岡村靖幸『操』 #岡村靖幸


4月1日はエイプリルフール。この日、ウソではなくホントに発売された岡村ちゃんのフルアルバム。
前作「幸福」は、(色々事情がありまして)何と11年半ぶりのフルアルバムということもあり、既発曲が半数以上を占め、新曲はわずか3曲のみ。アルバムの発売を渇望していた分、ちょっと物足りなさを覚えたのも事実だった。
それから4年。彼にしてはインターバルが短いな、と思ってしまうぐらいあっという間に発表された新作のタイトルは、「操」。


僕が購入したのは「完全受注生産デラックスエディション」。以下、同梱されていたもの(公式HPから)
1)紙ジャケット仕様の本アルバム「操」CD。
2)2010年代のツアー演奏からチョイスしたカバー作品集「思い出白書 (pirated edition)」CD。
3)岡村本人の描いたピーチマーク、サイン、「操」の文字を14オンスのブラック・コットンにプリントして製作したサコッシュ。
の3点セット。


ホントはこのサコッシュを斜め掛けして4月から始まるライブ会場に集まる、といったイメージだったのだろうけれど、ここにも新型コロナウイルスの影響は当然出ていて、上旬に開催予定だった公演が中止となっており、恐らく僕が久しぶりに足を運ぶ予定だった仙台公演も中止となってしまうことだろう。
まあ、仕方がない。今は皆で力を合わせてこの危機を乗り越えましょう。ということで、自宅に引きこもりながらコロナ来るな、と祈りつつ、社会がいち早く元に戻るのを願いたいと思う。


さてこの「操」、最初にざっと聴いた印象としては「幸福」の流れを汲んだ続編のような感じだった。ジャケットを前作と同じ会田誠が手がけたこと(更にはどちらのジャケットにも柑橘類が描かれていること)も、そう思わせる一端となっているのかも知れない。なので、4年のブランクではあるけれど(我々ファンにとっては)間髪入れずにこのアルバムを発表してきたことを手放しで喜びたいところ。

ただ、聴いていくうちに徐々に印象が変わった。…これはとんでもない名作かも知れない。ファンク、ロック、ポップス、バラード、まんべんなく鏤められた数々のジャンルの楽曲が怒涛の如く展開される。その中にあって、アルバムの中盤から顔を出すDAOKOとライムスターが実にいい味を出していると思った。そして、小山田圭吾がさりげなく参加している(「成功と挫折」にギターで参加)のがまたなんとも小憎らしい。
「インテリア」を初めて耳にしたとき、あれ?こんな曲、確か前に聴いたことあったな?と思って聴いていたら、なるほど次の曲の伏線になっていたのですよ。凄いなあ、この仕掛け。

「操」

1. 成功と挫折
2. インテリア
3. ステップアップLOVE(DAOKO×岡村靖幸)★
4. セクシースナイパー (c/w 少年サタデー)★
5. 少年サタデー ★
6. 遠慮無く愛してよ
7. マクガフィン (岡村靖幸さらにライムスター) ★
8. レーザービームガール
9. 赤裸々なほどやましく
★は既発曲

もう一枚封入されているディスク、タイトルは「思い出白書」。

1. Can’t hide love(アース・ウインド&ファイヤー)
2. All in Love Is Fair(スティービー・ワンダー)
3. 慕情(サザンオールスターズ)
4. じれったい(安全地帯)
5. Paper Dall(山下達郎)
6. 都会(大貫妙子)
7. Man On the Earth(大江千里)
8. シルエット・ロマンス(大橋純子)
9. 迷信(スティービー・ワンダー)

1,9はスタジオ録音、2~8は2015年から2018年までのライブ音源。ライブに関しては音質が良いわけではないので、ブート盤でも聴いているようなワクワク感を掻き立てられる。(ちなみに、曲とオリジナルアーティスト、そして収録会場が記載されたインナースリーブには「PIRATED EDITION」(海賊盤)の文字が記されている。公式HPでもアナウンスしているけどね。)
それにしてもこの幅広い選曲、通して聴くと圧巻です。

ちなみに!
海賊盤を謳っているくせに隠れトラックが収録されているという…。「慕情」の後に、渡辺美里へ提供した「Lovin’ You」のセルフカバーをピアノで弾き語り。ああ、これだけで私鼻水垂らしております。

凄いなこの2枚。もはや圧巻。…しかし、改めて聴きながら思ったこと。
岡村ちゃんに「歌のうまさ」と「歌詞の意味」を求めてはならない。


新たなステージの幕開けに向けて


定例人事異動の内示を受け、4月から隣のグループのマネージャーに就くことになった。今の所属に来てから4年目の春を迎えることになる。

既に3年で2つのグループを渡り歩いているので、さすがに3つ目のグループはないんじゃないか、とか、2年目に昇格があったけれど、さすがに4年目はないんじゃないか、なんていう淡い期待を抱いていたが、儚くそして脆くその期待は打ち砕かれた。

