新紙幣の導入

今日は(も)二本立てで。11月です。ご存じのとおり、今日から新しい紙幣が導入されます。
早速新しい紙幣を手にしてみたのですが、全体に赤みがかっており、何となく偽札というか、おもちゃっぽい感じ(昔の500円札みたいだという声が多く聞こえました)。慣れるまではちょっと時間が掛かりそうです。
20年ぶりの新札導入ということですが、それなりの目的があり、例えば偽造を防止するためという第一義的な目的の他に、景気対策ということもよく言われます。ただし、これで庶民の消費が回復し、景気回復に繋がるとは考えにくく、また、一時的に盛り上がるのはごく一部の業界(紙業、印刷業、自販機メーカーなど)ともいわれています。
ところが金曜日、帰りのバスに乗った時のこと。ふと見ると、「11月導入の新紙幣は両替できません。あらかじめ小銭をご用意ください。」という注意書きがありました。
20年前の新札導入の際は、紙幣の大きさが全て変わったため、ちょっとした混乱を招いたと記憶しています。ただ、今のように何でも自販機で買えるという時代ではありませんでした。
今回は、サイズは変わらないようですが、自販機はどうなんでしょう。すぐに対応しているのかな。せっかく新札が導入されるというのに、使える場が少ないとなると、2,000円札の二の舞を演ずる可能性も。
これでは、新札導入に向けた準備が足りないと言われても仕方ありません。
そういえば、未だに2,000円札の使えないキャッシュ・ディスペンサー、銀行内にもありますもんねぇ。2,000円札の使える自販機も、あまり見かけませんし…。
ところでその2,000円札、皆さんの財布の中にはありますか?僕はかれこれ1年近く見ていないような気がしますが…。

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