このブログも含め、うちのサイトは非常に雑多な内容が多いので、日々の閲覧件数に非常にムラがあるのが哀しいところ。。
でもって昨日は、久しぶりにプリンスネタを持ってきたところ、mixiからと思しき閲覧がドッと増え、久しぶりにカウンターが140を指していました。ありがとうございます。

別にカウント稼ぎしたいわけではありませんが（笑）、今日もプリンスネタです。
一昨日のスーパーボウルのハーフタイムショーは、プリンスファンにしてみればあれだけの観客を熱狂の渦に巻き込んだシーンを目の当たりにし、久しぶりに溜飲の下がる思いだっただろうし、個人的には（しつこいようですが）音ズレを除いては大満足の内容でした（しかもBS-Hiで録画したので、画像が非常に綺麗だったv）。

早くもプレス向けのライブとハーフタイムショーの「音源」が某所にアップされていたので早速聴いてみたのですが、ハッキリ言ってこちらは今ひとつでした。音質が今ひとつだったこともありますが、やはりこれは「音」だけ聴くのではなく、動画で観るべきだというのが結論です。ご存じの通りYouTubeには腐るほど動画がアップされておりますので、未だご覧になっていない方は是非ご覧頂きたいと思います。もちろん音ズレはありません（「prince superbowl halftime」で検索すればドッと出てきます。UNCUTがお勧め）。

もう一つ忘れてはならないのが、3121.comから有料配信が開始された新曲の「Guitar」。
4本の異なるギターを抱えた、これまた時代の全く異なる4人のプリンスの姿がトップ画像に据えられているので、これは激しいロックチューン（正直言うと、「Bambi」ぐらいのサウンドを期待した）なのかと思いきや、意外とポップ…？な感じ。敢えて辛辣な表現をするならば、特にファンキーでもなくロックでもなく、ちょっと中途半端なサウンドに聞こえました。

まあ、ここ数年で発表された新曲の中では、どファンクナンバーの「Black Sweat」が物凄く早い段階でお気に入りナンバーとなったのですが、あとの曲はといえば何かスルメみたいな感じで、最初は「ん？」、その後「ん！」、そして「おお！！」というパターンがほとんど（説明下手ですいません）。
アルバム「3121」も、まさにこんな感じでした。
新曲「Guitar」についても、今のところ何かしっくり来ないというか、自分の中で消化されていない感覚が残ったままなのですが、これもきっと徐々に波長が合ってくるのだと思います。

それにしても、機会ある毎に演奏される「Purple Rain」や「Let’s Go Crazy?Baby,I’m A Star」が、彼にとっての大衆向け音楽だとすれば、それはドラえもんで言うところの「タケコプター」そして「どこでもドア」といったところでしょうか。

プリンスは、言ってみれば何を出してくるかわからない、ドラえもんの四次元ポケットみたいな引き出しを持ったアーティストだと思います。衰え知らずの年齢不詳なヒト型ロボット、といったところでしょうか（笑）。
「こ、これは何？」と評価に苦しむような音楽も平気で発表しますし、ロックにファンク、ポップなナンバーにバラード、ジャジーなナンバーと何でもあれ。発表しそびれてお蔵入りとなった楽曲も数知れず。

かと思えば前作とは全く異なるタイプのアルバムもどんどん輩出していますし、今でこそ発表のインターバルは長くなっていますが、過去の作品のどれを取っても、全く色褪せることのないものばかり。それらはさながら、次から次へと出てくるドラえもんの秘密道具みたいな。

次は一体どんな作品を引き出し、我々の眼前に提供してくるのでしょうか。そういう期待感を持っていられるからこそ、彼のファンはやめられないのでしょうな。ウヒヒ…。

ところで、真偽の程は定かではありませんが、3月に新しいアルバムが発表（有料配信？）されるとか。
のび太君、情報提供求ム。