日別アーカイブ: 2015-02-21

第1回弘前城リレーマラソン冬の陣に参加してきました。

今月に入ってから、投稿の機会を逸していました。いつも2月はこんな感じなんです。仕事が繁忙期となるため、ブログは閑散期。ま、仕方ないですよね。

今年度はちょっと大変な仕事を抱えておりまして、簡単に言えば権限委譲を中でやる、みたいな感じでしょうかね。まあ、言うのは簡単だけどやるのは大変でして、気苦労が絶えないわけですよ。

今年の1月2月は例年以上の積雪量でして、弘前市でも一時期積雪が140センチまで達しました。
週末に身も心も休めようと思っても、なかなか休めずじまいで、結構ボロボロになりつつあるんですよね、実は。

さて、そんなボロボロの中、外を走る機会もなかなかないわけですが、2月11日に行われた「弘前城リレーマラソン冬の陣」に参加してきました。
会場となったのは、弘前公園西側にある西堀付近。コースは、青森県護国神社前をスタートし、西堀に架かる春陽橋を渡り、西堀沿いを走り、ボート乗り場の前を通って桜のトンネルを駆け抜け、再び神社前に戻ってくるという1周約1.3キロ弱。このコースを、3時間で何周できるかを50チームで競うというものでした。実際にエントリーしたのは48チームだったかな?400人以上の方が参加されたそうです。
弘前公園ランニングクラブでも5名1組で2チームがエントリー。走力は人それぞれですので、記録や入賞を目指すというより楽しく走るという方に主眼を置いてみんなで走りました。

…実は僕、大きな勘違いをしていまして、大会がてっきり8日の日曜日だと思い込んでいたのです。前の日の土曜日に一人意気揚々とコースを試走し、その模様をFacebookにアップしたところ「大会は明日ではなく11日ですよ!」という主催者からのご指摘が。
…危うく日曜日、一人リレーマラソンをやっているところでした。

さてさて、時節柄2月は降雪量も多く、冷え込む時期であります。日中が氷点下となる真冬日は当たり前、吹雪となることだってしばしば。
実際9日から10日に掛けては天気が大荒れとなり、こんな中で走るのはちょっとイヤだな…と思っていたのですが。

11日は、なぜか朝から快晴。自宅から荷物を背負って弘前公園まで走って向かったのですが、約2キロちょっとを走っただけで汗ばむぐらい暖かな陽気となりました。
11時スタートということではありましたが、10時過ぎに会場に到着すると、既にクラブのメンバー数名が到着していました。
日曜日にも走ったとはいえ、その後の雪でコースの状況は変わっているはず。また、この日のためにスポネット弘前と弘前市の尽力で、コースも整備されたと聞いていましたので、まずは軽めに試走してみました。

1練習

1月に行われた試走の際に「危ない」といわれていた春陽橋の上に盛り上がった雪はかなり切り下げられており、走りやすくなっていました。日曜日に試走した際に滑って転びそうになった西堀のバックストレート(笑)も、10時過ぎの時点ではまだ大丈夫。でも、気温が上がりそうなので、このあときっと走りにくくなるんだろうなあ、といった感じ。ボート乗り場前を駆け抜け、春はピンク色に染まるさくらのトンネルへ。今はまだ、一面を白い雪が覆っています。ちょうど雪灯籠まつりが行われている関係で、一般の方々の通行の邪魔にならないよう、赤いコーンが置かれていました。

ちなみに僕らは、冬の降雪や積雪時でも走ることのできる雪道専用のランニングシューズ(靴底の凸凹が凄いのです)を履いて走っていたのですが、中には普通のランニングシューズを履いて走る方(ただし転倒覚悟で走らなければなりません)や、長靴を履いて走る人も。

いよいよ日差しが出るようになり、暖かさが増してきました。あとで知ったのですが、この日の最高気温は3月上旬並みだったそうです。10時30分に開会セレモニーが行われ、11時の号砲を待ちます。仮装をする人、ランニングシャツに短パン姿の人、どう見ても普通の格好の人、見るからに速そうな人、そして小学生の子どもたちなど、チームの構成もバラバラで特徴的。

