タイトルに四字熟語、何のことだかわかりにくすぎましたね。やめます。
昨晩は予定通りDさんと夕食をともにしました。弘前駅の一つ手前で下車。Dさんの運転する車で、某有名居酒屋へ。
ほとんど客がいなかったことも幸いし、時間が経つのを忘れるくらいに真剣かつ楽しい話の数々を繰り広げました。
まだ6割位の復調と思しきDさんを癒すはずが、こちらの方が癒され、諭されてしまいました。
気が付いたら22時過ぎでした。3時間以上話し込んでいたことに。
最後は固い握手をしてお別れ。とにかく次から次へといろんな話がありすぎて、何がどういう話だったのかうろ覚えになってしまいましたが、要点だけを取りまとめ。
・組織というピラミッドは、大きくなればなるほど底辺が楽になる一方で、吸収されていく小さいピラミッドの頂点は、吸収された後も元のピラミッドの大きさそのものが変わらないので、中層に位置づけされることが多く、苦労が絶えない(わかりにくいな…)。
・人間の欲は4つ。「食欲」「性欲」「睡眠欲」そして「生きたい欲」。
・俺は一度、Dさんに至っては過去に三度「死んだ」。でも、こうやって「生きている」。「生かされている」のではない。
・人の繋がりほど大事にし、感謝しなければならないものはない。
・その中にあって我々の繋がりは、一期一会ではなく必然的に吸い寄せられたものなのだ。
・プリンスの人生観は、己の子供を亡くした時に、間違いなく変わっているはずだ。
・表面上は明らかにしないが、誰もが似たような悩み、苦しみを抱えている。潜在的なものも含めて。
・胃潰瘍、鬱、パニック障害、自殺…結局全ては同じところから派生している。
・ストレスは抱え込むものではなく、吐き出すものである。nonveyはブログでそれを吐き出している。
・自意識過剰な人間ほど、こういう症状に陥りやすい。多分。
・自分大好きな人間ほど、こういう症状に陥りやすい。恐らく。
・この類の病は、医者の言うことを確実に守るべきである。薬の処方は、自分の体調で判断しない。
・こういう症状を発症すると、これまで見えなかったもの、気にも留めなかったものが急に見えてくる。
・岩木山は、思った以上に容姿端麗な山である。
・歩くことは、いろんな雑念を取り払ってくれる。達成感も大きい。
・走ることも、いろんな邪念を取り払ってくれる。やはり達成感が大きい。
・いつまでも過去を振り返ることはやめよう。
・「喜怒哀楽」の真ん中二つは、しばらく必要ない。
・とりわけ「怒る」という行為は、相手だけではなく自分に対しても同じストレスを与えている。
・悔しい、憎たらしい、羨ましい…。「○○しい」という言葉は、人を妬みうらやむ言葉が多く、あまり使うべきではない。
・斎藤茂太の本は読んでみるべし。
・何事もゆっくり、焦らずが一番。
・「早く○○しなさい」と急かすのではなく、出来るまで待つという余裕を持ちたい。
・人間は生きているうちに、3度死ぬほど苦しい思いを味わうという。
・30代半ばは、色々苦労が絶えない。
・40代50代は、もっと苦労が絶えないらしい。
・上昇志向は捨て、身の丈に合った生き方をすればいい。
・結局のところ俺たちは、頑張らなくてもいい。
結論からすると、二人で自分自身を見直していたのかも知れません。非常に有意義な時間でした。
このページ、気が付いたらCUBEが走っていやがる!!
>・岩木山は、思った以上に容姿端麗な山である。
にうけましたw
>このページ、気が付いたらCUBEが走っていやがる!!
そう。でも、何か邪魔っぽいよね。
ああぅぅぅぅ
すごく響く言葉があり、うなずきながら読みました?
一緒に悩んでる友人にこれらの言葉のいくつかを教えてあげようと思います。(岩木山には登れないけど・・・)
思っていても言葉にできなければ伝えることはできないですもんね。
ありがとう!!!
活字に戻してみて、「おお、そうか!」と思ったのは、実は発言していた本人だったりして。
時期をずらして苦しんだ者同士の会話ですので、それなりの説得力はあるのかな?とか思ったりして。
お役に立てれば幸いです。
やわらかに 柳あをめる 北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに
ふるさとの 山に向ひて いうことなし
ふるさとの 山はありがたきかな
友がみな われよりえらく 見ゆる日よ
花を買いきて 妻としたしむ
不来方の お城の草に 寝転びて
空に吸われし 15の心
期せずして、啄木を思い出しました。東北のメンタリティーがそこに有ります。
我々の思いが、遠く離れた米国の地にも響いているのであれば、この上ない幸せです。
ひょっとしたら、どこかシンクロするところがあったかな?
岩木山はいつでも美しいものです。
ありがとう。