日別アーカイブ: 2005-05-12

『弥勒』 / 篠田節子


この本を薦められたのは、先月中旬の飲み会の席上でした。
「あの本はね、分厚いけど一気に読める!面白いよっ!」とおっしゃったのは、某課の課長。
正直その時点では、作者も知らないしタイトルにも内容にもあまり興味が沸かなかったのですが、ある日突然、なぜかこの本を読んでみなければという衝動に駆られ、その本を手に書店のレジに並んでいました(なぜ急にそういう切迫した気分になったのか、未だにその理由はわかりません)。かれこれ4年前の作品だったのですね…。
以前はそれなりに得意としていた地理も今ではちんぷんかんぷんで、歴史や芸術に関しても全く疎い私が、 インドとネパールの境にある架空の国・パスキムでの出来事をテーマにしたこの分厚い本(600ページ以上!)を読破することができるのか?そんな不安を抱きながら読み始めてみたのですが、この本の不思議な魅力に取り憑かれ、一気に読んでしまいました。
しかし、読み終えた後、この本の内容を皆さんに伝えたい、そして皆さんにも機会があれば一読して欲しいと思いながら、適当な言葉が見つからず、今も悶々としています。

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