Canon EOS M100 に GIZMON #Vivilensを装着してみる

GIZMON(合同会社ギズモン) という会社が先日発売したレンズが無性に気になり、つい衝動買いしてしまった。

製品説明
トイカメラの描写を再現したレンズ
Vivitar製のトイカメラ「Ultra Wide & Slim」は、35mmフィルムを使用するカメラである周辺光量が落ちながらもシャープな仕上がりが得られることが特徴である。レンズはプラスチック製で約75gと軽量。この「Ultra Wide & Slim」に使用されている超広角非球面プラスチックレンズを活用し、ミラーレスカメラ用の単焦点レンズとして再登場したのが「GIZMON Vivilens」である。
(出典元:https://www.cizucu.com/news/2024-06-gizmon-vivilens

各社のカメラ(キヤノンEF-M、キヤノンRF、ニコン1、ニコンZ、富士フイルムX、ソニーE、マイクロフォーサーズ)のマウントに対応しており、ワタクシが持つCanon Eos M100に合う(はずの)「キャノンEOS M マウント用」を購入。6160円なので、1回飲みに出かけたと割り切ることにする。

かれこれ5年ぐらい使っているCanon Eos
M100。こぎん刺しのストラップがアクセント。

製品が到着。
レンズユニットのほか、キャップ、マウントアダプター、調整用のL型レンチが同梱されていた。

レンズ本体とレンズキャップ、マウントアダプター。

さっそくM100に装着してみることに。

のんべ
のんべ
しょぼい…

カメラに装着した後。なんかショボくないですか。何とも言えぬチープ感が一気に高まった。
まるで、「大人の科学」で販売されていた二眼レフカメラみたいな質感なのだ。まあいい。どういう画像が残るかは、蓋を開けてみなきゃ、いやいやシャッターを切ってみなきゃわからないということなのだな。これぐらいの遊び心があってもいいだろう。

…と、ここまではよかったのだが、シャッターを切っても反応がない。むむむ…確かにマウントアダプターとカメラ本体との間に接点がなく、もうひと手間加えなければ作動しなそうな雰囲気はあった。

一度レンズ外してみる。マウント側に端子がないぞ。

説明書をもう一度読んでみる。
(1)MFレンズであること
(2)カメラによっては「レンズなしレリーズ」の設定が必要であること
(3)撮影を行う際は、マニュアルモードか絞り優先モードで撮影すること

(1)(3)は理解。しかし、(2)の設定って、どうするんだっけ?そもそもこのカメラってそんな設定ができるんだっけ?

さて、どこをどうすればいいんだろう…(汗)。

設定のメニューを一通りざっと見てみたが、そういった項目は見当たらない。
これってひょっとして、使えないレンズを購入してしまったということだろうか。
GIZMONの公式サイトには、カメラの設定方法に関する詳細の記述がなかったため(当たり前か)、Google先生に色々聞いてみるが、なかなか明白な答えが見つからない。
これは返品した方がいいんだろうか。

四苦八苦の末、2日がかりでようやく答えにたどり着き、M100も「レンズなしレリーズ」の設定ができることが判明。…というか、今のカメラを所有してから5年ぐらい経つんですけど、そんな設定があることすら知らずに使っているんですから。
私の写真撮影なんてその程度のものだってことですよ、ハイ…。

ここだここだ!

見つけたー!この設定を「1」に変更すれば準備完了!

で、ようやく使えるようになったので、早速外に出て花を撮影してみる。

ピントがどこに合っているんだか…。

うーん。これだとよくわからないな。
ということで外に出て、被写体を探す。

曇天の下の岩木山。ただでなくとも蒸し暑いのに、真ん中あたりから立ち上る狼煙のような白煙が暑さを倍増。

弘前市中土手町にある旧一戸時計店の時計台。

弘前昇天教会。日曜礼拝の時間だったらしく、10時半には鐘が鳴っていた。

弘前市れんが倉庫美術館の北側。

弘前市れんが倉庫美術館の入口に佇む「A to Z Memorial Dog」

レンズを回すことで多少被写体とのピントを合わせることができるみたいだけれど、あまりアテにはならないかな。
天候の具合やカメラの設定をもうちょっと変えることで、いわゆる「エモい」画像が撮れそうですね。

【結論】

のんべ
のんべ
ネタにはなるかも知れませんが、スマホの編集アプリで十分足りると思います。

モノクロに加工。ちなみにすべて「絞り優先」の設定で撮影しました。