また始まったか…。

昨晩は、遂に里にもみぞれが降りました。街路樹の紅葉も一気に散りました。
いよいよ冬の足音が近づいてきました。毎日のストーブが手放せません。

ストーブといえば、プロ野球のストーブリーグも賑やかになってきました。その中にあって、やはり今年も中心は巨人のようで。

小久保のFA(恐らく古巣ソフトバンクへ移籍)、桑田の退団までは予想できたけれど、いよいよ仁志も放出されちゃいましたか…。ついでといっては失礼ですが、戦力外通告を受けた新山千春の旦那(黒田)は、西武に移籍だそうな。ま、今の巨人で埋もれるよりはよかったんじゃないかな。

ロッテから小坂が移籍してきたという伏線があって(その小坂は、今年際だった活躍はしなかった)、仁志は今年出番が少なかったし、原監督との軋轢も報じられていたけれど、いざ現実となると、何か寂しいなあ。

仁志にしてみれば、出番の少ない巨人で燻っているよりは、移籍する方がよかったんじゃないかな。
かつての駒田のように新天地の横浜で、巨人叩きの急先鋒として活躍して欲しいモノです。


しかし、こうやって生え抜きの選手がどんどんいなくなることは、ファン離れにも繋がるということ、そして現在のチームの弱小ぶりは、その場しのぎの補強を続けたツケだということを、未だに上層部は気づいていないのかな。

今春突然のトレードで日ハムに放出された岡島。
ハッキリ言って、巨人にいる時よりも生き生きとして日本シリーズのマウンドに立っていたな(笑)。

今年巨人の4番を任された李は残留(しかも複数年契約ですと!?)だというけれど、打点の稼げない主砲はホント可哀想だよな。

巨人至上主義のプロ野球が崩壊し、混沌としたペナントレースは確かに面白くなったけれど、シーズン終盤の巨人戦で今年の勝率が5割に届くか、なんてヤキモキするのは、ファンとしてはもうイヤだなぁ(何だ…結局俺は巨人ファンだったのか。笑)。

というか、今のセ・リーグって、何か覇気がないような気がする。どちらかといえば、パ・リーグは地域に根ざした感のあるチームが多い一方で、セ・リーグは地域云々より企業の顔が見え隠れしているのが、何か面白みを削いでいるような。

新庄は「これからはパ・リーグです!」と言って日ハムに移籍したけれど、あの言葉にウソはなかったもんな。

優勝はしなくとも、せめてペナントレースには絡んで欲しいよな…。ホント野球を観る気が失せるよ…というか、今年はホントにテレビで野球を観なかったな(ただし巨人戦に限る)。

巨人×ソフトバンク戦は東京ドームに観に行ったけれど、交流戦とはいえガランとした東京ドームで巨人戦を観るというのも、何だか複雑な心境だったよ。

巨人に入団しても、活躍の場を見出せぬまま移籍、退団する選手が多くいるという現実。
その一方で、取りあえず勝てるチームを、と不要なまでに続けた補強。
一時期、ファーストを守る選手が4人いたんだっけ?

その一方で、今年もまた、その場しのぎの補強だけは続けるみたいですな。
オリックスの谷をトレードで獲得するとともに、日ハムからFAした小笠原も入団が有力視されるなど、相変わらず「つぎはぎだらけ」のチームであることに変わりはないようで。何というか、ネームバリューに頼るのもいい加減にして欲しいな、というのが正直なところ(中日からやってきた31番!お前いらん!)。というか、鴨志田を放出してまで谷を獲る、というのがよくわからないんだよなあ。巨人の投手陣って、簡単に誰でも放出できるほど層が厚かったっけ?

このままだと、いよいよ旬の過ぎた選手が多く集まるリハビリセンターになるのは必至ですね。谷も31番の二の足を踏まぬことを祈る!というか、オリックスもよく谷を放出する気になったなぁ、というのが正直なところ。ある意味「オリックスの顔」を捨てたような気がしますね。来季のオリックス、どうやら楽天との最下位争いがますます激しくなりそうな予感だな。

ところで、今年の巨人の高校生ルーキーは、青森光星学院の選手(兵庫県出身)ですが、果たしてブラウン管に登場する日はやってくるのでしょうか。育成選手のまま戦力外、なんてことにならないことを祈る。

それより何より、次から次へと「いい選手」を失っていく巨人。「天の声」がいつまでも牛耳っているようじゃ、いつまで経ってもチームは成長しないってことに、いい加減気づいて欲しいものですな。
来季はいよいよ最下位争いか!?この予想だけは外れて欲しい!

