信じるものは救われる。と信じたい

2年ぶりに「勝田全国マラソン」にエントリーした。
2年前、46歳の誕生日に当時のベストタイムを叩き出した、記憶に深く刻まれた大会だ。

大会に出場することよりも、前回初めて出場するきっかけをくれた、水戸市在住の伯父夫婦と同い年の従妹との2年ぶりの再会に、今から心躍らせている。
というのも、今回は前回と比較して練習量が半分にも達しておらず、結果に期待は持てないから。
少なくとも、帰りの電車と飛行機には乗り遅れないようにゴールしないと。(これは前回と同じ思いだ。)

亡父らの撒いた種が今も勝田の人々の心に刻まれていることを知った前回。
たった一度しか走っていないあのコースは、不思議なことに今でもハッキリ思い出すことができる。
亡父への思いも胸に秘めながら今回は、果たしてどんな展開が待ち受けているのだろう。
国内はマラソンシーズン真っ只中とはいうものの、今回も諸般の事情で出場することすら怪しかった。

そんな中、2019年最初のレースであり、47歳の最後を飾る今回のレースは、最後まで自分を信じきること、走ることへの自信を取り戻すことが最大の目標となりそうだ。せっかく出場する以上は、何かを掴み取らないとね。

さて今日は、全く関係のない占いの話。
占いといえば色んな種類があって、血液型とか星座などで言っていることが異なるので、それを頼みの綱にすることはほとんどないのだけど、先日たまたま見た占いが、まるで自分の置かれている今の状況を全て言い当てられているような気がして驚いた。
逆に言い当てられたことが癪で他の占いも覗いてみたら、やはり同じようなことが書かれていて、目が点になった。

占いに簡単に左右されるほど人生は軽々しいものじゃないと思いたいし、世の中にいる同じ正座や同じ血液型といったカテゴリーに属する方々全員が、同じ境遇に晒されるはずがないとは考えているが、あまりにも自分の内面を見透かされているようだったので、心の動揺を抑えるためにも備忘録として記録しておく。
大丈夫。動揺した挙げ句、運気を変えるための壺を買いませんか、新しい神に会いたくありませんか、という持ちかけは乗らないから。

さて、肝心のその内容だが、2019年の上半期は、「我が道を行く。自分が一番やりたいことをするために自分を整える。」時期になるらしい。
2018年は色んな意味で「闘いの年」。そしてそれは今も続いていて、2021年を見据えた布石なのだそうだ。ううむ…。

自意識過剰で人付き合いに偏りが出てくるとか、風当たりが強いと感じることがあったとか、耳が痛くなるような鋭い指摘も。(確かに公私ともに色々あったし、思い当たる節がある。)

亥年生まれの性格的なものなのかと思ったらそうではなく、やはり「まっすぐ」な性格を持っているらしく、何かをやる時に手加減できないのだそうで。(そして、崩れる時はとことん崩れるらしい。これも当たっている。)

…と、オラの心の鍵は知らぬ間にあなたたちが握っていたのか?というぐらいズバズバ言い当てられ、狼狽えた。
でも、これぐらい言い当てられると何か逆に気持ちがいいというか、知らぬ間に担いでいた肩の荷が下りたというか。

面白いなあ、と思ったのが、仕事などのやり方の他、今まで築き上げてきた人やモノとの関係性を見直す段階に入る、という指摘。(ここしばらく燻っている心のモヤモヤを完全に見透かされている。)
特に、春先にかけては「立ち位置」「住む世界」「活動の場」に変化があるらしい。無性に気になって幾つかの占いのサイトをチラッと覗いてみたら、このことだけではなく、全般を通して似たようなこと、何だか一貫性のある内容が書かれていた。これ、占いのひな形があるわけじゃないですよね?

もう一つ面白いアドバイスがあって、2019年の上半期は少し「破壊的」になった方がいいようだ。
これが何を意味するのかは、恐らくこれから上半期を過ごしていく中で見えてくるような気がするが、確かにこれまでも「何かを壊す、壊れる」ことによって「何かを失う」ことに恐れ、萎縮してきたことは紛れもない事実。

いずれにせよ、「我が道を行く」ためには、色々犠牲を払うことだってあるかも知れないし、その分得るものが大きい可能性も秘めている。総じて見ると2019年の上半期は、ワクワクとドキドキが連続しそうな気がしてきて、逆に期待感が一気に膨らんだ。
…とはいえ、占いに左右されるつもりは毛頭ないし、僕は僕の「我が道」をちゃんと歩いて行かないとならないのだけど。信じる者は救われるとはいうものの、都合のいいところばかりを切り取ってそれを信じてしまうと、痛い目を見るからね。

ひょっとしたら今は、その信じるべき「我が道」を拓くための枝打ちの時期なのかも知れない。
さて、僕が「道」を拓き、殻を破るのはこの先いつのことになるやら。
それにしても、進むべき「我が道」は、どっちの方向に向かっているのだろう。
紆余曲折、まだまだ続くんだべなあ。