小泉首相が、2度目の訪朝を果たしました。たった1日の訪朝ですが、今晩には恐らく「大きな山」が動くのではないかという推測が広がっています。「大きな山」というのは、言わずもがな拉致問題のこと。
山崎・平沢による極秘訪中が恐らく今回の首相再訪朝の布石となっていると思われるのですが、首相自らが動くというのですから、水面下でやはり何かあったのだろう、何かあるのだろう、と勘ぐらざるを得ません。
ところで。
ふと思ったのですが、昨日は既に帰国を果たした拉致被害者5名が、揃って記者会見を開きました。一方で、拉致被害者と認定され未だ帰国を果たしていない家族会の人たちも記者会見を開きました。晴れ晴れとした表情で記者会見に臨む人もいれば、今にも泣き出しそうな顔で記者からの質問に答える人もおり、何か既に結果を知っているような雰囲気。報道も何だか、まるで帰国した拉致被害者の家族が帰国することは決まっているような口調でした。
これって、非常に危険な兆候だと思うのです。何せ相手は北朝鮮。期待を寄せる気持ちは十二分にわかるし、私もそうあって欲しいと願っていますが、ここでの過剰な期待は禁物だと思うのです。
今日は、各局が番組編成を急遽変更してまで、この首相再訪朝を伝えるために特別編成で臨むようです。
日本が息をのんで結果を待つ今日一日。
小泉首相はどんな「手みやげ」を持ってくるのか。それとも、単にぼったくられて終わるのか。
どうか、期待以上の結果であって欲しい。
手みやげ
コメントを残す