夏休み2日目。
四国を離れ、いよいよ沖縄本島を目指す。
松山から那覇へは、久し振りにANA便で移動となる。
9時40分にJR松山駅前を出発したリムジンバスは、約20分で松山空港に到着した。トータルすると24時間に満たない滞在時間だったが、濃厚な時間を過ごすことができた。
松山で行きたいと思ったところ、食べたいと思ったもの、飲みたいと思ったものは一通りクリアした。次はいつ来ることになるのだろう。いや、もしかしたら二度と来ることはないのだろうか。ありがとう、松山。
10時50分、ほぼ定刻に松山空港を離陸。
旅に出ると、睡眠時間が一気に減る。非常に眠い。しかし、朝の蛇ショックか旅の興奮か、惰眠を貪るつもりがどうにも眠ることができず、結局手持無沙汰で機上の時間を過ごした。
13時過ぎ、定刻より少し早く沖縄那覇空港に着陸した飛行機は、駐機スポットへは向かわず、空港かなり端っこの場所で停止した。ここからバスで移動するという。沖縄那覇空港では初めてのバス移動だ。
それほど大きくない機体ではあったが、乗客はそれなりにいた。これが地方便の憂き目、といったところだろうか。
空港を出たあとは、15分ほど離れたところにあるレンタカー店へ移動。
今回は久しぶりに軽自動車を借りた。高速料金も安くなるし、そもそも沖縄県内の高速道を走る軽自動車は非常に多い。
が、軽自動車だからこそのパワーの弱さと、意外と悪い燃費に苦労することとなった。その一方で、普通車の中にポツンと空いた軽自動車専用の駐車スペースにあっさり停車することができるなど、一長一短があった。
レンタカーを借りて最初に向かったのは、目と鼻の先にある「東江(あがりえ)そば」。
既に14時前だったが、店内にはまだお客さんがそれなりにいた。
南西諸島では東を「あがり」と読み、西を「いり」と読む。
「東江」然り、「西表」然り、だ。
日の出と日の入りの方角が関係している、といった話を聞いたことがある。でも本島の北部にある東村は「ひがしそん」というので、真相はわからない。
初めて食する自家製麺は、ラーメンのようなもちもち感と、気持ちよいぐらいの喉ごし。節をメインとした澄んだスープも抜群。ソーキ、三枚肉の味付け、炊き加減ともに調和が取れており、空腹だったことを差し置いても、これまで食した沖縄そばの中で、間違いなく三本の指に入る一杯となった。
到着当日なのに、郵便局でゆうパックの段ボール箱を購入。この後どんどん増えるであろうお土産品や、帰りには不要となるビーチサンダルなどを送るためだ。
今回の宿泊は、久し振りの「リザンシーパークホテル 谷茶ベイ」だ。
チェックインが遅くなることは明らかだったので、途中で食材を買い込んでホテルの部屋で夕食を取ることにした。
食材の一つ「ブエノチキン」は、某テレビ番組で紹介されてから購買客が殺到、今はほとんど予約販売とのことなので注意が必要。もう一つ挙げれば、にんにくが大量に使われているので、車内やホテルの部屋での換気、食べ過ぎによる体調管理にも留意しなければならない。
ちなみに谷茶ベイは今回で2度目となるが、前回同様ロイヤルプランで予約した。
ロイヤルプランで予約すると、2階のロビーフロアではなく最上階でチェックイン・チェックアウトの手続きをするので、ロビーが混雑している時にはとてもありがたいサービスだ。
他にも、次のような特典がある。
- アーリーチェックイン、レイトチェックアウト。
- チェックインの際、車を駐車場まで運んでくれる。
- 駐車場は滞在中無料。
- 部屋に置いているスナック類も無料。(ポテチ、柿の種、カシューナッツなど
- 冷蔵庫内の飲料も無料。(オリオンビール、ポカリスエット、さんぴん茶など)
- 更に飲料は滞在期間中、毎日冷蔵庫に補充される。
- フロアに設置されたランドリー(洗濯機、乾燥機)の使用も滞在中無料。
- 毎朝食以外に、夕食1食分がサービス。(バーベキュー、焼き肉、寿司・しゃぶしゃぶなど、いずれかが食べ放題。)
