『Purple Rain Deluxe』 発売決定!


プリンスと言えばパープル・レイン。パープル・レインと言えばプリンス。

2016年4月に旅立ったプリンスの代名詞とも言うべきこの作品、僕と同じ世代もしくはその前後の世代の皆さんであればご存じのとおり、映画もアルバムも大ヒットを飛ばし、プリンスにとって確固たる地位を築く作品となったことは、今更説明するまでもないでしょう。
発表から30年を経た2014年、「パープル・レイン」30周年の記念盤を発表する、という公式アナウンスがありました。しかも、プリンス本人によるリマスターが施され、アルバムには収録されなかった劇中歌(他のアーティストの楽曲も含む)も収録された、超デラックス盤になるらしい、という噂も飛び交いました。

発売されると噂されてはお蔵入りとなるケースが非常に多かったプリンスの作品にあって、本人からのアナウンスだったこともあり、この作品ばかりは非常に信憑性の高いものとして認識されていました。
ところが、いざ蓋を開けてみると、発表から1年経っても発売される気配はなく、結局またしてもお蔵入り。

「あー、またですか…。」とあまり気に留めていなかったのですが、作品そのものは存在しているという認識はずっと燻っていたような気がします。

そしてそして、何とプリンスが旅立ってから(すいません、「亡くなった」という表現をどうしても使いたくないのです)発表されたベストアルバムの「4Ever」、この発表のタイミングでワーナーから「パープル・レイン」のデラックス盤を発表するというアナウンスがありました。(しかもそれ以外に「未発表音源からなる、すばらしい2つのアルバム」と「完全なコンサート・フィルム2作」を発表するとのアナウンスもあり。)

http://bmr.jp/news/174059

このデラックス盤、当初2017年6月7日(プリンスの誕生日)の週に発売するとのアナウンスでしたが、最終的には2週間ずれこみ、2017年6月23日に発売決定となりました。

まあ、僕がここで説明するより、この記事に詳細が記載されていますし、プリンスファムの皆さんは既にご存じのことと思いますので、敢えて説明は割愛しますね。

http://bmr.jp/news/178404

僕自身、この作品が発表された1984年は確かまだ中学2年生ぐらいだったのですが、プリンスには興味がないどころかむしろ嫌悪感を抱いていた時期でもありました。金切り声を上げるような歌声や胸毛をさらけ出しながらクネクネと踊る姿、そして、妙にギラギラしたあの眼力。ハッキリ言って「気持ち悪い」以外の何者でもありませんでした。
だから、僕の中ではしばらくの間、プリンスという存在、そしてたびたび耳にすることとなったパープル・レインからの楽曲が、目障りかつ耳障りだったということは、今だから明かす事実。

その後、1986年に発表されたアルバム「パレード」を聴いて僕のプリンスに対する意識が180度変わるわけですが、「パープル・レイン」のアルバムをまともにちゃんと聴いたのは、大学生になってからじゃなかったかと記憶しています。大体にして、「パープル・レイン」を聴く前に先にブート盤(「ブラック・アルバム」)に手を出していたんですから、すいません。僕のプリンス歴なんて、そんなものなのですよ実は。映画作品をまともに観たのも、大人になってからのことでした、実は。

僕にとってはそんな深い思い出もあるわけじゃない、と言ってしまえばそれまでですが、プリンスにとっては前述の通りこの作品で地位を確固たるものにしたわけですし、その後拝見した数度のライブでも、このアルバムのタイトルナンバーは、一つのハイライトとなりました。それは、例えにはならないのかも知れませんが、山下達郎の「クリスマス・イヴ」と同じぐらい、あまりに定番すぎてライブでは絶対に外すことのできないナンバーだということ。(それは、このアルバムの冒頭を飾る「レッツ・ゴー・クレイジー」も同様。)

ということで今回のこの作品、何も説明しないのもちょっとなあ、ということで少しだけ。
噂されていた他のアーティストの劇中歌まで網羅した「完全盤」とはなりませんでしたが、2種類の作品が発売されるとのこと。エクスパンド・デラックス盤は、35曲が収録された3CDに過去にVHS及びLDのみで発売されたDVDが同梱されるというボリューム。1枚目が「パープル・レイン」のプリンス本人によるリマスター、2枚目が未発表曲等を収録した「From The Vault & Previously Unreleased」、3枚目がシングルカットされたバージョンやB面曲を収録した「Single Edits & B-Sides」と、「パープル・レインのアルバム」を楽しむという点では、十分過ぎるぐらいの内容になっているのではないでしょうか。
ちなみに「通常盤」のデラックス盤は、この1枚目と2枚目がパッケージされた2枚組のCDとのことですが、どちらを買うべきかは敢えて言うまでもないですよね。

Disc One: Original Album (2015 Paisley Park Remaster)
1. Let’s Go Crazy
2. Take Me With U
3. The Beautiful Ones
4. Computer Blue
5. Darling Nikki
6. When Doves Cry
7. I Would Die 4 U
8. Baby I’m A Star
9. Purple Rain

Disc Two: From The Vault & Previously Unreleased
1. The Dance Electric
2. Love And Sex
3. Computer Blue (“Hallway Speech” version)
4. Electric Intercourse (studio)
5. Our Destiny / Roadhouse Garden
6. Possessed (1983 version)
7. Wonderful Ass
8. Velvet Kitty Cat
9. Katrina’s Paper Dolls
10. We Can Fuck
11. Father’s Song

Disc Three: Single Edits & B-Sides
1. When Doves Cry (edit)
2. 17 Days
3. Let’s Go Crazy (edit)
4. Let’s Go Crazy (Special Dance Mix)
5. Erotic City
6. Erotic City (“Make Love Not War Erotic City Come Alive”)
7. Purple Rain (edit)
8. God
9. God (Love Theme From Purple Rain)
10. Another Lonely Christmas
11. Another Lonely Christmas (extended version)
12. I Would Die 4 U (edit)
13. I Would Die 4 U (extended version)
14. Baby I’m A Star (edit)
15. Take Me With U (edit)

DVD: Prince And The Revolution, Live at the Carrier Dome, Syracuse, NY, March 30, 1985
1. Let’s Go Crazy
2. Delirious
3. 1999
4. Little Red Corvette
5. Take Me With U
6. Do Me, Baby
7. Irresistible Bitch
8. Possessed
9. How Come U Don’t Call Me Anymore?
10. Let’s Pretend We’re Married
11. International Lover
12. God
13. Computer Blue
14. Darling Nikki
15. The Beautiful Ones
16. When Doves Cry
17. I Would Die 4 U
18. Baby I’m A Star
19. Purple Rain

…あ、余談ではありますが、昨年12月に他界したジョージ・マイケルの「LISTEN WITHOUT PREJUDICE vol.1」の25周年記念盤は、亡くなる前から発売がアナウンスされていましたが、残念ながら発売中止になってしまったようです。30周年まで待たされることになるのでしょうか。ガックリ。


投稿者: のんべ

1971(昭和46)年 青森県生まれ。弘前市在住の青森県職員。 プリンスとビールと豆腐とラーメンを愛する。安いカメラでいかに安っぽくない写真を撮影するかに興味あり。 ブログの内容の多くは、いつの間にか趣味となった「走ること」がメインです。

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