正直言うと内示を受けた時は、よりによって何でオレなんだ…とかなり狼狽した。

いや、決して今の仕事が嫌だとかそういうことではなく、いきなり8人の部下を抱えるマネージャーが果たして自分に務まるのだろうかという不安、そして何よりも、混沌とする今の状況下で与えられた重責を全うできるのだろうかというプレッシャーに押し潰されそうになっているだけのことだ。

また、新型コロナウイルスの影響で世界中が大変な状況の中、危機管理という部署の一職員として対応しなければならない。多分、僕だけではなく今回新たに僕の部下となってしまう面々も、不安を抱いていることだろう。

コロナだけに目を向けると、そもそも前例がない未知のものへどう対応してよいものかとドタバタしていたが、端で見ていると最近はその対応にも慣れてきた感じ。だが青森県内、幸いにしてまだ感染者が出ていないだけの話で、この先感染者が出ると一気に事態は動き、そして混乱することだろう。4月以降、万が一のことが起きたらその渦中に放り込まれることになるわけで、火中の栗を拾うどころか、自分がその栗になってしまうかも知れないという不安も常に付きまとう。

前例がないことにぶち当たることはこれまで幾度もあったが、自らがその前例を作る足掛かりになろうとは…。大体にして、弘前市から通勤する者が防災部局に配属されることなんてほとんどなかったし、市外の者がこのグループのマネージャーになるということ自体が前例のないことなのだ。

だから、ひょっとしたら青森市に居を構えなければならないのだろうか、といったことまで真剣に考えた。

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今すべきことは多分、数字に惑わされないこと。 #新型コロナ


正直、この件に関しては事態が落ち着くまで閉口しているつもりでしたが、状況が状況だけに、無責任ですがちょっと持論を展開させてください。

新型コロナウィルスに端を発した世界経済の凋落に歯止めがかからない。約2週間前、政府は「ここ1~2週間が蔓延を食い止めるための正念場で瀬戸際」といったものの、結果的にその2週間が過ぎてもなお収束する兆しが見えてこず、いよいよ長期戦の様相を呈してきた感じがする。まあ、2週間でどうなるのかは神のみぞ知る、の世界だったので、個人的にはかなりネガティブな気分で「やっぱりな…。」と傍観していたところだ。  

立場上、僕自身ここしばらくは「正しく恐れよう」を口癖のようにしてきたが、実際に得体の知れない魑魅魍魎と化した新型コロナウィルスは、人々の平常心もすっかり蝕んでしまったらしく、何とも暮らしにくい社会が訪れたものだとため息ばかりが出てくる。  

日本に限ったことではないとはいえ、「春節」の時ですら既に感染が広がりつつあった隣国からの往来を自由にしていたこと(そしてそれを2か月近く放置したこと)、そして例のクルーズ船に「軟禁」していた乗客を、「隔離」することなく野放しにしてしまったことをはじめ、矢継ぎ早に繰り出される国の思いつきみたいな対策を見ていると、後出しじゃんけんなのに負けている人を見ているようで、なんだか滑稽かつ哀れになってきた。 

一体いつになったらこの状況から脱却する兆しが見えてくるのかは、想像もできない。地球全体がウィルスの幕に覆われてしまったような状況に、もはや一国の宰相が小手先を振り回したところでどうなるものでもないだろうに…。 

一方で報道に目を転じると、危機感ばかりを煽りながら、国内の感染者が増えたという報道ばかり。新たな感染者が出ると、まるで鬼の首を取ったように「今度は○○県で…」と伝えるさまは、まだ色の塗られていない県で次の感染者が出るのを待ち構えているようにも見えてしまう。
日本全体に自粛ムード漂う状況の中、この閉塞感を打破する方法は、「過度に恐れることなく普段どおりの生活を心がける」ことだと思っているが、ここまで来ると、逆に普段どおりの行動を起こすこと自体が非難の的にされてしまいそうな雰囲気だ。 

個人的には今回の案件を真に恐れる、そして収束させる気概があるというのであれば、やりすぎぐらいの措置をすべきではないかと思ってい 

途半端な措置が逆に経済活動や社会全体傷跡を残し、多大なる影響を与える可能性があると思ったからだ。 

国が影響を最小限に食い止めるための方策だと思っているのかどうかは知らないが、小手先の対策を打って出たところで、結果は火を見るよりも明らか。  “今すべきことは多分、数字に惑わされないこと。 #新型コロナ” の続きを読む