今朝、弘前駅の改札を抜けてホームに降り立とうとしたら、突然聞き覚えのある声に呼び止められました。
高校時代の同期生M君でした。彼は現在、青森市内の私立大学で助教授として教鞭を執る立場にあります。
普段は自家用車で通勤しているものの、昨晩急遽飲み会が入り、今朝はやむなく電車で通勤するとのこと。
そう語る彼はまだ酒臭さが残っており、自家用車を運転していたらきっと、酒気帯び運転で検挙されていたことでしょう(気をつけろよ、ホント)。


彼とは高校、大学と同期でしたが、僕は文系で彼は理系、しかも進む道も全く異なっていたということで、ほとんど接点はありませんでした。しかし、5年前に開催した同期会の頃から結構親しい仲となりました。
電車の中では、うたた寝をする周囲に憚ることなく結構面白い話をしていました。普段は僕もうたた寝モード突入ですが、彼と話をしていくうちにどんどん目が覚めていきました。
彼の仕事のこと、県政のこと、今置かれている立場…。
彼の口から飛び出す、酒臭いいろんな言葉を聞きながら、今の県の状況というのをボンヤリと考えていました…。
…ふと外を見ると、一面朦々とした霧に包まれていました。田んぼに降り積もった雪から湯気が上がっているような感じ。
電車がスピードを落とさなければならないくらいの霧ですので、相当深い霧だということは容易に想像がつきました。
それでも電車は時間調整をしながら、定刻に青森駅に到着。話し疲れたか飲み疲れが残っていたか、M君はすっかり眠りについていました。
ホームから青森駅改札口に向かう階段を上り青森港を見ると、やはり霧が立ちこめていました。
改札口を抜けたところでM君とお別れ。薄く霧が立ちこめる中を職場に向かいました。
職場に着くと、あれやこれやとトップダウンの無理難題に遭遇。腹が立つというか、悲しくなってきました。
こちらの心の霧も、鬱蒼としたままです。
青森空港発着の飛行機も相次いで今日は欠航している模様。どうやら午前中の便と昼過ぎに羽田に発つ便(=25日に搭乗する便)は欠航が決まったようです。この時期はこの「霧」に頭を悩ませなければなりません。
確かにこの霧を見ると、無事飛び立てるのか不安に駆られます。それじゃなくてもトラブル続きに社長退任のクーデター騒動と、何かとお騒がせの日本航空。昨日は羽田便が青森空港からの離陸直後に車輪が格納できなくなったとかで引き返しているし…。
大丈夫か!?日本航空!!
俺は東京に行けるのか!?
行けなかったら……ゴメン!!!!

4 thoughts on “

  1. へなこ

    大丈夫!きっと日曜日には霧も晴れることでしょう♪
    でも天気予報は曇り一時雨って、微妙なのですよねぇ。。。

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  2. nonvey

    こちらは明日明後日と雪がちらつくらしいです。問題は朝。あまり冷え込まず、中途半端に晴れるとヤバいかな。春が近づいているな、と実感する時期でもありますが…。
    どうせ月曜日は休暇を取るつもりなので、日曜日の最終便は飛ばなきゃ飛ばなくてもいいんですが、土曜日は何としても飛んでもらわないと!

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  3. おおすぎ

    私も東京にいて、青森を担当していたこともありますので、よく使いましたが確かに青森空港山の上にありますから、霧は大変ですね。

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  4. nonvey

    山の上にある青森空港…実は昔、津軽平野のど真ん中に設置しようという計画がありました。恐らくそのまま計画どおりに設置されていたら、地吹雪による視界不良で欠航の連発だったことでしょう…。現在の青森空港は、滑走路が3000mに延伸され、誘導用機材もそれ相応のものが設置されるなど、ある程度改良が進んでいるようです。

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