不本意な歓送迎会

今日は、うちの職場の歓送迎会でした。この年になっても親睦会の幹事、それも会計という「大役」を仰せつかっているのですが、今回の歓送迎会、他の幹事が軒並み異動対象となり、残留組はわずか二名。致し方なく、会場の予約から席順、式次第の作成から司会まで、ほとんど全て自分一人で済ませました。とはいえ、異動対象の幹事も3月31日までは同じ職場の課員。座席表のチェックや、式進行の確認を事前に行ったのですが、どうやら、もはやこの職場とは早々に縁切りしたいらしく…。
まずは、開始直前に大チョンボが発覚。なんと、今回異動対象となっていない職員1名の席がないというのです。何度もチェックをし、他の方にもチェックして頂いたにもかかわらず、誰も気が付きませんでした。これには正直、参りました。結婚式に招待しておきながら、席がないのと同じこと。これほどの屈辱は恐らくないでしょう。そう考えると、席のないこの方に本当にただただ申し訳なく、ひたすら詫びるしかありませんでした。ただしその後、その気は失せていくことになったのですが…。


18時30分から開宴予定でした。ところが、転入される方の一人がいくら待ってもやってきません。ついに定刻となり、司会席に向かおうとすると、上司が突然血相を変えて私に言い出したのです。
「おい!幹事。もう時間だろう。いい加減始めろ!」
確かに18時20分の時点で既にほとんど全員が揃っていました。しかし、転入する方が来ないということで待っていたのに、これは本当に不本意でした。
わずか2分遅れで開宴。しかし、この時点ですっかり気の失せた私は、テンションが下がりまくりのまま、しかし転入・転出者に失礼のないよう、粛々と進行を進めました。一通りセレモニーを終え、席に戻ります。
しばらくすると、残留の決まっている上司がそばに来ました。そして、こう言い放ったのです。「進行が真面目すぎる!」と。
ちょっと待って下さい。これにはカチンと来ました。少なくとも、転入転出者への敬意を表しただけのことで、別にあんたのために進行をしたわけではない!
転出者の席にねぎらいに行くと、今度は「進行はうまかったけど、声が暗かった。」との指摘。まぁ、確かにそうでしょう。でも私、プロの司会者じゃないし…。
こんな感じですっかり気分の萎えた状態で淡々と飲み続けること約1時間。
ようやく中締めを終え、席に戻ると、「席のなかった人」がいました。失礼を何度も詫びたのですが、どうやら結構酔っぱらっているらしく、ネチネチと本当にしつこかった。しまいには、回覧に書いた私の「了」という字が「3」に見えると言い出す始末(笑)。いったい今日の歓送迎会と、何の関係があるのでしょう。
ハッキリ言って、とにかく早く帰りたく、サッカーを観たかったのですが、何せ「一人幹事」だったため、全員が帰路に就くまで、最後まで待つ羽目に。電車の出発時間ギリギリであったため、会場から駅まで走って行きました。
何とか電車に間に合い、やっと歓送迎会が終わった気分。空いている席に座るとドッと疲れがでたのか、弘前に着く直前まで熟睡でした。
ちなみに。4月以降も幹事を務めなければなりません。非常に気が重く感じられる今日この頃…。
そうそう、昨夜のサッカーは、DFがほとんど機能していませんでしたね。あれじゃ勝てないな。

4 thoughts on “不本意な歓送迎会

  1. てつ

    どこにもむかつく上司いますね。困ったものです^^;1人で幹事をやったnonveyさんのことをねぎらうのが主賓(?)のはずなのに、おかしいですね。
    お疲れ様でしたペコリ(o_ _)o))

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  2. nonvey

    てつさんありがとう。でも….いいんです。もう終わったことだし。結果として一人で幹事をやったのも、ある意味私のミスだし。
    来年は転出者席に座りたいな(笑

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  3. きっこ

    おつかれぇ〜。
    声が暗いのかぁ(笑
    のんべぇキャラを理解していないと、難しいかもなぁ。。。
    今年度もめげずにイコ〜!

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  4. nonvey

    >きっこ殿
    まぁ、声が暗いという問題よりも、僕の場合は、この津軽弁の訛りを何とかしないといかんよね(笑)。
    ええと、僕のキャラっていうのは、あなたが知っているとおりのキャラです。逆に、お仕事中はかなり「演じて」いますから(笑)

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