CD不況の時代と言われる昨今。邦楽では、遂にミリオンセラーは登場しませんでした。12月に入り、オレンジレンジの「花」の出荷枚数が100万枚を超えたそうですが、年間のカウントは11月末までとなっているため、今年のミリオンにはならないんだとか。
ただ、その一方でDVDの売上げが伸びたり、いわゆる「着うた」のダウンロードが飛躍的に伸びたりと、音楽の媒体そのものが変わりつつあり、音楽業界が「冬の時代」に突入しているとは言い切れないところもあるようです。
さて、今年もいろいろCDを購入しましたが、かつての枚数と比較すると大幅に減っています。それは、自分の趣味嗜好に照らし合わせて購入するCDを見極めたということもありますが、やっぱり何だかんだ言いながら「聞きたい音楽があまりなかった」というのも事実。そういう意味では、僕にとっては必ずしも音楽に恵まれた一年とは言い難い年であったのかも知れません。
思えば一昨年まではベスト盤がブームでした。昨年から今年にかけては、カバーブームが訪れました。特にこのカバーに関しては、セルフカバーはもちろん、特に70〜80年代の楽曲をカバーするというケースが多く見られました。それだけ70〜80年代の楽曲が素晴らしいというのもありますが、裏を返せばやっぱり今の楽曲が、今ひとつ不作だということなのでしょうか。
で、今年の1枚。洋楽邦楽それぞれ一枚ずつチョイスしました。大体想像はつくと思いますが…。
僕が勝手に選んだ今年の1枚
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