爆弾低気圧

爆弾低気圧の影響で、朝方3時頃を境に、突然巨大扇風機のスイッチが入ったような、そんな暴風が吹き荒れました。未明の通過だったのは、不幸中の幸いだったのかも知れません。台風であれば、進路や最大風速などが予測されますが、今回見舞われたのは「普通の」低気圧でしかないため、そんなものは一切なし。いつ頃から、具体的にどれくらいのスピードで、どういう強風を伴って、といった情報が全くなかったため、3時過ぎから4時30分頃まで、暴風にビビリまくっておりました。いや、マジで洒落にならなかったんだって。


明るくなるにつれ、きっと何かが飛んでいるだろうと思っていましたが、予想通り飛んでいたものが。
それは、小屋の屋根。
小屋といっても、築25年にもなる「あばら屋」なのですが、屋根はトタンで覆っているだけなので、以前も一度強風に煽られて屋根のトタンがはげ落ちたことがあったのです。ただ、その時はホントにごく一部でした。ところが今回は、小屋を覆い尽くす屋根の約4分の1がなくなっていました…。
実は、父は相当の高所恐怖症、僕も若干高所恐怖症なのです(苦笑)
とはいえこのまま放置しておくわけにも行かず、とりあえず剥がれ落ちたトタンを全て回収、3〜4メートルほどの高さの屋根の上に脚立を掛けて登りました。当然命綱などあるわけもなく、時折吹き荒れる強風にトタンもろとも煽られながら、ひたすらに、そしてがむしゃらにトタンを釘で打ち続けました。屋根の上から見る小屋というのもなかなか面白いな…なんて嘯きながら。約20分ほどで作業は終わったのですが、その時間の長かったこと長かったこと…。とりあえず応急処置ですので、多分また同じようなことが起きるでしょう。トタンもろとも張り替えればいいのですが、それより何より小屋を建て替えた方がいいような気も。
そして、僕にとっての最大の被害。小屋に置いてあったCD(100枚以上)が、剥がれたトタンの上からこぼれ落ちた雨でびしょ濡れになっていました…。まぁ、聴く頻度が減ったから小屋に運んだものの、これはちょっとショックでした。

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