そして、スポネット弘前の鹿内代表の号砲で、いよいよ大会が始まりました。いくら何でも雪道ですので、1.3キロであればどれだけ速い人でも5分ちょっとぐらいで戻ってくるんだろうか、と思っていたら、一番速い人は何と5分を切って1周を終えて来ました。いくら何でも速過ぎるんじゃない!?
ちなみにうちのチームは、一人2周ずつ周回することとしました、あとで実測してみると大体2.5キロ。
僕は5人中3番目ということで、チームのみんなが走る姿に声援を送りつつ、持って来たカメラで勇姿を撮影していました。
いよいよ自分の番が近づき、ちょっとだけ緊張してきました。何に緊張しているのかというと、ふと頭をよぎった、走っている途中で転ばないだろうかという警戒感。
また転んで何かやらかした、となれば笑い話じゃ済まされませんからね…。
赤い襷を受け取り、ゆっくりと走り出します。今日は本気レースではないので、無理をする必要はないのです。でも、僕の中ではインターバルトレーニングの一つなんだと位置づけ、徐々にペースを上げていきました。…でも、橋の上は努めて慎重に。

1回目

時計にはほとんど目をくれず、誰かを抜いても、誰かに抜かれても気にしない。無意識を意識しながら走る…そんな感じでした。
2周を終え、改めて時計を見ると、キロ4分30秒で走っていました。
…これは、もう少し上げられるかな?
5人で走っていましたので、大体1時間に1回は走る計算に。つまり、恐らくあと2度走る機会がやってくるはず。息を弾ませながら、他のランナーに声援を送り、カメラを構えます。
気温が上がってきた上に、多くのランナーが同じコースを駆け抜けることでコースが踏み固められ、路面が滑るようになってきました。転倒者も続出し、コース上に砂が撒かれました。

でも、転倒しながらも皆さん笑っているんですよね。速いチームも遅いチームも、みんなホントに楽しそう!

さてさて2周目(正確には3周目)。1周目はコースの感覚を掴む感じでしたので、ちょっと早めのペースでスタート。…4周目に入り、橋を渡って西堀に入ると、速いチームの二人が相次いで僕の横を駆け抜けて行きました。
「ここだ。」
二人に食らいつこうとペースアップ。もちろん追いつくことはできませんが、かなりペースを上げたつもり。
次のランナーへ襷を渡し、時計を見ると…。
おお!キロ4分15秒で走れた!

気持ち良く走れました!ありがとうございます!

その後もカメラを構え、チームのメンバーの走りを撮影。
いやあ、皆さんホント楽しそうに走ってるわ…。

しばらく撮影に興じていた時、あることに気がつきました。
あれ?そういえばOくん、3周目なんじゃない?

「ちょっとOくん、3周目じゃない!?」
「…つ、次マカナエさんの番ですよ…。」

何と撮影に夢中になりすぎて、自分の走る順番がきていたことに気がつかなかったという大チョンボ。

3回目

疲労困憊で戻ってきたOくんに詫びを入れながら襷を受け取り、3度目のラン。しかし、申し訳ないと思いつつ走り始めたのですが、自分のやらかしたチョンボがあまりに酷すぎ(可笑しすぎ)て、腹に力が入りません。

3回目2

結局3周目(5~6周目)はキロ4分18秒で駆け抜け、無事に次走の方へ襷を渡して本日のラン終了。

午後2時にレース終了の号砲が鳴らされ、最後のランナーが続々ゴール。
一番速いチームは40周したそうです。凄い!僕の参加していたチームは30周、もう1チームは31周でした。ま、今回は記録じゃないからね。

ということで、大きなトラブルもなく天気にも恵まれた大会が終了。
いやあ、初夏のリレーマラソンも楽しいけど、冬のリレーマラソンも楽しいですね!
もっとも、今回は天気がよかったことが全てと言っていいでしょうね。関係者の皆さん、開催までのご尽力本当にお疲れさまでした!

集合