浜田省吾 ON THE ROAD 2015 “Journey of a Songwriter”青森公演に行ってきたよ。

久しぶりに妻とデートしてきました。リンクステーションホール青森(青森市文化会館)で行われた浜田省吾のコンサート。
ツアー序盤ということで、極力演奏曲は明かさない(いわゆる「ネタバレなし」)ということで御容赦ください。ただし、ステージの構成などについては一部を掲載していますので、気になる人はここでバイバイした方がいいです。(でも、検索して引っかかった人は情報が欲しいからやって来たんですよね。いらっしゃいませ。笑)

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貫禄と安定。

僕自身、浜田省吾のコンサートはこれが3度目。青森での公演は何と8年半ぶりになるのだそうで、黒髪がすっかりシルバーフォックスのようなロマンスグレーに変わっていました。(ぱっと見、サングラスを掛けた鳥越俊太郎かと思ってしまったぐらい。)

今回、オークションでのチケット転売を避けてのことなのでしょう、事前に入場チケットが発券されなくて、代わりにデジタルチケットなるQRコードを用意しなければなりませんでした。そして、入場の際の混雑がハンパないです。ビックリするぐらい外に行列ができていました。この先のツアーでどうなるのかはわからないけど、寒さ対策をどうぞお忘れなく。
それからですね…いざ受付という段になってからあたふたとスマートフォンの画面を弄ってQRコードを探すのではなく、ちゃんと身分証明書(写真付き)と一緒に事前に用意してちょうだいな。これ、他の人にも迷惑となるので結構要注意。(ちなみに必要となる身分証明はご覧のとおり。学生さん、テストの答案用紙でもいいってよ!!)

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うちらは17時20分頃から並んで17時45分頃に会場に入ることができましたが、その時点でもまだ100名を軽く超える人達が後方で列をなしていました。で、ここでQRコードと身分証明書の照合(ただし身分証明と本人の照合確認はかなり適当だったような気がする)が行われ、ようやく座席番号が記載されたチケットを渡されます。会場ホールではコンサートグッズの販売が行われていましたが、妻から「衝動買いしない!」と咎められてスルー。しかし、こんな調子で開演に間に合うのか?これ…
…と思ったら、ステージは18時ちょっと過ぎに開演、21時に終演。凄いわ。
ええと、以下ちょっとだけネタばらしです(演奏曲はなるべく記載していません)。

・ステージは2部構成。ちなみに、第一部の内容は今のところどの会場も同じようですが、第二部はどの公演も微妙に違うようです。これから安定していくのかな?
・そして、第一部と第二部の間で15分の休憩時間を挟みます。この間、スクリーンにはピアノのインストとともに画像が流れます。トイレの混雑っぷりがハンパないようです。
・本人含めて11名+マニピュレーター1名の12名がステージ上にいます。メンバーはもちろんお馴染みの方々の他、今回は女性コーラス(アンド・シンガーソングライターとか言っていたような)が2名います。
・ツアータイトルとなっている新しいアルバムの曲は、ラジオで予告があったらしく全曲演奏します(デラックス盤じゃなくて通常盤ね)。
・古い曲は、まあまあ妥当なチョイスだったのかな。ほうほう、それ演るか、みたいな。
・ただし、定番曲と思われていたドラマの主題歌は演奏しません。それはそれでいいと思います。
・その他にも、会場の皆さんが絶叫するあの曲、あれは演りますが、あれは演りません。というか、ええっ?演らないのかよ!って曲が多い感じ。そういう意味では、正直ちょっと物足りなさも残りました。なので、過度に拳を振り上げるような懐メロを期待していくと、期待外れに終わる可能性もあります
・まあこれは、ホールツアーからアリーナツアーに移行する過程で解消されていくのかも知れませんが。ただ…何せトータル3時間だからなあ。
・MCでは、岩手県から青森県に車で移動してきたこと、途中、岩木山を写真に収めたことなどをお話ししていました。その画像は、ツアーブログにも掲載されています。
ツアーブログ「岩手から青森への移動日」
・ここからは個人的な苦言。今に始まったことではないけど、何でもかんでも手拍子するのはちょっと勘弁して欲しいです。特にスローテンポの曲で手拍子している姿をしているのを見ると、揉み手で手拍子していてとっても恥ずかしい。観客の手拍子を聴くためにコンサートに来たわけじゃないので…。
・それから、せっかくのMCの腰を折るような声援、あれもやめて欲しいです。興奮する気持ちはわかりますが、あなた一人のためのコンサートじゃないんだから。
・アンコールの際、「ショーゴ!ショーゴ!」という声が会場内に響き渡ったのですが、音が反響しまくりで、私の耳にはなぜか「チョーノ!チョーノ!」としか聞こえませんでした。

ショーゴ!ショーゴ!ショーノ!…ショーノ!…チョーノ!チョーノ!

・ちなみにそのアンコールは何と3回!
その都度僕の耳には「チョーノ!チョーノ!」なワケですよ…。

…マジ勘弁してwww。

しかし御年60を超えてもなお、声量に力があるし歌がうまいですね。踊りはどうかしら?と思うところはありましたが。客層は50代前後の男性女性が多いんですかね、連休最後ということもあり、夫婦連れだって来ている方々も多かったようです。歌詞を噛みしめて聴いていると、どことなく昭和チックなフレーズが多いんですね。ラブレターとか(今はメールの時代じゃない?)、ダンスとか、月の明かりとか、波打ち際とか。今の歌い手さん、こんな歌詞の歌を唄わないじゃないですか。そういう意味では皆さん、若かりし頃の自分を思い出すというか、そういうノスタルジックな気分に浸りに来ているんですかね。まあ、他人のことをとやかく言える立場じゃないですが。
終演後、外に出てからの風が実に気持ち良かったです。
次が8年半後なら、52歳か…どんな年の取り方をしているんだろう…サングラスとジーンズの似合うロマンスグレーを観ながら、そんなことを思ったシルバーウィーク最終日でした。

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