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大人の科学 二眼レフカメラ 使用記

宝の持ち腐れ。
発売から既に2年半も経過してから今さら使用記、なんていうのもホントおかしな話なのですが、二日前にお知らせしたとおり、「大人の科学 二眼レフカメラ(Gakken Flexという名称があるそうです)」を使ってみた感想をようやくお伝えする機会がやって来ました(苦笑)。
まず、撮影した写真を現像してみて最初に思ったことは、何でこのカメラをもっと使わなかったんだろう、ということでした。
2年以上前にフィルムを押し込んだまま放置していたカメラ。これはやばいぞ、と思い慌てて撮影してみましたが、結局まともに現像できたのは24枚中9枚のみでした。まぁ、そりゃそうだわな。
ちなみに、その奇跡の9枚に含まれていたのが次の写真。ISO400のフィルムを使用です。ハッキリ言っておもちゃにちょこっと縮れ毛が生えたみたいなカメラですので、全く期待していなかったのですが、意外と味のある写真に仕上がっていました。
At My Home
これは玄関に置いてあった花を撮影したものです。確か昨年の正月頃に撮影したもの。フラッシュも何もない中で、外から差し込んでいた自然の光、それも雪に照らされた光をいい具合に取り込んだことで、色味も鮮やかな写真に仕上がりました。
続いて、外に出歩いてみて撮影した写真。これはISO100のフィルムを使用しています。
見る人が見ればどこかはすぐわかると思うのですが、これも外からの光をいい感じに取り込んでくれました。
At Aomori Bay Area
もう一枚。青函連絡船の桟橋に取り付けられていた鉄板。四隅のビスは恐らく取り替えられたものと思われますが、周りの錆び具合といい、これもまた味のある写真を撮影することができました。確か、1mぐらい離れたところからの接写だったかな。
At Aomori Bay Area
もう一枚。固定化されたシャッタースピードが生み出した一枚。雨もこぼれるぐらいの曇り空でしたが、水に含まれた光がいい形で発光してくれました。惜しむらくは、もう少しピントを上手く合わせたかったかな、と。
At AOIMORI Park
一方で、全てが上手く撮影できたかと言えばもちろん失敗したものもあります。
まずは、逆光が招いた悲劇。面白い写真が撮れるかな、と思ったのですが、所詮プラスチック製のレンズ、妙味があるという見方もできるかも知れませんが、ハッキリ言って失敗作です。下にレンズの影が映り込んでいます。
At Aomori Bay Area
こちらは光量不足。感度ISO100のフィルムでは、やはり曇天は厳しいようです。
At AOIMORI Park
まぁ、これはこれでアリなのかも知れませんが、この日撮影した他の写真も、みんなこういった状態でした…。
こちらは、フィルムの巻き上げをちゃんとしていなかったという人為的なミス。結果的に写真が被ってしまったようです。
At Aomori Bay Area
それから、全般に通じて共通して言えることなのですが、接写すればするほど四隅に縁取られた黒い影(ケラレ)が現れます。まぁ、これもこのカメラの特徴の一つなのかな…。
結論から言うと、このカメラに向いているシチュエーションはかなり限定されると思います。できれば外で、できれば日中、できれば晴天。
この3つの要件が揃えば、恐らくデジカメでは伝えることのできない、味わい深くかつ温かみのある写真が出来上がるのかな、と思っています。それから、カメラはしっかり固定しなければなりません。そうしないと、シャッターを切る際に手ブレが生じること必至です。こんな感じでストラップを付けると、何となくオシャレなカメラに見えるでしょ?
DSC00177.JPG
フィルムは、前述のシチュエーションであればISO100で十分です。室内での撮影も検討されるのでしたら、ISO400の方がいいのかも知れませんが、何せフラッシュの付いていないカメラですので、仮にISO400で撮影したところで上手く撮影できるかは保証できません。ちなみに僕が撮影した写真は全てぼんやりと霧が掛かったような写真になっていました。
室内撮りの写真は含んでいないのですが、他に撮影した画像も含めたセットを作成しておりますので、もしよろしければ御覧下さい。
Gakken Flex(Flickr)
※多分英文メッセージが出ると思いますので、If you’d like to view this content, please click here. のplease click here.をクリックしてみて下さい。
ちなみに余談ではありますが、撮影した2本のフィルムをを現像し、CD-Rに焼いてもらったら、それだけでこの書籍(カメラ)の価格とほぼ同額になってしまいました。むやみやたらに撮影することはちょっと考え直さないと…。

ダウンロード税

iTunes Storeなどで音楽や映像といったコンテンツを購入した場合、8%ほどの「ダウンロード税」が課されるようにする、という検討が米国・カリフォルニア州で始まったとのこと。
ことの発端は「税収不足」を受けて、とのことのようだが、特定財源暫定税率の税源を失い路頭に迷っているどこかの国でも同じような検討が始まる可能性は大いにあり得る。というか、模倣する可能性は極めて高いような気がする。

