日別アーカイブ: 2016-04-06

意外と使い勝手が良かったBluetooth機器、だけども。


あれは昨年11月のこと、マラソン大会に出場するため、大宮に向かった時のことだった。
常日頃から、電車での移動時は好きな音楽を聴いている。この日も、前日にスマートフォンの音楽データを入れ替え、臨戦態勢に。
弘前駅から電車に乗り、新青森駅に向かっていたときに、そのことに気がついた。
…しまった。肝心のイヤフォンを忘れた。

こうして移動時間の間一切音楽を聴くこともできず、何となく釈然としない気持ちを抱えたまま大宮駅に到着。諸々の手続きを済ませて向かったのは、大型家電量販店だった。この御時世、100円ショップでもそれなりのイヤフォンは買えるとはいうものの、せっかくならば少しまともなものを購入しておきたい、という頭が働いたのだ。
とはいえあまり荷物を増やしたくもなかったので、なるべく小さく、かつそれなりのものを購入しようと物色を始めた時に目に留まったのが、Bluetoothのコーナー。Bluetoothといえば…。

・何となく電池を食いそう
・無線みたいなものなんでしょ?
・音も悪そうだし
・混線とか誤作動とかしないのかな

と、どちらかと言えばネガティヴなイメージが強くこれまで避けてきた。一方で、通勤時に利用しているイヤフォンコードが絡まって断線し、イヤフォンが使い物にならなくなったという経験をこれまで何度も積んでいるのも事実。
見ると、スポーツタイプのものも沢山出ているが、どうせならば汎用性の高いものがいいな、と思っていたところで見つけたのが、ソニーから出ている「SBH-20」というBluetoothレシーバー。
一見すると液晶の消えたiPod nano第5世代みたいな形の筐体に、イヤフォンを差し込むというもので、イヤフォンは手持ちのものでも使えるというのが僕にとってはとても魅力的だった。
sbh20

このnanoもどきの筐体がレシーバーとなっていて、電話の着信時にはマイクの役割も果たすらしい。
確か3,500円ぐらいだったのかな、価格の安さも僕にとって初めてとなるBluetooth機器購入の背中を押してくれた。

さて、無事に大会を終えた帰りの新幹線でこれを使ってみたところ、いい点悪い点がすぐにあからさまになった。

<いい点>
・同梱されている密閉型イヤフォンにはイヤーピースが3種類付属。
・軽い。どこにあるのかも忘れるぐらい軽い。
・当然のことながらスマートフォン本体とコードを接続する必要がないので、スマートフォンを手持ちにしたときのコードの煩わしさがない。
・(家に帰ってから)自分の耳に合ったイヤフォンに接続することができるので、これまで使っていたイヤフォンがBluetooth機器に早変わり。

<悪い点>
・最低の音量の設定がそもそも高い。
・バッテリーの持ちが今ひとつ。大宮から弘前までの移動でバッテリー切れ。(これはどの機種も一緒?)
・ボタンの配置が分かりにくい。
・充電しづらい。というか、カバーが引っかかってくるのであります。
・クリップは360度回転する可動式なのがありがたい反面、薄い。

イヤフォンの音質は「それなり」とだけ答えておこう。実は私、ソニーのイヤーピースはどれも耳のサイズにフィットしないので、ほとんど聴いていないだけの話なんだけど。
他のイヤフォンを使ってみても、音は特に悪くないし、音がぶつぶつ切れることもほとんどないけれど、サーッという風みたいな静音が聞こえてくることはたまにある。
そして、今のところこれを使っている時に着信がないので、マイクの使用感などは不明。

室内でトレットミルを走るときにこれを使ってみたところ、高温多湿の環境下は苦手らしく、やがて動作が不安定な状態に陥り、とうとうランプが点灯したまま消えなくなり、挙げ句の果てにランプは付いているのにレシーバーそのものが反応しなくなる(つまりレシーバーを繋いだイヤフォンから音楽が聞こえなくなる)という事態に見舞われるという…。って、まだ購入してから5か月も経っていないんですけど、おい。

仕方がないので放電とばかりに5日ほど使用せずに放置し、何気なくレシーバーの電源を入れたところ、消えていたランプが緑色に点灯(電池がなくなると黄色→赤色でお知らせしてくれるはずなのに、緑色ということは100%充電されているということ。んなアホな。)、おや?と思い、スマートフォン背面のNFCに近づけてみると、何とペアリングが完了し再び動き始めた!
ただし、緑色のランプはスイッチをオフにしても点灯したままなので、何らかのエラーが機器内で生じていることは間違いない。というか、保証書もレシートも捨てちゃったんだよなあ。こんなことになるから、ちゃんと保管しておかなきゃダメだよなあ…。
でも、それ以外は普通に動作するので、まあいいか。

レシーバー埋め込み型のBluetoothイヤフォンだと、それがダメになった時点で全部オジャンだけれど、この機器の場合、3,000円ちょっと(平成28年4月6日時点での最安値は3,207円だった)で気軽に購入できることから、壊れてもショックが少ないこと(といっても最近は1,000円台のBluetoothイヤフォンが登場しているようですが)、壊れたらイヤフォンを取り外して単独で使えることを鑑みても、かなりお得なアイテムなのではないかと思っている。

ただ、前述のとおり高温多湿には弱いみたいだし、それなりの衝撃を加えると、そこはやはり精密機械なので、自分のヤツみたいにアホになる可能性大。…という経験も含め、運動時の使用は正直あまりお勧めしないでおきたい。

SBH20 | アクセサリー | ソニーモバイルコミュニケーションズ

この発展系というか後継機でSBH50というのも出ているけれど、サイズ、重量を見る限りだとSBH20に軍配かなあ。ただ、何せSONYのこういう機器は結構あっという間に壊れるという印象が強く、実際今晩になってまた動かなくなった。
多分、こういうのには手を出すな、という暗示と受け取ろうと思う。