青森で3本の指に入る店

普段から散々飲んだくれているように思われがちな私ではございますが、こう見えて実は、ほとんど飲みに出歩かない方なんです。でも、昨日はお昼前に突然お誘いがあり、夕方から急遽飲みに出かけました。

職場の近くに「六兵衛」という店があるんですけどね、カウンターは6席、小上がりは一人一人の座るスペースが非常に窮屈なくせに、10人ちょっとで一杯になるという狭さ、しかも地下にあるため携帯電話は通じません。よって、待ち合わせには最も不適な場所です。
しかししかし、多分青森の中でも3本の指に入るくらい「美味い肴」を出してくれる店だと、個人的には確信しているんです。
青森市内で「いい飲み屋ありませんか?」と聞かれたら、多分一番最初ににこの店を推薦すると思います。
田酒もあるしね。

で、昨晩はこの「六兵衛」に行ったんです。飛び込みで。


聞くと昨日一緒に飲んだ方々は、僕より10歳くらい年齢が離れている方々ばかり(もちろん皆さん年上です)だったのですが、「この店は飛び込みで来るといつも混んでいて、これまで入ったことがなかった」というくらいですから、この店の人気がどの程度なのかは、お察し頂けるのではないかと思います。

うちら3名が入った時点で客はゼロ。おや?今日は随分空いているなぁと思ったら、すぐ後に入ってきたフリーのお客さんには「すいませーん、今日は予約で一杯なんですよ…申し訳ない!

どうです?フリーの客はわずか3名のみ(=我々です)。あとは全部予約で埋まるという混雑振り!
程なく、続々とお客さんがやって来て、あっという間に店は満席になっていました。

お通しは「ツブ貝」を醤油であっさりと味付けしたもの。

注文したのは、枝豆おしんこの「お約束メニュー」に、ホタテの貝殻に盛られた「貝焼き味噌」(ホタテ貝を鍋代わりにして、卵と味噌をとじたもの。ネギと貝柱が少しだけ入っている。)、「コマイのかんかい」に「つくねの串焼き」に「納豆オムレツ」、そしていよいよシーズン到来の「タツ刺し」(真鱈の白子の刺身)。うーん、携帯で写真撮る前にがっついてしまいました!
納豆にオクラ、ナメコなどが盛られた「スタミナ豆腐」、揚げ出し風に味付けられた「イカ下足揚げ」を食べ忘れたのがちょっと残念。
メニューのほとんどが500円もあれば楽しめること、しかもどれもが非常に新鮮で美味しいので、低価格で十二分に堪能することができます。
それぞれ生ビール3杯を飲んだ後、4合瓶の芋焼酎1本を空にした我々。午後8時におひらき。一人約2,000円って、絶対多く払ってもらったな…。

店を出る時には、我々が出るのを見越した若い二人組が、地上に出る階段の途中で待ちかまえていました。
いやぁ、うまかった!!

「六兵衛」青森市古川1-17-2 17:00?23:00 定休日:日・祝日

2 thoughts on “青森で3本の指に入る店

  1. shuqoo

    俺はここの「ツブ刺」が好きです。
    タツ刺きましたかぁ。ジュルルッ。

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  2. nonvey

    タツ刺し、11月からだということでしたが、早くも入荷していましたよ!450円って、ハッキリ言って破格ですよね!
    時期的にイカ刺しも旬みたいです。

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