不意の収入

連日の雪、慢性的な電車の遅延、家と職場の往復、これらの中に画期的な「ネタ」を見出すこともできず、しかも最近はニュースや新聞さえまともに見ていないので、世間の話題にも疎くなっています。あ、フジとライブドアの問題は、「どうでもいい」に1票です。何でもコクドの堤前会長が逮捕されたそうですが、西武・堤王国が落城したことは、刑事事件か否かという点では大きく異なりますが、かつてのダイエー・中内王国の栄枯盛衰にも似たものがありますな。この先、西武はどうなるんだろう。日本の王国は、ムツゴロウ王国以外ありえないんだと思う今日この頃。
ちょっと告白しますが私の給料は、額面の約10%に近い額を「保険料」として搾取されるのを皮切りに、いろんなモノが差し引かれ、最終的な手取りとなると、4月になると決まって騒がれる大学新卒者の初任給を下回る金額となることもあり、毎月非常に切羽詰まった生活を強いられています。特に今月は歓送迎会などが目白押しとなるため、必要以上に出費がかさむことは明らかで、今から戦々恐々としています。


「息抜き」と称して仕事を終えた後に立ち寄っていたパチンコの回数を大幅に減らし、衣服への出費もとことん抑制、食料は毎日広告を血眼になって貪り、ビールは発泡酒(その他雑酒)に切り替え、CDは本当に欲しいアーティストのCDしか買わないなど、我ながらいろんなところで倹約してきました。
それでも欲しいモノは常にあるもので、時々その抑えきれぬ欲望に打ち負かされています。例えばついこの間話題にした「CLIE」は、誰にも内緒でこっそり「最終版」となる現行機種を注文し、昨晩Sonystyleから小さな箱が届いていたり、3月16日に発売予定の「岡村ちゃん大百科」もちゃっかり注文していたりと、倹約しているなんて言いながら、こういう大きな出費をポンポンとやらかし、結果的に自分の首を絞めまくっているわけです。
まさに自業自得。
なんと言っても、某タバコ会社(元日本専売公社)の最終面接
で、あろうことか面接官を前にして、「ひょっとしたら私は浪費家かも知れません」などと嘯き、見事蹴落とされた人間ですから(爆)。
ところがっ!
金は巡り巡るもの。人生も帳尻が合うもの。を持論としている私ですが、ホントに金が巡って来ました(嬉)。保険の配当金が振り込まれることになったのです。その額を見て、私は驚愕しました。何と、こっそり購入したCLIEとほぼ同額だったのです。払い込んだ保険料は約6万円ですから、ザッと計算すると、70%近くが配当金として戻ってくることに!
何という絶妙なタイミング。以前我々の賞与は、夏、冬以外に、「期末手当」と称してこの時期にも支給されていました。ところが、「そんなものは民間企業にはない」ということで廃止され、夏冬に振り分けられてしまいました。通称「餞別手当」と呼ばれていたこの手当がなくなったことで、ここ数年は年度末から6月の賞与支給まで、非常に厳しい懐具合を強いられていただけに、この予想外の配当金は、私にとって「天からの恵み」以上の価値がありました。ありがたやありがたや…。
それにしても…こんなに配当があっていいんだろうか。後で返せっていわれても返せないしぃ。

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