ちなみにワーナー・ミュージックでは「音楽税」なるものの提唱を始めているようだが、これは単なる業界内部の統制を図ろうとするものらしく(音楽税を稼げるアーティストは大事にするが、稼げないアーティストはポイ捨てされる確率が高くなる、という意見もある)、賛否両論が渦巻いているようだ。

そういえば似たような話で数年前、日本音楽著作権協会が中心となって、iPodなど私的録音補償金制度の対象にされていない機器も対象に含めるよう政府に強く訴えた、なんてことがありましたな。こちらはハードへの課税を求めるものだった訳だが、今回はソフトへの課税を検討するもの。

そもそも、2007年は音楽産業が壊れた年とまで言いきった人もいるぐらいいろんなことが起きた年だった。プリンスの英国における新作の無料配布、マドンナのメジャーレーベルからの離脱、レディオヘッドの「価格のない」アルバムのダウンロード販売など。
もっとも、30センチ四方の芸術作品であったレコード(ジャケット)が姿を消し、「半永久的に劣化しない」と謳われたCDが席巻し始めたあたりから、音楽業界の迷走は始まっていたような気もするが…。
まあ、この辺の分析については、僕は音楽業界のプロでも何でもないので、その筋の人たちに任せるとしよう。

物的な価値が薄らぎ、CD等のパッケージ商品の売れ行きがどんどん減少傾向にある中、「ダウンロード販売」はどんどん伸びているらしい。そういった事情から新たな税収源として目をつけたということなのだろうか。

それにしてもこのダウンロード税、消費税のように確かに手っ取り早く税収を上げるにはもってこいの方法だろうが、その一方で、違法複製やダウンロードが更に横行する可能性も拭いきれず、国内で検討するのであれば、むしろそちらの取り締まりや規制を厳しくしてから検討に入るべきだろう。

といいながら、「俺はインターネット問題にはちょっとうるさいんだよ」なんていう国会議員の連中が、JASRACを巻き込んでここぞとばかりにしゃしゃり出てきそうなニュースソースだ(いや、JASRACが議員を巻き込むのか…)。

ここは誰が先陣を切るか、様子を見よう(笑)。

最初に槍玉に挙がりそうなのは、むしろiTunesやMoraで販売されているダウンロードコンテンツよりも、「着うた」のような気がする(「着うた」には消費税の課税はあるけれど、著作権絡みの課税はされているのかな?二重課税になっちゃうのかな?)。

米国の話なので日本にすぐ飛び火することはないだろうけど、個人的には、将来的に(それもかなり長期的にわたって)導入を検討することは別に構わないが、拙速に導入することだけは、是非避けて頂きたいところですが…。

ソニー、ドコモから撤退!?

ソニー、ドコモ向け携帯電話から撤退・国内事業を縮小(日経)

ソニーはNTTドコモ向けの携帯電話機事業から事実上撤退する。年内に開発・生産を打ち切り、国内の携帯事業を大幅に縮小して主力の海外事業に注力する。飽和傾向を強める日本の携帯電話機市場には約10社のメーカーがひしめき、収益環境が悪化している。すでに中下位の三洋電機と三菱電機は撤退を決めており、市場淘汰の流れが大手にまで波及してきた。

ソニーは折半出資会社である英ソニー・エリクソンを通じ、世界で携帯電話を「ソニー・エリクソン」ブランドで製造・販売している。国内ではドコモとKDDI(au)に製品を供給。春商戦向けの新型機はドコモに3機種、KDDIに2機種を納入している。

三洋、三菱の撤退の報を知った時点で、「SOが消える日」が来るのは近いということを何となく悟っていたが、いざ現実となると、何とも言えぬ寂しさ、悔しさを覚える。

ところが。

2008/03/10 [お知らせ]3月10日付 一部報道に関して

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、日本国内での携帯電話の開発事業を縮小する計画はありません。
一部報道に「ソニー、ドコモ向け撤退」とありますが、ソニー・エリクソンは、NTTドコモ向けの商品化計画について、一部見直しを図っていることは事実で すが、今後も開発を含めてビジネスは継続してまいります。(具体的な製品計画と開発体制については、相手先ビジネスに関わる情報であり、弊社からの公表は 差し控えます。)

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社

ソニエリからの発表では、「撤退はない」と言っているが、商品化計画の見直しを図っているということは、やはりSOモデルは撤退し、技術提供のレベルにとどめる、というようにも読める。

