青森県人必見!960円ランチ

弘前市内でも数少ない、行列の出来る店「鄭錫門 Tei syak mon(ていしゃくもん)」。
6月に開店したばかりということでまだ数ヶ月しか経っていないのに、その評判が口コミで伝わっているらしく、県内各所はもとより県外からも客がやってくるという中華料理店です。
妻がどうしても一度食べてみたいということで、意を決して昨日行ってみました。僕も一度食べてみたいとは思っていましたが、何せその長い行列を見て一度断念していますので、もう少し落ち着いてから…と思っていたのですが。
噂では、11時30分には行列が出来ているとのこと。実際11時20分過ぎに到着してみると、既に6組の方が、席の空くのを待っていました。聞くと開店は11時30分とのことですから、開店前から既に行列が出来ていたか、あるいは大きな予約が入っていたのでしょう。
折角なので「空席待ち」に名前を書いて、近所で用を済ませ、11時50分過ぎに再び店を訪れてみます。店に入ってみると、誰も待っている人がいません。
あれ?みんな帰ったのかな?


愚弄でした。んなはずがない(笑)。皆さん、同じことを考えていたのですね。方々で用事や買い物を済ませ、徐々に人が集まりだしてきます。そしてその人達は、我々より前に席が空くのを待っていた人たちでした。もちろんその間も、新しいお客さんが続々とやってきます。
中には、車の中で待っている人や、あまりの待ち時間に耐えきれなくなり、やむなく店を後にする人も出始めています。
時計を見ると、12時45分。
今まで、色んな店に行って席が空くのを待ちましたが、これほどまで待ったことは恐らくなかったかと思います(強いて挙げるならディズニーランドか!?)。しかも、よりによって弘前でこんなに待たされるとは!空腹も限界に達し、イライラも募ってきます。
そして12時50分。ようやく席に通されました。おぉぉ…1時間も待ったぞ…(涙)。
店の雰囲気は、いかにも中華料理!といった店構えではなく、ちょっとした洋食レストランのような雰囲気。ただ、10〜15名ほどが入ることの出来る部屋が2つある他は、4人掛けのテーブル席が5席、6人掛けのテーブル席が1席しかないのです。
これじゃぁ混雑するわけだ…と半ば呆れつつ、ランチを2つと担々麺を1つ注文。この時点で周囲の人たちは、ほぼ食事を終えており、デザートやコーヒーを口にしていました。
つまり、最初に通された人たちがほぼ同じ時間に食事を終え、そのまま次に入ってくるお客さんへとサイクルしているので、空席が出来る時は一気に空席になるのです(もちろん一時的ですが)。そして、次のテーブルセットに時間を割くことになり、回転の効率がよくないのです。しかも、4人掛けの座席に2人しか座っていないというテーブルが、我々のテーブルも含め3つ。つまり、「死に席」が6つもあるのです。これではなかなか席が空かないわけです…。4人掛けのテーブル一つ減らして2人掛けのテーブルを二つにするとか、今後改善の余地アリではないかな?と思ってしまいました。
そんなことを考えている間、すぐに料理が運ばれてきます。そりゃそうだ。我々以外はみんな食べ終えているんだから、厨房も我々のオーダー以外作るものがないんですね(笑)。
担々麺に関しては、モヤシが入っているというのがちょっと邪道っぽかったな。でも、肉が挽き肉じゃないというところが斬新だったし、スープもコクがあって美味しかったです。間違えて唐辛子を噛んでしまった時は、どうなることかと思いましたが(笑)。
絶賛したいのは、ランチ。
出されたメニューは以下の通り。画像がないのがホント申し訳ない。

