おめでとう!!(涙)

一つ目のおめでとうは、このエントリーで通算800件目の記事投稿となりました。
おめでとう俺!(笑)
というか、よくここまで続いてるよ!

二つ目のおめでとうは、義妹夫婦へ。

今回、画像は用意していませんが、土曜日は妻の妹の結婚披露宴でした。
義兄として、何が出来るかということを色々考えましたが、結論としては何もしなくていいだろう、ということに。
とはいえ(一応)身内の立場でしたので、いつもみたいにガバガバとビールを飲んで酔っぱらうのではなく、謙虚に振る舞おうと心に決めていたのでした。
既に2月に入籍を済ませており、義妹の「披露宴なんてやりたくないよ!」という意向で何にもしていなかった(身内だけで祝杯は上げていた)のですが、新郎のたっての希望で披露宴を取り行うことになったのです。

披露宴当日は、三陸沖に進んだ台風崩れの低気圧で、県内は大荒れの天気。空路、航路、陸路の全てが断たれるといった有り様で、青森県は半ば陸の孤島と化していました。

午前11時30分から始まったチャペルでの結婚式。
いつぞやらの結婚式のように号泣マシーンとなるのかと思いきや、至って冷静。

僕は限りなく近い身内ということで、新婦側の席最前列に義理の母、そして妻と着席。

「間もなく、新郎さんが入場されます。その後、新婦さんがお父様と一緒に入場さりゃ…さり…★♪@…!?
早口で噛みまくりの神父に、肩を震わせる我々夫婦。まるで自分の姿を見ているみたいだ(苦笑)。

父とともに入場する新婦。カチンコチンの新婦父を見て、またしてもニヤニヤ。

「アヴェ・マリア」を独唱する女性の音程が微妙にずれていて、再び肩を震わせる我々夫婦。

といった感じで、笑いはあっても涙はほとんどなし。

午後1時から始まった披露宴も、とってもアット・ホームな感じで、しかも新郎のストリート・ダンスまで目の当たりにし、ジェネレーション・ギャップを強く強く感じたのでありました(新郎と俺は9歳年が離れています)。

各テーブルの写真撮影に駆り出された僕。涙の元となるビールもそれほど飲まず(飲めず)、いよいよクライマックス。
新郎新婦から両親への花束贈呈。

そして、新郎の挨拶。
頭の切れるヤツだということは前々から分かっていたけれど、本領発揮とばかりにスラスラと挨拶をする新郎。
その挨拶が止まったのは、「そして…カッチャ!」と、自分のお母さんへの挨拶を始めた時でした。

あ…まずいかも…と思った時は既に手遅れ。
言葉を詰まらせ、母親に感謝の思いを伝えようとする新郎の姿に、遂に号泣ボタンのスイッチオン!(笑)

実は新郎のお父様は病に倒れ、現在はほとんど寝たきりの状態。ところが、式終了後の集合写真だけは何とか…ということで、車椅子で駆けつけ、半ば強引に撮影したのですが、新郎新婦の美しさよりも、初めてお目にかかった新郎父の痛々しさに目が行ってしまい、何とも言葉に出来ぬ複雑な思いに駆られていたのです。

新郎の言葉の端々には、お母様、そして出席できなかったお父様への感謝の思いがヒシヒシと伝わってきました。

いかんいかん…と涙はすぐに収まりましたが、ふと見ると、新婦側のテーブルで泣いていたのはほとんど誰もいなかった!確認できたのは妻とうちの母と俺だけだった!(爆)

若干押し気味ではありましたが、披露宴も無事におひらきとなりました。

最後まで写真を撮っていた僕は、最後の最後に「おめでとう」の言葉を伝えました。

披露宴会場からロビーへと向かうエレベーターには、今回の式を担当された女性が(彼女も思いがけず新郎新婦から花束を受け取り、号泣した一人でした)。

「いや?、いい結婚式でした…。ホントいい結婚式でしたね!」と弾む声で話す女性。

「ええ…。あの…実は私、義理の兄なんです。今回は二人が大変お世話になりまして…。」

エレベーターを降りる間際にそう伝え、驚く女性を尻目に深々と頭を下げた俺。
義兄としての役目は、果たせたかな?(笑)

そんな二人は昨日から、アンコールワット訪問という何だかちょっぴりいぶし銀的なチョイスの新婚旅行に出かけました。

おめでとう!

3 thoughts on “おめでとう!!(涙)

  1. じゃんこ

    オイラは挙式中、笑いをこらえて涙がボロボロ。オカンがつられて吹き出し、しまいには怒られました(笑)。
    感動の挨拶の時は私も泣いてたんだけど、涙をこらえてハンカチを探すオカンの顔が凄くて、結局また笑ってしまいました。
    本当にいい結婚式だったね!
    800件って凄いねぇ!ヨボヨボになるまで書き続けてちょうだい!!

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  2. とーます

    親しいヒトの幸せをお祝いするって?幸せのお裾分けっていう感じで、ほのぼのしますよねっ!
    ボクも自分の結婚式でみんなの笑顔に幸せな気持ちになれました?。
    それ以来感謝の意味を込めて、ヒトの幸せをお祝いしてあげたい気分でいっぱいのとまへななんですが、、、なにぶん呼ばれません(笑)
    しかし、、、やっと来ました1つ!!w
    すごく楽しみです?。披露宴も食事も(笑)
    赤ちゃんが心配の種だけど。

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  3. nonvey

    >>じゃん子
    感動ではなく笑いをこらえて涙というのがキミらしい。
    でも実は、式の始まる前に義母さんから「あなたたちはこういう席に着くと必ず笑い出すから、自重しなきゃダメよ」と言われ、相当こらえていました。ホントは妻も俺も爆笑寸前。「もらい泣き」の連鎖がなかったのが幸いでした(笑)。
    >>とーますさん
    あ!それはへな子弟君の結婚式ですね!?こちらからもおめでとうございます!
    青森も弘前も逃げませんから、今回は弟君を盛大に祝福して差し上げて下さい。
    今回の披露宴は、まさに「幸せのお裾分け」と呼ぶにピッタリな披露宴でしたよ!

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