日別アーカイブ: 2004-10-21

青森シャモロック


青森県が新たな地場産品としてブランド化を狙う「青森シャモロック」という鶏を食べてきました。
青森シャモロックとは、「横斑シャモ」と「横斑プリマスロック」という品種を掛け合わせて開発した鶏です。10月1日から職場のすぐ近くにある居酒屋で、この食材を利用したメニューが登場したということで、昨日行ってきました。
メニューの一つに鍋があったので注文してみたのですが、火の付いていない鍋の中にあった時は、一見マグロの切り身か?と思われるほど大きく赤々としていたのですが、鍋に火が通されると、あっという間に小さくなってしまいました…。串盛も頼んでみましたが、こちらは手羽が非常に固かった。焼き物向きではないのかも知れません。
それなりに味はありますが、身が締まりすぎているのが難点かな。あと、鶏は脂が命だと思っていましたが、その脂もそれほど多いわけではないみたいだし。三大地鶏といわれる比内地鶏、名古屋コーチン、薩摩シャモと比較するのは申し訳ない。辛口評価ですが、三大地鶏のようなブランドの確立には、まだまだ遠い道のりかな…。それと、「青森シャモロック」というネーミング。何か、いかにもという感じがして、そそられない名前だと思いました。もうちょっと気の利いた名前にして欲しいなぁ。
と、ここまで辛口なのも、やはり地場産業として成長して欲しいから。青森といえばリンゴがありますが、「大間のマグロ」や「田子のニンニク」、ひょっとしたらこれからブレイクしそう「嶽きみ(岩木山麓で収穫されるとうもろこし)」などのように、地味な産品でありながら有名になっているものもあります。しかし、田子、大間の名が表すように、それらは県内でもごく一部の地域に限られたものばかり。その地域に特化することなく、青森県の看板になるような産品に育って欲しいというのが本音です。大体、何で青森駅に北海道名物があるのでしょう。僕の所属する課の向かいには、そういう県産品などの販売戦略などを総合的に担当する課があるのですが、どうもこれまでの青森県の売り方というのは、打ち上げ花火的というか、宣伝が下手というか、新しい産物を生み出そうという意識や意気込みにかけるというか、とにかく枚挙に暇がないくらい不平不満が沸々と出てくるわけですが、「青森シャモロック」も「売れないからや〜めた」というのでは、これまでと全く同じことになってしまいます。せっかく大手スーパーと提携して販売する道を拓いたのですから、是非、新たな地場産品として確立して欲しいものだと思いました。
もっとも、そのためにも大いなる品種改良は必要かと思いますが…。