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争点の見えない選挙戦

何か、久しぶりに「選挙に行きたくないなぁ」っていう気分にさせられる衆院選挙が公示されました。暑い最中に、我が候補を連呼する声がドップラー効果よろしく右から左から流れてきて、うるさいことこの上なし。
今回の選挙は、郵政民営化法案が参議院で否決されたことで、小泉首相が衆議院を解散したことに伴う選挙であることは、周知の通り。
そして、衆議院での造反議員に対して自民党は、公認どころか「刺客」を投入するといった徹底振りで、結果、造反議員は離党し、新党を結成したり(その場しのぎといった見方が大半のようです…)、無所属での出馬を余儀なくされたり、中にはこれを機に引退したり…。
昨日、日本記者クラブ主催の6党党首討論会が開かれました。「新党日本」の田中康夫代表は、「知事の公務」のため欠席。まぁ、このあたりが、いかに新党結成が行き当たりばったりであるかということを垣間見ることのできるシーンでもありました。
で、その内容については多くの新聞やWebに掲載(一部抜粋がJIROさんのブログに掲載されております)されておりますので、是非目を通して頂きたいと思います。この中で、衆院選の争点というのが、非常に興味深いと言いますか、今回の選挙戦を端的に表しているといった感じです。

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で、選挙なの?

ただいま午後0時30分。あと30分もすると、参院本会議が始まり、いよいよ雌雄決するときがやってきます。
昨今の小泉首相を見ていると、良し悪しの見境も付かなくなっているような状況で、非常に視野が狭くなっているように思われます。自分で敷いたレールを、ブレーキの壊れた暴走機関車に乗ってひたすら疾走していたところ、気づいたら下り坂に差し掛かっていた、そんな感じです。
結果、やらなくてもいい時期に選挙をやらなければならないみたいです。
小泉首相に対し、早々に見切りをつけた田中真紀子が利口に見えてきました(笑)。
そもそも参議院には解散権がないため、今回最大の焦点となっている郵政法案が参議院で否決されても、可決した衆議院を解散するということは、一見理不尽なようにも見えます(もっともこれを詰問していくと、二院制のあり方という根本的な問題に辿り着くわけですが)。
事実、この点を突いて「衆院解散ではなく内閣総辞職を」と曰う議員も数少ないようです(特に衆院に)。しかし、郵政民営化を掲げる小泉純一郎を首相の座まで持ち上げたのは、他ならぬそんな議員たち。「見る目がなかった」といえばそれまでですが、ここに来て一斉に不満をぶちまけるといった光景は、自分の議員の椅子を守りたいという意図が垣間見えて、惨めにも思えてきます。「自爆解散」と揶揄されるのも、何となく頷けます。

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死人をダシに使うなよ…

永岡洋治衆院議員自殺の報。遺書が見つかっていないために詳細は不明とのことだが、郵政法案の参院採決を控えてのことだけに、国内中に衝撃が走ったことは間違いない。
ところが、永岡議員が所属した亀井派、自民党執行部が双方で好き勝手なことをぬかしやがる。腹立たしいとか憤りとかいう次元じゃなく、人の命さえも政争の具にしてしまう無神経ぶりに、ただただ呆れた。
テメエら結局、自殺したのは自分のせいじゃないって言いたいだけだろ?保身に努めたいだけだろ?
亀井の「涙の出ない泣きっ面」なんて、いかにもテレビ用のパフォーマンス。そこまでして同情誘って、上に登り詰めたいのか?
小泉も小泉で、「ご冥福をお祈りしたい」なんて言いながら、舌の根も乾かぬうちの次の一言が「でも、憶測でものを言うべきではない。」って、じゃぁお前のご冥福を祈る気持ちも「憶測」かコラ?
解散するなら解散しろよ。法案通すなら通せばいいだろ。でもなあ、お前らがいくら憶測でああだこうだいっても、死んだ命は戻って来ないんだよ。少しは遺族のことも考えろ。このバカどもが。