8 thoughts on “また始まったか…。

  1. てつ

    ドラゴンズ・ファンですが、巨人が強くないと愉しくありません。
    見ててカワイソウです^^;

    Reply
  2. bck2mine

    巨人はまた清水を控えにするつもりか・・・。
    清水も移籍考えた方がいいと思いますよ。
    ナベツネが生きてる限り巨人人気は復活しないでしょうね。
    プロ野球人気は低迷してるとは思わないです。
    巨人だけが人気低迷してるんじゃないですか?
    ピッチャーが不足してるのにピッチャーと交換でバッターとって、さらに小笠原も取ろうとしている。
    チームの若返りといいながら仁志を出しておきながら、33歳の谷を取る。
    矛盾しまくりですね。

    Reply
  3. nonvey

    >>てつさん
    ドラゴンズ、投手層が厚いからここ数年は安定した成績を挙げていますよね。ドラゴンズといえば名古屋、タイガースといえば大阪、カープといえば広島、といった印象が強いですが、在京球団に目を向けると、どうしても企業ありきの球団にしか思えんのです。巨人といえば読売に日テレ、横浜といえばTBS、ヤクルトといえば…ジョアでしょうか(違)。
    >>b2mさん
    いやはや全くもっておっしゃるとおり。補強と称して野手ばかりを獲得していますが、巨人は投手抜きで野球しようとか考えてるんでしょうかね?キックベースボールじゃないんだし、もう少し投手層に厚みを持たせることを考えた方がいいと思うんですよね。大体、どのピッチャーにしたって完封できそうな人がいないじゃないですか。上原だって以前の勢いは全く感じられないし、工藤だって5回までやっとでしょ。高橋尚は抑えに回っても今ひとつだし、他に誰がいたっけ?そう、それくらい選手層が薄いってことですよ。
    それにしても巨人は、いい選手を使うのがホントに下手。ま、何だかんだ言ってもあの老獪が牛耳っているんだから、仕方ないかな。

    Reply
  4. dai

    子供の頃から巨人ファンでした。
    まわりも殆どがそうでした。
    堀監督時代になり、長年に渡るファン生活に
    オサラバしました。
    今は地元という事もあって、日ハムですね。
    清原が、西武やオリックスに感謝の言葉を口には出しても、巨人へは・・・
    そういう体質が変わらない限り、離れていったファンは戻ってこないような。。。
    と言いながらも、やっぱり巨人の事は気になっている今日この頃です。

    Reply
  5. nonvey

    気のせいかも知れませんが、最近周りから巨人ファンが減ったような気がします。
    イヤ、減ったのではなく、巨人ファンであることを公言する人がいなくなったのかな。
    弱小チームの成せる業でしょう。ある意味巨人は、地元チームのないファンの受け皿となっていたような気がしますが、今ではそういうこともないようですね。
    かく言う私、未だ巨人ファンであることは内緒です(笑)。

    Reply
  6. とーます

    はぁ??い!ここに巨人ファン辞めた人1人居ますわよー(笑)
    ほんとうに、ほんとうに辞めました・・・まったく今は興味がありません!!!
    選手も知らない人ばっかりですよ。
    松井が居なくなって、急速に興味がなくなったかなぁ、、、思い起こせば。
    今は亡き後楽園球場のセンターバックスクリーン裏の売店で大学時代2年間バイトしてました。
    巨人戦は必ず球場で働きながら応援して、忙しかったけどすごく楽しかったなぁ??。
    (日ハム戦はヒマヒマ。売れ残った弁当2つとか貰って帰ったっけw)
    外野の自由席に並んで、メガホン持って声からして叫んでいた時代が何年もあったんですよ?。
    今実家にある、巨人戦を収めた何10本とあるVHSテープは既にゴミ状態(笑)

    Reply
  7. nonoda

    わたしもかつて巨人ファンでした。
    故人になられた藤田監督が采配していた1989?90年頃は巨人が本当に強かったと思います。
    斎藤が2年連続20勝したり、クロマティが打率4割寸前まで打ったりと懐かしい思い出です。
    監督が長嶋さんになってから、FAで4番ばかりかき集める補強を続け、いつしか巨人のブランドも色褪せてしまいました。
    谷っていつの間に原監督のファンだったんでしょう?
    谷を獲って、小笠原を狙って、小久保に逃げられ、若手投手を放出し、と今年も目まぐるしいオフになりましたね。
    中日から来た31番はもう峠を越えたようですね・・

    Reply
  8. nonvey

    巨人ファンが減ったのは気のせいじゃなかったんですね(笑)
    長嶋さんが監督になった時、「優勝すること」が至上命題になっていて、その影響もあって無秩序な補強を続けた結果が、今ご覧の有様なのでしょう。
    今となっては、大リーグに行けそうな選手もいなくなってしまいましたね..。

    Reply

Leave a Reply