もっとも、以前からDoCoMoの販売戦略には以前から疑問を感じていたところである。新規参入業者への対抗手段なのか国内シェア確保のためなのかは知らないが、なりふり構わぬ新機種投入(これはどこも同じだけど)、そして廉価販売。DoCoMoのケータイなんて値段があってないようなもの、と思っていたら、先般発表された新機種では、DoCoMoショップ間の競争はほとんどないような「価格」が登場している。

ソニエリの意向は「灰色」であるにしても、他のメーカーに追随し、事業縮小するメーカーは、今後もまだ出てくることだろう。最終的にはユーザー側の「選ぶ権利」が損なわれ、見た目も使い勝手も悪い、「しょうもない」機種ばかりが並ぶ日が来るのかも知れない。

しかし。(ここからは僕の推測の域ということで受け流して頂きたい)

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ムコ多糖症

日曜日の朝、日テレの「The サンデー」で取り上げられていたムコ多糖症のこと。
詳しく見たワケじゃないのでよくわからないんだけど、国内で使える治療薬の承認が遅れている病気の一つらしい。

「ムコ多糖症」は日々、症状が進行していく病気です。溜まっていく「ムコ多糖」は様々な臓器に障害を起こし、結果的に徐々に衰弱していき、知能障害・運動能力・聴力の喪失と呼吸困難などを伴い早期に亡くなられます。病気の重篤度と症状は個々の患者によって違いますが、ほとんどの患者の寿命は通常10歳から 15歳までぐらいです。

日本国内における新薬承認の時間が非常に長いというのは、以前何かの病気でも取り上げられていた。
欧米で承認されたから日本人にも適応するかといえば、そんな簡単な問題でもないだろうし、厚生労働省としても、治療薬としての効能、副作用の問題等、慎重な審査を行うことで万全を期しているのだろう(某タミ○ルの副作用と思しき事故を聞くたびに、あの薬が本当にちゃんとした臨床試験を経たものなのかは疑問だけど)。

しかし、その最中に患者が命を落とす、なんて不測の事態も当然あるだろうし、遺族としては、何ともやりきれない思いを抱え、一生悔悟の念を抱いて供養していかなければならないという事実もある。もちろんそれは、ムコ多糖症だけに限ったことではないことは、よくわかっているつもりだ。

湘南乃風というグループがムコ多糖症の支援に積極的に取り組んでいるとのこと。

取りあえず「ムコ多糖症」という病気があるということを知って欲しい、とのことだったので、僕もブログにバナーを張り付けてみることにした。

こういうのを偽善だというヤツは笑えばいい。他人の苦しみも理解しようとしないような連中に、とやかく言われる筋合いは、ない。


muconet.(ムコネット) - ムコ多糖症支援ネットワーク・耀くん基金

突然ですが小休眠のお知らせ

平素はnonvlog from nonveyをご愛顧頂き誠にありがとうございます。
さて突然ですがこの度、管理者の都合により、当ブログを一時的に休眠させて頂くこととしました。
今年に入り、管理者のモチベーションは下がりっぱなし、書く気力どころかネタを発掘する気力も失せるという状況に陥っております。書きたいことは山ほどあるのにね。

お通夜の席上読まれる議員の弔電は、故人を悼むところか単なる売名行為ではないのか、とか。
昨年から我が家で発生している謎の「チャッポチャッポ」は不幸を招いている、とか。
猫二匹はいよいよお迎えが近いらしく、今まで見たことのない二匹寄り添いが始まった、とか。
DJ OZMAには興味がないが、NHKからの苦言は、先に職員に言え、とか。
最近のパチンコ台、普通にCMで流されても一体どうしろというのか、とか。
うちのオヤジの企みが最近になってようやく見えてきた、とか。

…何か、書けそうな気もするな(笑)。
イヤイヤ、別に毎日投稿することが義務ではないことは承知の上。ただ、今の気分のままでは未来永劫投稿しないような気がします。
ここは一発DJ OZMAにあやかり、全裸でアゲ♂アゲ♂と行きたいところでしたが、下手をすると逮捕・収監と相成り、ホントに投稿活動が出来なくなる可能性もあるため、やむなく断念した次第。

まぁ、それ以外にも色々事情はございまして、ちょっと間を置いた方がいいかな、という結論に達しました。いずれにせよ少し冷却期間を置いて、再び投稿を開始する機を伺いたいと思います。
ある意味これは、自分に対するムチです(何のこっちゃ)。

こんな私情に満ちた意味不明なブログなど、楽しみにしている人なんて誰もいないと思いますが、これまで閲覧下さった皆様には深く厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

なんて言いつつ、気が変わって明日投稿を再開したらゴメン。
結局このまま立ち消えになってもゴメン。なんちゃって。

ただ、この場にはまた戻ってきますし、mixiにもちょこちょこ顔は出します。
皆さんと俺を繋ぐ大事な手段の一つですから。

それじゃ、また。