遂に開催日が迫ってきたアップルマラソン。
いよいよ今週から断酒週間に突入し、今日の昼食はおにぎりとカップ麺と野菜ジュースとヨーグルト! 前者だけ見ると炭水化物の塊、後者だけ見ると病人が口にしそうな食べ物。そう。共通点は、不健康!!
…いやいや、そうじゃないんだって。それもこれも、すべては10月6日に美味いビールを飲み干すためなのだ!!
9月の月間走行距離は200キロにわずかに足りなかった。ただ、ウォーキングを含めると、200キロは辛うじて超えたことになりそうだ。
走った距離は嘘をつかない。
アテネオリンピック女子マラソンで金メダリストを獲得した野口みずき選手の名言だ。
事実、ここ最近になってこの言葉を次々と体現してきたラン仲間たちの姿を、僕は目の当たりにしている。
200キロという距離は、僕みたいに経験値の少ないランナーからすると、とても少ない距離だと思う。250キロでも300キロでも、もっと走り込んでおけばよかったと思うところもある。でも僕自身としては、それなりに実のあるランニングができたと思っている。長いに越したことはないのだろうけれど、たった45分程度しか収録されていないCDでも、内容によっては満足感が得られるものだってある。例えるならば、そんな感じだ。だから距離に関しての悔いは残っていないし、逆に距離のことばかりを意識しないようにしてきた(もっとも、ここに来て悔い改めたところで「あとの祭り」なのだけど)。
ちなみに去年、生まれて初めて走ったハーフマラソンが、アップルマラソンだった。あの時は、勢いだけで走った感があった。レース展開も何も考えずに臨んだ結果としての1時間36分12秒という成績は、初めてにしてはかなり出来過ぎだったんじゃないかと思っている。
あれが一つの契機となり、10キロ走は練習にとどめ、参加する大会へのエントリーはもっぱらハーフマラソンとなった(もっとも、それまではほとんどアップルマラソン、それも10キロしか参加したことがなかったんだけど)。
それが今年は4月以降に入ってから、北東北3県で行われたハーフマラソンの大会に4度出場した(うち1度は20キロ)。 それもこれもすべては、(去年ハーフを走り終えた時点で腹を決めていた)最終目標の一つである10月6日のフルマラソンに向けての調整と位置づけていた。
…春先の練習不足がたたり、前半かっ飛ばしすぎて後半完全に失速した、4月の大館市(山田記念)。
…トレイルランニングよろしく激しいアップダウンに、3度も足が止まった、6月の平川市碇ヶ関(たけのこ)。
…今ひとつテンションが上がらないまま臨み、暑さと後半のアップダウンに撃沈した、9月の盛岡市(啄木の里ふれあい)。
…雨降る中ではあったけれど、初めて自分なりに満足のいく走りができたことに自信を深めた、9月の仙北市(田沢湖)。
そして、初めてのハーフマラソンから1年。いよいよ、生まれて初めてとなるフルマラソンへの挑戦。
まだ見たことのない、しかしながら超えなければならない、30~35キロの高い高い壁に怯えつつ、でもきっと、これまで積み重ねてきたことは決して無駄にならない、いや無駄にしないんだと言い聞かせながら、無事完走することを目指すのみ。怖いのは僕だけじゃない。きっとみんなも辛いんだ。
正直言って自信はない。ハーフを走る感覚で、フルマラソンを完走できるほど甘いものではないということは、一度30キロ走をやってみてよーくわかったからだ。でもどうせ走るなら、シリアスラン7割ファンラン3割で、自分を高めるぐらいの目標を持って臨もうかと。
それは、決して手の届かないところではなく、手が届くかも知れない範囲での目標。
10月6日。父の生まれ故郷である、西目屋村まで走ってきます。
…そして、3時間30分台でのゴールを目指します。
…招待選手みたいなゼッケン12番。
ゼッケン12番は1,2の組み合わせ。 1,2…
…1,2,6ってフリーランスのノンぺんぺんぺんぺんぺんぺん草♪
たぶん23歳(いや、もうすぐ43歳)うーーーーっ たぶん、たぶん、たぶん23歳(いやだから43歳)うーーーーっ♪
…疲れてきたら、この曲を頭の中でループ!脳をトランス状態にするのだ!(まあ、30キロを超えた頃には黙っていてもトランス状態に陥るんでしょうけど。)
そして、あのアンパンマンの被り物を思い出すのだ!
ということで今回も指3本、イカせていただきます!!
懸念されていた天気もどうやら良さそうな気配(というかむしろ暑くなりそう?)。
快走のつもりが怪走にならないように、バスに乗せられて回送されることなく、初めてのフルマラソンをいつまでも回想できるように、ゼッケン12番、ケッパるぜ!!
写真は調子が良い時のイメージ画像です。