。隣にいた人(名前忘れた)の合いの手も中途半端だったし。まぁ、For Michaelということからすると、本来なら最高の声で天国に送り届けたかったのかもしれないけど、まさか8月のアルバムの宣伝を兼ねて出演しました、なんてことじゃないことを祈る。

…とはいいながら、今回のマイケルの死を「食い物」にしている輩は沢山いるわけで、今回のこの追悼式の経済効果が一説には4億円を超えるとかいう話があったり、実際会場の外では関連グッズが販売されていたりと、何か本来の追悼の趣旨から外れて、ショーを見せられているような雰囲気にも思えた。
何よりも、We Are The Worldを合唱するためにステージに上がってきた皆さんは何かここぞとばかりに歌声を張り合っていた感じがしたし、まるで蚊帳の外に追いやられたかのようにポツンと置き去りにされていたマイケルの棺が、妙な感じだった。

ブルック・シールズが涙ながらに語るマイケルとの思い出。。
というか、本妻がいないからよかったものの、いくら名の売れたスタートはいえ、元カノがステージに上がって死んだ元カレとの過去の思い出話に浸るって、遺族の心情たるやいかがなものか!?というか、マイケルの子供達的にはこれもアリってことなんでしょうね…。

そして、娘のパリス・ジャクソンがステージ上にジャクソン・ファミリーとともに登壇し、泣きながらコメントを寄せるシーンは何度も何度も放映されていたのでご存じの方も多いと思うけど、何か11歳の娘を引っ張り出してまでやらなきゃならなかったのか?とも思うし(マイケルのきょうだいでも良かったんじゃないの?)、ああいう胡散臭さすら覚えるお涙頂戴的なシーンを目の当たりにすると、僕なんかは逆に興醒めしてしまうワケで…。

それでも、やっぱりマイケルって不世出のスーパースターであることは誰もが認めるところだし、だからこそ、こういう形での追悼式になった(あるいは、せざるを得なかった)んだろうね…。