伊勢丹が11月から展開しているクリスマス・キャンペーン。
妻が読んでいた雑誌で、偶然このBE@RBRICKを発見した。
妻が何気なしに「可愛いね、これ。」と発言したのを僕は聞き漏らさなかった。
早速じゃん子にお願いし、伊勢丹へと向かって貰った。
ところが、新宿店では既に全色終了、何と浦和店でも全色既に終了とのこと。
で、じゃん子が向かったのは松戸店。
じゃん子が地の利も不安な松戸まで出向いてゲットしてきてくれたのは、白いBE@RBRICKだった。
早速手に入れたじゃん子隊員から報告。
「微妙だよ、これ(笑)」
でも、実物を見たらなかなか可愛らしかった。
今、妻と僕の携帯電話には、同じBE@RBRICKがぶら下がっている。間接的にではあるけれどチャリティに協力した、ということでちょっぴり気分がいい。
で、これを見た母が一言。
「カールおじさんみたいね、それ」
た、確かに似てるかも…。
残念なのは、(十分予想できたことではあるけれど)「チャリティ」を目的としたこのBE@RBRICKが、転売目的でオークションに出品されていること。
何でも「金儲け」に結びつけようとするその商魂、何なの?と思ってしまう。
それでも「欲しい」と思えば応札しちゃうんだろうな、きっと。
多分これを手にした人の多くに「チャリティ」という意識はなく、BE@RBRICKが可愛い、という思いでお金を寄付した(払った)ことだと思う。実際我々も後者の意識が強く、チャリティに協力したというのは付随的な意識でしかない。
欲を言うならば、日本発でこういった形の取組みというのが、何とか継続的に実を結ばないかといつも思う。
代表的なのは「ほっとけない」でお馴染みとなったホワイトバンド。予想通り一過性のモノとなり、今ではほとんど身につけている人を見なくなった(僕は時々ですが身につけています)。
そもそもチャリティやボランティアに代償を求めること自体おかしな話ではあるけれど、赤い羽根や緑の羽根だって、同じような意識が根底にある。
つまり、協力したから羽根を身につけるんだ、という優越感にも似た何かが、昔も今もあるハズ。
あまり多く触れると反感があるかも知れないので、ちょっとだけにとどめておくが、ボランティアを義務化する必要はないと思う。なぜならボランティアは、自分の内心から発せられた意識による行動であり、外部から抑圧的に強制すべきものではないし、どこからか反発を招くことが必至だからだ。
「かっこいい」とか「オシャレだ」といった視点から協力(資金)を集めることのできる、ホワイトバンドやBE@RBRICKのような、無意識のうちのボランティアやチャリティなら、意外と容易に注目を集めることになるだろうし、こういう手法はアリかな、と最近僕は思う。
そんなnonveyの妻と「これ、取っておいたら高く売れるかもね・・。」と不謹慎な会話をしてました(汗)。
緑狙いだったけど、松戸でも売り切れ。白は確かにカールおじさんに似てる(爆笑)。
来年は赤or青が出るのかなぁ・・。
ええ…これを受け取った第一声が「これ、いくらで売れるかな」でした(苦笑)。
開封してしまったので値崩れ決定。
「グリーンサンタ」なので、青や赤はないでしょう。あるとしたら、来年も同じキャンペーンをやるとか…。