えびせんとガーリックトースト
ニンニクのポタージュ
棒々鶏
おこげと水菜のサラダ
中華風冷奴
海老のチリソース
海鮮お粥
杏仁豆腐
コーヒー

これだけの料理で、1,000円出しておつりが来るのですよ。
しかも、来る客来る客半分以上がこの「ランチ」をオーダー。採算取れているのかな?と余計な心配をしてしまいました。
出される料理も品があって、目で見て楽しい気分にさせられます。それでいて美味い!
ニンニクのポタージュには、卵豆腐が隠れていて、食感がたまらん!水菜とおこげの組み合わせも抜群、豆腐のトッピングのピータン、クラゲも相性バッチリ。チリソースの海老は本当にプリプリだし、余ったソースでえびせん喰ったら美味かった!海鮮お粥にはウニの姿も見えているし、もちろん杏仁豆腐は店の手作り。
出された物をみて気づいたのですが、油を多用している料理がほとんどなく、実にヘルシー。女性客が多いのも頷けます。
量的には、男性でも適量ではないかと思います。担々麺が蛇足だったな、と心の中で反省したくらいですから。
もちろんイライラを誘っていた僕の空腹は見事収まることとなり、至福の時間を過ごすことができたのでした(単純ですね)。
それにしても、美味しいものを食べると本当に幸せな気分になりますねぇ。イライラしていたのがバカらしくなりました(笑)。
青森県人の皆様、行列覚悟で是非一度行ってみて下さい。待った分の後悔は、させませんよ。ただし、30分以上待てないという方は、絶対ご遠慮下さい(笑)。
ちなみに余談ではありますが、昨日一昨日で一気にリバウンド。再び65kg台に戻ってしまった…。
鄭錫門(ていしゃくもん)
弘前市早稲田1丁目13-13
0172-29-1339
営業時間:11:30-15:00 17:00-22:00(水曜定休)

8 thoughts on “青森県人必見!960円ランチ

  1. ちゃき

    おー!
    そういうお店だったんだね
    先日 清次郎に行ったとき前を通ったんですが
    すごい人がいて気になってました。

    Reply
  2. こう

    そんなに人気があるのね。
    食べてみたいけど青森は遠いな。
    ツアーでもあれば寄ってみたいな。

    Reply
  3. けいこりん

    青森人じゃないけど、最後までじっくり読んでしまった。
    美味しいもの食べたい病に火がついてしまいました。
    どーしてくれるんですかぁぁぁぁぁ
    明日は台風だから家で大人しく「うどん」でも食べます。
    青森に行ったら絶対「鄭錫門」行く!!!

    Reply
  4. nonvey

    青森じゃぁ数少ない行列の出来る店。「津軽ラーメン街道」かここか、ってくらいに混雑してます。
    他のメニューもあるんですが、本当に多くの方がランチをオーダーしていました。所詮ランチだし…とタカをくくっていましたが、本当に美味かった。
    名古屋も福岡も、美味しいものがたくさんありますよね!それに比べたら青森なんて…ねぇ、ちゃきちゃん(笑)。
    あ、そうそう。青森までは、名古屋と福岡から直行便が飛んでいますよ(笑)

    Reply
  5. けいこりん

    直行便があるんですねーーー。
    ねぶたが見たいです。
    できれば夏にも涼みに行ってみたい。
    福岡にも美味しいもの食べにキテくださいませ〜♪

    Reply
  6. nonvey

    そそ、曜日限定ですけどね、直行便があるんですよ。飛行機も小さいヤツ。通路が1つしかないヤツです。
    ちなみに、福岡・天神にあるビルの一角には青森県の情報センターなるものがあるのですよ。
    (情報センターは札幌・名古屋・大阪にもあります。)

    Reply
  7. こう

    へぇ青森かぁ近いですよね。
    飛行機で1時間くらいかしら?
    行きたいなぁ。
    高校生の時に行って以来行ってません。

    Reply
  8. nonvey

    青森空港から中部国際空港までは、1時間30分だそうです。かく言う私も、名古屋には高校の修学旅行の時に、通過点として泊まっただけで、観光やその他の目的で名古屋を目指した、ということがありません。

    Reply

Leave a Reply