モツ焼き「カミヤ」は一体何軒あるのか

青森市内には、「カミヤ」という名称の店が3軒ある。そして、その3軒ともに焼き鳥(焼きトン)を扱う店である。てっきりチェーン店なのかと思ったら、どうやらそういうことではなく、2店舗は同系列で、もう1軒は全く関係ないらしい。
昨晩は、終業時刻が過ぎてから突然誘われるがままに、職場から一番近い「カミヤ」(同系列ではない方の店)で痛飲。ビールに焼酎、カシラとガツを貪って帰宅の徒に就いた。


以前東京へ出張に行った際、上野駅浅草口そばにあるモツ焼き「カミヤ」に立ち寄ったことがある。真偽は定かではないものの、ここでの会話で「カミヤは、上野駅から夜行列車に乗って、北の方に伝播していった」という話を聞いたことがある。つまり、上野〜青森間の東北本線、そして常磐線沿線に、焼きトンを扱う「カミヤ」という店が多く存在し、それは全てこの店の暖簾分けだというのだ。
しかしその後、カミヤの元祖は日本橋にあるという話を聞いたことがある。でも、それもウソなのか本当なのかわからない。それに、歌舞伎町にもモツ焼きカミヤはあるらしいし、北千住にも存在するらしい。いずれにせよ日本国内には、モツ焼きを扱う「カミヤ」が多数存在するようだ。
ちなみに僕の行くカミヤでは、午後6時頃になると焼き場を預かっているはずのオヤジさんが、いつの間にやら客に注がれるままに酒が進んで酔っぱらうこととなり、塩加減がメチャクチャになるのが「売り」だ。挙げ句の果てにそのオヤジさんは、カウンターで客と一緒に飲んでいるのが何ともお茶目だ。
一度、大量に塩の振られたガツを出されたことがあるが、あれはあれで日本酒に合うのだから、オヤジ、なかなかやるな、と感心してしまった。もちろん手許が狂っただけなのだが。
先ほどの話に戻るが、ふと思ったことがある。
上野カミヤでの仮説からすると、上野から北にはカミヤは点在するが、東京から西(東海道沿線)にはカミヤは存在しないのだろうか…。それとも、モツ焼きカミヤという名称は、別なルートで伝播したか、それとも暖簾分けしたしないに関係なく、一般的名称として定着しているものなのだろうか。
タモリさん、これってトリビアになりませんかねぇ(笑)。

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