日別アーカイブ: 2013-12-16

山下達郎Performance2013青森公演に行ってきました。


12月14日(土)。黒石市内で行っていた新春1月19日に開催される「津軽クエスト」の予行演習(プレクエスト)を途中で抜け出し、一度自宅のある弘前市に戻り、今度は青森市へ車を走らせた。

この日は数年に一度といわれるぐらいの大寒波が北海道を襲い、津軽地方も吹雪模様だった。
自宅を出たのが遅くなり、一路青森へ急ぐも路面は完全に凍結。しかも、風が強い。

前を走るコンテナを積んだトラックが、凍結した路面にタイヤを取られ、右へ左へと後輪を大きく揺さぶる。もしも対向車が突っ込んでいたら、もしもそのまま180度回転していたら…。

あまりに衝撃的な光景に、思わずアクセルを緩め、広めに車間距離を取る。僕の後ろを走っていた車は、更に僕からも距離を置いていた。

…とまあ、こんな天候だったため、この日は青森市内に一泊することにしていたのだが、ホテルに到着したのは17時35分。

約1年8か月ぶりとなる山下達郎の青森公演の開演時間までは、あと25分しかなかった。

チェックインを済ませ、ホテルを出る。既に時計は18時まであと5分。
やむなくタクシーを拾い、会場のリンクステーションホール青森(青森市文化会館)を目指した(妻曰く「この寒い中でこんな距離を歩かされていたら、絶対不機嫌になった」とのこと)。

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会場に到着したのは18時05分。既に開演時間から5分を過ぎていたため、スタッフに誘導されて階上席へ案内される。

階上席の前から5列目、中央からやや右寄りの席に座ったちょうどその時、客電がゆっくり消え、ステージ上にメンバーが姿を現した。
サポートメンバーの顔ぶれは前回とほぼ一緒。

客席はもちろんほぼ満席。年齢層は相変わらず僕らより年上の方々の姿が目立つ。
ご本人から業務連絡、ということで「ツアーはあと5本ですが、ネタバレには相応のご配慮を」との言葉があったので、セットリストは割愛。

…が、今回のステージの特徴を端的に。

・今年夏に、最初の発売から20周年、30周年を記念した2枚のアニバーサリー盤が発売されたこともあり、この中からの曲が多く演奏された。中には、30年ぶりに演奏する、という曲もあった。
・そういう意味では、これまで観た3度の中でもかなりマニアックというか、オールドファンが喜びそうな内容だった。
・後半のステージは大体いつもと同じ流れというか、クラッカーが鳴らされ、クリスマスが近いということであの曲が演奏され、畳みかけるように…といった感じ。
・還暦とは思えぬ圧倒的なパフォーマンスをステージ上で繰り広げる姿は、前回の1年8か月前、更にはその前(3年4か月前)と、何も変わっていなかった。声量が全く落ちていないのがとにかく凄い。
・相変わらず凄腕なメンバーとの掛け合いを楽しんだり、MCで客の笑いを取ったりと、本当に楽しそうだった。
・青森の会場は特に気に入っているらしく、「このホールは東北でも(郡山と並んで)一番音がいい」と絶賛していた。
・今回、青森では初となる2日間公演。しかも週末土曜日ということで、雪の降る中、東北各県のみならず北海道からも大勢のお客さんが足を運んでくださったようだ。
・アンコールの後の赤いシャツ、還暦を意識した?(笑)
・前回僕が涙した「あの曲」で、先日亡くなったドラマー青山純氏を追悼。また泣けた。ボロボロ涙が出た。というか、「あの曲」に「あの曲」を挟むのは反則です(何のこっちゃ?ですいません)。
・アンコールを含め、客電が再び灯ったのは21時30分過ぎ。前回同様、3時間30分に及ぶ長丁場だった。
・映画の主題歌にもなった新曲は、バンドの練習が間に合わず、ピアノの弾き語りのみ。それも「テレビサイズ」で。
・ちなみにこの曲、最初ギターの弾き語りをやったんだけど、大コケしたのだそう。
・カバー曲も数曲。個人的には、アレキサンダー・オニールの楽曲がツボ。
・あと、突然「ボーナストラック」と呟いて始まった曲も、かなりツボ。
・何と、この日の演奏がライブレコーディングされていることを、終演間近になって発表!
・終演後に行列ができたのは、グッズ売り場ではなかった。直筆のサインを求めて、CDを買い求める人、多数(しかも、竹内まりや直筆のサインもあると聞き、殺到した模様)。

…とまあ、これぐらいにとどめておきますか。挙げるとキリがないし、これだけでもかなりのネタバレになっているような気がするので…。
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(ピンバッジを購入しました。かなり精巧な作りです。)

しかし、この人のステージパフォーマンスは、ホント何度観ても飽きない。本人曰く「70を超えてなお歌い続けた三波春夫が目標」とおっしゃっていたけれど、プロンプターもない、音程も変わっていない、声量も落ちていない…モンスターですね、ホント(笑)。