禁パチ宣誓

すいません。こんなことをこの場で表明するのもどうかな、と思ったし、実際相当の葛藤や迷いがあったのですが、こうしないと踏ん切りがつかないような気がするので、敢えてこの場を借りて告白します。
ホントに恥ずかしい話なのですが、実はパチンコ依存症になりかけています。自分で言うくらいですから、相当ヤバい状態だと思います。イヤ、既に依存症の末期症状なのかも知れません。仕事が終わった後、電車が出発する時間を見ては青森市内のパチンコ屋に立ち寄ったり、弘前に着いてから、駅前のパチンコ屋に寄ったり。「今日はまっすぐ帰るぞ!」と思っても、ついついパチンコ屋に足が向いてしまいます。もう、最悪です。パチンコ屋に足を向けていた理由はいろいろあります。でも今となっては、何を言っても言い訳です。全ては自分の意志が弱いだけ。これに尽きます。


不幸中の幸いで借金してまで、という状態には至っていませんが、今月のカードの支払2件を「一括」から「リボ」に変更しました。通帳の残高が限りなくギリギリだったからです。
5月。4日間で25万円稼ぎました。6月、負けが込んだと思いきや、7月には「その倍を取り返し」ました。これが諸悪の根源でした。「勝ち癖が付いている」と勘違いした僕は、負けが込んでも「いつかきっと取り返せる」と、どんどんその魔の手にかかっていきました。
…そして気が付くと、前述の通り、カードの支払いを先延ばしするまでの状態にドップリとはまっていました。
いかん。これではいかん。これからのことを、真剣に考えなければ。ClieのCashBookに映し出されるマイナスの金額を見て、今更ながら青ざめたのです。
実はパチンコは、学生の頃からずっと打ち続けています。バイト代が手に入るとパチンコ屋に足を向ける。給料が入るとパチンコ屋に足を向ける。そんな自堕落な生活を、僕はこれまで送っていました。
体調を崩してから一時期足が遠のいていましたが、いつの間にか再び足を運ぶようになっていました。
今までパチンコに注ぎ込んだお金で何が買えただろう、なんてことを考えると、頭を抱えたくなります。後悔してもあとの祭り。僕の投資した金の一部で、パチンコ屋のネオンが新しくなったり内装がガラリと変わったり…そんなことを考えただけでも、空虚な気持ちに駆られます。パチンコに注ぎ込む時間と金があったら、2年前にやめたフィットネスクラブにも難なく通うことができたでしょう。リールに釣り竿、新しいパソコン、新しい服やバック、ささやかでも潤いある生活…。これらを全て手にすることなく、僕は銀の玉に金と精魂を注いでいたのです。恥ずかしくて、穴があったら入りたい気持ちです。
正直、こんなことを告白することに対しても、とても抵抗がありました。でもこうやって告白しないと、僕の実態を誰かに聞いてもらわないと、ますます出口のない路頭に迷い込んでしまう、自分自身に歯止めが利かなくなってしまう…そんな気がして…。
来年度からは、また給料が下がることがほぼ決まっています。ますます堅実な生活を送ることが求められます。後先考えずに僕は、何をしていたんだろう…。
久しぶりに自分自身と向き合って会話をしました。でも、現れた自分は悪魔のお面を被っていました。
自分自身との会話は、自責の念に駆られることばかりでした。後悔の連続。今までどれほど生半可な気持ちだったかということを、改めて思い知らされました。嗚呼、なんてバカで無駄なことをしていたんだろう。
今頃になってやっと決断しました。
パチンコ屋に足を向けることは、いい加減今日からやめます。どんなに誘惑があっても、やめます。当面は禁断症状に苦しむかも知れませんが、タバコだってスパッとやめることが出来たんですから、パチンコぐらい簡単にやめられるはずだと、今は自分に言い聞かせています。自分を信じています。
頑張って、なんて言葉はぶつけないでください。同情も無用です。
本当にバカげたことを、僕はこんな年齢になるまで延々と繰り返してきたんですから。
早くドツボから抜け出せることを祈って…イヤ、今は絶対抜けることが出来るはずだと、悪魔のお面を剥ぎ取った自分と対峙して、もっと実のある生活を送りたいと思います。

2 thoughts on “禁パチ宣誓

  1. こう

    そうだパチは敵だ。
    私もスロ依存症かも…
    もう辞めると思いつつ、なかなか辞めれないのがスロなんですよね。
    もうこんな自分がイヤ。

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  2. nonvey

    こうさんへ。
    スロの場合、パチよりハイリスク・ハイリターンだってことをいろんな人から聞いています(ひょっとしてあの「鬼」ですか?)。
    こんな自分がイヤ、と思っている時こそが、足を洗う絶好のタイミングと僕は考えます。
    むしろそういう風に思うだけ、まだ立ち直る余地は十分にあると思います。「趣味娯楽の範囲」と笑っている分には、全く問題ないと思います。でも、僕みたいに生活費の一部を蝕んでいることに気づいた時には、もう手遅れになりかねません。どうか、「娯楽」の範囲で楽しんで下さい。
    もちろん、あとは本人の意志次第でしょうけれど…。僕は、本気でやめます。ちなみに今日は、全く「発情」しませんでした。だって、全世界に対して「やめる」と発信してしたんですから(笑)。

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