新紙幣の導入

今日は(も)二本立てで。11月です。ご存じのとおり、今日から新しい紙幣が導入されます。
早速新しい紙幣を手にしてみたのですが、全体に赤みがかっており、何となく偽札というか、おもちゃっぽい感じ(昔の500円札みたいだという声が多く聞こえました)。慣れるまではちょっと時間が掛かりそうです。
20年ぶりの新札導入ということですが、それなりの目的があり、例えば偽造を防止するためという第一義的な目的の他に、景気対策ということもよく言われます。ただし、これで庶民の消費が回復し、景気回復に繋がるとは考えにくく、また、一時的に盛り上がるのはごく一部の業界(紙業、印刷業、自販機メーカーなど)ともいわれています。
ところが金曜日、帰りのバスに乗った時のこと。ふと見ると、「11月導入の新紙幣は両替できません。あらかじめ小銭をご用意ください。」という注意書きがありました。
20年前の新札導入の際は、紙幣の大きさが全て変わったため、ちょっとした混乱を招いたと記憶しています。ただ、今のように何でも自販機で買えるという時代ではありませんでした。
今回は、サイズは変わらないようですが、自販機はどうなんでしょう。すぐに対応しているのかな。せっかく新札が導入されるというのに、使える場が少ないとなると、2,000円札の二の舞を演ずる可能性も。
これでは、新札導入に向けた準備が足りないと言われても仕方ありません。
そういえば、未だに2,000円札の使えないキャッシュ・ディスペンサー、銀行内にもありますもんねぇ。2,000円札の使える自販機も、あまり見かけませんし…。
ところでその2,000円札、皆さんの財布の中にはありますか?僕はかれこれ1年近く見ていないような気がしますが…。

舌戦スタート

皆さん。選挙です。17日間に渡る参院選がスタートしました。
我が職場の周辺では、手続きを済ませた候補者たちが一斉に演説を始めたため、賑やか…というより非常にうるさかった。
今回は、今ひとつ争点が定かでないというか、イラク派兵や多国籍軍への参加、年金問題に北朝鮮拉致、さらには憲法改正論など、争点がありすぎて各党攻めあぐねているという感も否めません。
各党の動向をかいつまんでみると…。
【自民党】
相変わらずタレント頼みというか、目玉候補を擁立するという古い手法。中でも、置かれた立場を理解していない神取忍(比例区)は苦戦必至だが、関節技等を駆使して逆転勝利も。党執行部は、神取が当選した場合、馳衆院議員、大仁田参院議員とともに「自民党プロレス」を立ち上げることも視野に入れている。ちなみに大仁田は、無所属で出馬の鈴木宗男と越境タッグを希望している模様。
【民主党】
年金未納問題では、ミイラ取りがミイラになった形の民主党。何せ自民党以上に一枚岩ではないため苦戦も。党公認の候補者からは、前回の「巨泉ショック」を教訓に「当選しても辞めない」という念書を取っているらしい。それでも議席大幅増の際は、イオングループのジャスコが記念セールを予定しているとのこと。
【公明党】
前回は、神崎代表による「そうはいかんざき」によって、どちらかといえば宗教色の強かったイメージの払拭に成功。今回も風変わりなCMを放映し、アピールしている。当初、今回のCMにも登場している片岡知恵蔵扮する遠山の金さんに出馬を打診したが、故人であるため断られたという経緯も。
【共産党】
実は、さりげなく議席漸増を続ける共産党。今回も、自民民主激突の陰で密かに議席増を狙う。CMはなく、ヒマワリの描かれたポスターのみという至ってシンプルな戦略。そのヒマワリ、選挙戦終盤まで花が散らないよう党員が毎日水やりをすることになっているらしい。
【社民党】
党の存亡をかけた戦いになっているため、議席確保よりも、党の存在を宣伝することを目的としている。かつては「おたかさんブーム」で女性候補を多数擁立し大躍進したが、実は昨今の「男女共同参画社会」こそが、女性進出を曖昧にし、党に悪影響を及ぼしていると判断、今回から男女共同参画社会の形成には断固反対の立場を取る。
【みどりの会議】
代表を務める中村敦夫が再当選を狙う。そのキャラクターを生かすため、木枯らし紋次郎での出馬も検討したが、自身が枯れることを恐れ、断念。
【選挙区】
東京選挙区は、拉致被害者家族連絡会の増元照明と元都知事の青島幸男の参戦で混戦。北海道選挙区の鈴木宗男、大阪選挙区の辻元清美は、いずれも苦戦を強いられている模様。状況によっては「収監コンビ」として結託する可能性も。
【比例区】
届け出制党が減ったのが特徴的。また、前回は参院選後に、「巨泉ショック」「田嶋ショック」と呼ばれた辞職、離党があったため、自民党を除いてはタレント候補の擁立に消極的。長嶋一茂や原辰徳、相撲の若貴兄弟や舞の海と名前は浮かんでは消えた。「お笑い」からの候補者も消えた。
今後はお笑いやタレントから議員出馬ではなく、議員からお笑いやタレント進出という流れが生まれるのでは(ハマコーが顕著な例)。
【無党派層】
今回の大躍進間違いなし(=投票率大幅下落と見た)。今後は、「無党派」を語る政党や派閥が登場することが予想される。杉田かおるを筆頭とする「無頼派」の動きにも警戒。
(以上敬称略)
皆さんの一票は非常に重みのあるものです。7月11日、投票所には足を運びましょうね。

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