- 館内で使える2000円分のクーポン券つき。
- 部屋の清掃をタオル交換のみにすると、700円分の金券を頂ける。全部不要だと1,000円分の金券。(全館)
- チェックアウトの際は、10階で手続きした後、車をエントランスへ横付けしてくれる他、荷物を車内まで運搬、積み込みしてくれる。
- ビーチアクティビティは30%割引。
- タオルレンタルの他、ビーチパラソルなどが無料。
- 滞在中1回、ブルーシールアイスを含むデザート食べ放題のサービスあり。(インターネット予約の賜物。)
- 1階にある入浴施設が無料。
危惧していた天候の悪化は今のところ大丈夫そうだ。
どうやら明日は、久し振りに気持ちよく海水浴ができるかもしれない。
ということでこの日こそぐっすり眠るつもりだったが、やはり寝つきが悪く、結局睡眠不足に見舞われることとなった。
3日目。
溜まった疲れがドッと出て、とても外を走る気分ではなかった。青森と比較すると、日の出の時間が約1時間遅い。なので、普段起床する時間に目が覚めても、まだ周囲は真っ暗だ。
今日ぐらいは少し寝坊してもいいだろうと思ったが、結局5時半には完全に起床しているありさまだった。
6時半過ぎには1階の朝食会場へ。洋食メインの会場で、海外からの宿泊客も多く利用しているようだ。朝だというのに、パン、お粥、麺と、次から次へと手が伸びる。どうもこの手の食事は、食べ過ぎてしまう。
部屋に戻って身体を少し休めたあと、9時過ぎにホテルの前にあるビーチに出てみる。パラソルとチェアを借りて寝転んでみるが、9月の風は沖縄でも秋風を思わせるものだった。(それでも気温は26度ぐらいあったようだが。)
お昼頃には干潮となるようだったので、2時間近く海辺で戯れ(なんと初めてバナナボートにも乗ってみた)、いったん部屋に戻り外出の準備。
駐車場に停めていたレンタカーの後部座席のドアを開けると、何かがシュッと姿を隠した。そっと運転席側のドアを開けると、かわいい来客がジッと固まっていた。
昨年に続き、名護市のネオパークオキナワに隣接する「クックハル」を訪ねてみた。
地元で採れた無農薬野菜をふんだんに使った「畑のランチプレート(1,300円)」に「自家製ホットドックプレート(1,200円)」は、添えられている花まで食することができる。
暴飲暴食気味だった身体に優しい食材の数々で、ほんのちょっとだけリセットされた気分になった。
せっかくここまで来たなら、水族館にもちょっと寄ってみたい、というリクエスト。
ただし入館するのではなく、イルカショーを見るというもの。
イルカショーは14時30分からだというので、慌てて美ら海水族館を目指した。
開演の2分前に到着、イルカショーが行われる「オキちゃん劇場」へと急ぐ。
美ら海水族館は、建物の中に入館しなければ、周辺の施設には無料で立ち入ることができる。つまりイルカショーも、無料で観覧することができるのだ。
館内には幾度となく足を運んでいるし、時間もそんなになかったので、イルカショーを見て、ウミガメを見て、水族館を後にした。そしてこれが、今回唯一の観光らしい観光となった。
再びホテルに戻る。16時近くだったが、再び海で戯れるには十分な暑さだったので、1時間半ほど外で時間を過ごした。そういえば今日も雨に当たっていない。こんなことも今までにはなかったことだった。
夕食は、18時30分から無料券を活用して海辺のテラス席で炭火焼肉。沖縄まで来て焼肉?といわれそうだが、ビーチサイドで最高のご馳走じゃないですか。
牛サガリに豚ロースなどの肉類に加え、エビやイカといった海産物のほか、海ぶどうサラダ、ミミガーなどが食べ放題。事前に缶ビールを飲んでしまったことが災いし、そんなに入らなかったが、無料券での食事なので、それでも充分だった。
満喫しすぎるぐらいに満喫した一日。
それにしても大分身体が重い。
せめて明朝ぐらいはジョギングしておかないと。
(つづく。…多分)










