日別アーカイブ: 2009-02-17

【詳報】奥羽線トラブル顛末記


僕が毎朝乗る電車は、弘前発7時21分の快速で、青森駅に到着するのは7時57分。しかし、乗客が非常に多く、定刻より1~2分遅れて到着するのはもはや当たり前となっている。

今朝も7時10分頃に弘前駅に到着し、電車内で惰眠を貪ろうと座席を確保、うとうとしているうちに電車は定刻に動き出したようだ。
その後も惰眠を貪り続けていたのだが、青森駅の二つ手前の駅に到着する頃に目が覚めた。そして、次の新青森駅を通過した(現在東北新幹線の工事が行われていますが、在来線の新青森駅は現在無人駅で、快速は停車しないのであります)直後から、電車が徐々にスピードダウンするのがわかった。
やがて青森駅の手前にさしかかったあたりで、電車が停車してしまった。
今朝は別に大雪が降ったわけではない。となると…何だ?

乗客は皆、無言のままでアナウンスを待っている。僕は最後尾の車両、車掌のいる近くに席を確保しているので、いつもと違うやりとりに不安を覚えた。というのも、いつもトラブルが起きたときは輸送司令室から指示が飛ぶはずなのに、今日は「青森駅長」が指示を飛ばしている無線の声が聞こえてきたのだ。
車掌からのアナウンスが流れた。
「ただいま、青森駅構内の信号トラブルにより、電車が停車しております。運行再開までしばらくお待ちください…。」
時計を見ると7時57分。何もなければおそらく、定刻で到着していたことだろう。
その後も一向に動く気配のない電車。
何の動きもないことにいらだち始める乗客。そして、いらだち始めていたのは車掌も同じだった。
「青森駅長応答願います。こちら○○車掌です。現在の状況、運行再開見込みをお知らせください。」
「…こちら青森駅長です。ただいま信号機器の取り調べを行っており…」の反復ばかり。

ところが、3本が併走している線路のうち、停車しているのは我々の車両だけであり、津軽海峡線の電車は当たり前のように青森駅に進入していく。もう一本を走る回送電車も、何事もなかったかのように青森駅方向からやってくるのだ。それを見た乗客からざわめきが起こる。なぜこの電車だけ動かないんだ?何が起きたんだ!?

しかしその前に、いよいよ痺れを切らした車掌が青森駅長に食ってかかった!!
「青森駅長応答願います。こちら○○車掌です。こちらの電車には約750名の乗客が乗っています。このままですと、急患の出る恐れもあります!その辺の対応について、大丈夫でしょうか?」
「@¥?#%…」
ハッキリは聞こえなかったが、あまりいい回答ではなかったようだ。時計を見ると8時25分。とりあえず電車が動かないので出勤が遅れる旨電話した。
いよいよ車掌の懸念していた事態が発生…と思いきや、明らかに貧血を起こしたと思しき女性が、男性に小脇を抱えられて車掌のいるところに近づいた。しかし、何せここは3本の線路が走っていて、易々と乗客を降ろすわけにはいかないという事情もあるのだろう。苦り切った顔をした車掌が応対していたのだが、
その直後に、一名の乗客がその女性を自分の席に座らせた。
さらに、「このままではみんな具合が悪くなってしまう!換気をしてくれ!」という客が現れた。

その声をくみ取った車掌が、次のようなアナウンスを行った。
「車掌からのお願いでございます。青森駅に何度も確認をしておりますが、現在のところ「取調中」という回答があるのみで、運転再開の見込みなどはこちらにも知らされておりません。この電車、大変混み合っております。お身体具合の悪くなったお客様は、どうぞ車掌までお申し付けください。また、お席に座っている方におかれましても、立ちっぱなしのお客様にお席をお譲り頂きますようお願いします。この電車、現在は暖房を止めておりますが、各車両の窓を開けていただき、一度換気くださるようお願いします。5分後に再度暖房を入れたいと思います。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。」

すると、座っていた複数の乗客がおもむろに立ち上がり、立ちっぱなしの乗客に席を譲り始めた(僕も立ってはみたものの、座る人がいなかった…)。
窓を少しだけ開けてみた。すると外からの冷気が、いろんな意味で熱し始めていた車内を一気に冷やしていった。
何となく、張りつめていた空気が緩んだような気がした。
5分経っても暖房が入る気配はない。しかし、窓は少し開けたままにしておいた。

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電車、停まってます


かれこれ1時間が経ちました。青森駅構内の信号機トラブルで、電車が立ち往生しています。約750名の乗客だそうです…。手前の駅に停められた電車には代行バスが出るそうです。
うちらはどうしようもないらしく、あと1時間程度待たなければならないそうです。以上、奥羽線の信号機トラブルの現場からでした。