3度に分けてお届けしてきた2017年沖縄本島の旅行記も、ようやく最終回です。
その1、その2は以下のリンクから。
沖縄本島には、ご存知の通り観光スポットがたくさんあります。世界遺産でもある首里城をはじめとする城(グスク)群やその関連遺物、本島と離島を結ぶ数々の橋、沖縄にとって過去の暗い歴史でもある南部の祈念公園、もちろんビーチだって観光スポットとなることでしょうし、悩みの種でもある米軍基地の周辺施設すらそうなり得るものもあるはずです。
そんな中で、今まで訪れたことがなかった本島最北端。ヤンバルクイナが生息し、多くの自然が残るエリアでもあります。
今回、ようやくその本島最北端のエリアまで足を延ばすことができました。
【道の駅ゆいゆい国頭~辺戸岬~茅打バンタ】
那覇市内を9時30分頃に出発、沖縄自動車道で許田ICまで北上し、休憩と称して道の駅2か所に立ち寄りました。
立ち寄った2か所目の道の駅が「ゆいゆい国頭」。
「くにあたま」ではなく、「くにがみ」と言います。急ぐ旅でもなく、ゆっくり走っていたので、11時30分過ぎだったかな。ほとんどお客さんはいませんでしたが。
玄関では、何だかシュールなオブジェがお出迎え。
屋根には当然シーサーの姿が。
店舗内の撮影は控えましたが、ヤンバルクイナ関連のグッズも多数取り揃えられていたほか、沖縄土産もたくさん販売されていました。(個人的には道の駅ではなく、地元スーパーなどでお土産を物色するのが大好きなんですけどね。)
ただ、これだけは撮らずにいられなかったジュークボックス。
風情があって格好いい!…んだけど、収められている楽曲を見て目が点になりました。やっぱり、シュールです。(画像をクリックすると、楽曲名が見えると思います。)
再び北上を開始、約15分で辺戸岬に到着!ついに本島最北端までやってきました。
手付かずの海!って感じでとっても綺麗です。
実はこの岩に、仏像がたくさん備えられているんです。何せ断崖絶壁、多分そういうことをする人がいるんだろうな…。
天気に恵まれたのが最高の景色を見ることができた最大の要因。
まあでも、景色がきれいだからいいや。向こうに見えるのは、与論島。ヨローン、ですね。(仲間内のネタですいません。)
そして何ともセンスに欠けたシュールなオブジェが、ここにも…。「ヨロン島・国頭村友好記念碑」なのだそうです。
しかし、周辺には店らしきものが一軒あるものの営業している気配もなく、なんか観光地というよりも辺境に来てしまったような気分。
ついでなので、すぐ近くにある茅打バンタにも立ち寄ってみました。パンダじゃないっすよ、というボケはいらないですね。
バンタって、崖のことを意味するのだそう。さぞかし絶景なのかと思ったら、木が結構生い茂っていて、正直よくわかりませんでした。
とはいえここも見晴らしが良かったので、許す。
【備瀬のフクギ並木】
前に訪れたときは、牛の曳く車に乗ってのんびりと景色を見たのですが、今回は歩いて散策してみることに。
木陰とはいえ、暑いものは暑いんです。
暑くてシーサーも白目剝き出しです。
この中で虫よけの線香が焚かれていました。実際私、朝のジョギングの際に5か所ほど虫に刺されました。
ルートの案内板が置かれていて、それなりに観光地化されているんだろうけれど、こういう地元の生活感が垣間見える風景、嫌いじゃないです。
鈴なりのゴーヤ。
あらま。おめでとうございます。暑そうだなあ。
最後は、以前お世話になった牛車とすれ違い。
【おまけ画像】
辺戸岬に向かう途中、一目で気に入った風景があり、帰りに立ち寄りました。大宜味村にある塩屋橋を跨いだところ、ここだけで何枚か撮影してみました。
ということで2017年の沖縄旅行記、これにておしまいです。何だか締まりのない終わり方でどうもすいません。ということで、また来年も行くぞ!