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奥羽線で女性はねられ死亡/青森

JR青森支店によると、十五日午前五時半ごろ、青森市新城山田の奥羽線鶴ケ坂?津軽新城駅間で、線路内に入り込んだ女性が大館行きの貨物列車にはねられ死亡した。このため青森?弘前間の運転を見合わせていたが、午前七時半ごろ運転を再開。上下六本の普通・快速列車が運休したほか、特急「いなほ8号」に八十一分の遅れが出た。通勤・通学時間帯と重なり、約二千百人の足に影響が出た。

ハイ、約二千百人のうちの一人です。
まぁ、首都圏では人身事故なんて珍しいモノではないのでしょうけれど、ダイヤが全然過密ではなく、通勤ラッシュには遠く及ばない通勤光景の広がるこちらでは、こういう人身事故が起きると、他の通勤手段がないためにちょっとした騒動になります。


今朝はいつもより遅め(といっても2?3分)に家を出て、急いで弘前駅に向かったのですが、駅に着くと何か様子が変。

あ、これは何かあったな…と思ったら、案の定青森?弘前間運転見合わせの掲示がありました。改札に詰め寄る乗客の中に紛れて聞くと、青森に向かう代行バスが出ているとのこと。その場を離れ、慌ててバス乗り場に向かうと、遠足に行く時にでも乗るようなバスが数台停まっていました。

一瞬このまま「年次休暇」にしてしまうことも頭をよぎりましたが、昨日はむつ市への出張だったので、昨日出来なかった内容報告も含め、何としても今日は行かなければなりません。

ま、しょうがないか…。

補助席までビッシリと「電車の乗客」を乗せたバスは、程なく動き出しました。時計を見ると7時20分。電車の発車時刻(7時23分)と変わらないじゃん…。
しかし、予想通り道路の渋滞に巻き込まれ、気が付くとうたた寝モードに。
バスが停車したので目を覚ますと、弘前駅から2駅先の川部駅。時計を見ると、8時でした。毎朝乗車している快速電車だと僅か5分で着くはずなのに、ここまで要した時間は何と40分!
こりゃエラいことになってきたぞ…。一体何時に着くんだ?

と思っていたら、駅員が小走りでやってきて、「電車の運転を再開しました!青森方面へは電車の方が確実に早いですので、ここでバスから下車して電車にお乗り換え下さい!」と声を弾ませて叫びました。
気持ちよく眠りについていた人たちからは溜息が、一刻でも早く先に行きたい人たちからは安堵の声が漏れます。僕は…前者寄りかな(笑)。

まだ吐く息も真っ白なホームで待つこと約10分。やって来たのは、僅か2両編成の電車。普段5両編成の快速電車で通勤する人たちからは、不満の声も漏れ聞こえますが、予想の範囲内ということでここは我慢我慢。
しかし、何せ単線区間であるため、駅に到着するたびに「反対側から来る列車との交換のため3分停車します」といった有り様。

結局青森駅に到着したのは、普段より1時間遅い9時過ぎでした。
弘前方面からの通勤組は僕を含めて3名しかいないのですが、職場に着くとどういうわけか僕が一番最後。

「あ、来た来た!」という声に迎えられました。
聞くと、どうやら僕がバスに乗り込んだ直後に運転を再開したため、バスがタラタラと進んでいる途中で先発の電車に追い越されたらしいのです。

その話を聞いていただけで、ドッと疲れが出ました…。実にムダな40分であった!

2 thoughts on “1/2,100

  1. とーます

    こっちでもよくある事ですが、はっきり言って駅員の言うことは適当ですのでー、信じない方がいいっすよ(笑)
    あいつらはただの伝言ゲームやってるだけだから!
    口車に乗せられて別の路線に行くと大混雑で酷い目に合います。
    たいていは、駅員が言う見込み時間より早く復旧することが多いので?僕は待ってますね(^^)

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  2. nonvey

    伝言ゲーム…なるほど、確かにそうだ(笑)。
    ただ、こちらは振り替え輸送となる代替手段がないため、結局駅員の言うことは正しいものなんだと信じるしかありません。
    しかし…10分待っていれば運転再開だったんだもんなぁ。ま、失敗したと思いましたが、たまに遅れて出勤するのもいいか、と(笑)

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