今年度1年を振り返って

いよいよ今年度の最終週を迎えました。今週末には新たな年次がスタートします。といっても私は残留組ですので、年度の節目をあまり感じることがないまま、この週末を迎えることになりそうです。本来であれば、もっと後に振り返ってもいいのですが、後になると何か思い浮かばないような気がするので、今のうちに一気に書き殴りたいと思います。
実は先週中盤あたりから、いろいろ無理難題が噴出することとなり、正直精神的にかなり参っています。泣きっ面に蜂とはこのことでしょうか、国(某庁)からは明後日までの締め切りで、急遽膨大なる調査モノを依頼される始末。本当に気の休まる日がありません。


昨年4月に初めてこの職場に来ました。私のこれまでの職場遍歴を考えると、「技能職」の方々が約半数(あるいは大多数)の職場でしたので、これほど「事務屋」ばかりがいる職場で大丈夫なのだろうか、という不安が常に付きまとっていました。しかも、大学院在籍という2年のブランクを経ての「職場復帰」、それも全く携わったことのない業務でした(事実、こういう事業・業務があることすら知らなかった)ので、遂行していくことができるのか、という不安もずっと払拭されませんでした。
恥ずかしながら、ここ最近になって「仕事に慣れてきた」と言えるようになりました。でも、相変わらず職場環境には(いろんな意味で)抵抗を感じており、このことが他人には言えぬストレスを生んでいることも事実なのです。
週末の出来事は土曜日の日記で触れたとおりなのですが、うちの職場で「今どきの若者は我が儘で勝手で…」なんて抜かしている年配の窓際族の方が、私に言わせれば普段から我が儘で身勝手で自己中心的だと思います。
来年度からは、人事評価制度が本格的に導入されるとのこと。この窓際族が我々を評価するのかと思うと、背筋が凍るような思いに駆られます。
一方の業務内容。私の場合、「本店」の中では珍しく直接県民の方と接する機会の多い業務に携わっていますが、如何せん業況がずーっと右肩下がりの業者さんを相手にしているため、こちらも気が滅入ることしばしば。出先機関との連携もうまく図れず、腹立たしさを超えて情けなさすら感じたことだって、何度もありました。
今思えば、「大学院修了・現場復帰」というカンバンを背負い、何か劇的なことでも仕掛けてやろうという、気概ばかりが強すぎた気がします。でも一方では、比較的誠実に仕事をこなそうとしてきたような気がします。以前の悪いクセであった、「自分で何でもかんでも抱えること」をせずに、それなりに報告連絡はしてきたと思います。でもそこには、気持ちの面でのゆとりなど、全くありませんでした。チェックを怠ったがための細かなミスも続発しました。結局、業務には全く結びつきそうにない、個人的な意気込みばかりが強すぎて、何もできなかったような、そんな感じです。そして、「こなそうとしてきた」といいましたが、どうしても「楽をしたい」という意識が働いて、いろんな懸案事項の処理を後手後手に回すことになり、結果として自分の首を絞めていたような気がします。
で、総括してみますと…。
【欠如していたモノ】
周囲への気配り
連携
融和
笑い
【実践していたモノ】
報告
連絡
相談(いわゆる「報・連・相」)
【結果的に空回りだったモノ】
業務そのものの改善
効率化
無理難題解決への取組み
ウケ狙い
私は、この職場で何をしたいのか。その答えが見つからぬまま、漠然と過ごした1年間だったような気がします。
4月からは2年目に突入です。気持ちにゆとりを持ちながら、笑いに溢れる雰囲気作りに努めてみたいと思います。ハッキリ言って、我が窓際族には、このセンスが悉く欠如していると思いますので。そして、無理難題の解決に向けた方策を、いろんな方々と一緒に検討していきたいと思います。
とにかく先週から精神的に疲弊しまくりです。病に倒れそうだ…。

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