この時期聞いてはいけない音楽

暑い時に「我慢大会」と称して、無理矢理室温を上げた部屋に毛布をくるんで籠もってみたり、そんな暑苦しい中で鍋焼きうどんを食べたり、観ているこちらが吐き気を催すようなイベントが時々行われておりますが、やはり暑い時にはかき氷、冷や奴、生ビールでしょうか。

さて、そんな涼を求めたい時期に限って、思わず暑さを助長するようなCDを入手してしまいました。

The Other Side of Cool / Babyface




1 It’s No Crime – (IJ Extended mix)
2 For The Cool In You – (Chicago House Club Vocal mix)
3 My Kinda Girl – (Scratch mix)
4 Whip Appeal – (The Ultimate Whip)
5 Tender Lover – (The Long mix)
6 Every Time I Close My Eyes – (Timbaland remix)
7 How Come, How Long – (Laws & Craigie remix, featuring Stevie Wonder)
8 Rock Bottom – (CJ Deep Club mix)
9 This Is For The Lover In You – (Puffy’s Face To Face mix, featuring Ghostface Killah)
10 When Can I See You – (Extended Club mix)


秋には新作の発表、そして来日公演も予定されているBabyface。チケットが高額すぎて(1万6千円)、旅費その他諸々の出費を考えると、とてもじゃないが行けるわけがない!

仕方がないので何か慰めになるものはないかと、探していたところに見つけたのがこの作品。要は、Babyfaceの12インチ音源集なのでございます。

タイトルは「クール」なんて言っておりますが、ご覧下さいこのジャケットのむさ苦しいこと!何もこんなアップにしなくても…ねぇ。

作品自体は2005年に発表されたものですが、内容は90年代に発表された音源(12インチ)の寄せ集めです。
収録されている曲そのものの長さが4分台後半から8分近くまでと長めであるため、僅か10曲の収録にとどまっておりますが、その気になればもっと収録できた、よね?

とはいえBabyfaceが飛ぶ鳥を落とす勢いでプロデュース業、そしてシンガー業に勤しんでいた一番脂の乗りきった頃の作品ばかりですので、充分聞く価値はアリ。ただし、何せあのねちっこいBabyfaceのボーカルが耳にまとわりついてくるだけでも、相当な暑苦しさを感じます。よって、この時期に聞くのはちょっと躊躇いますな。秋から冬にかけてもう一度聞くと、きっと「寄せ集め」でありながら更にこの作品の良さがわかるハズだと信じ、しばらく封印しようと思います。

この時期聞いてはいけない音楽」への2件のフィードバック

  1. nonvey

    以前武道館で一度彼のコンサートを観たたことがあります。あの時と比べると倍額。まぁ、会場が開場だけに致し方ないのかな。それにしても手が出ませんよ、この価格では…。

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