計画倒れの計画を立てる -それでも手にする紙のスケジュール帳

情けない話だが僕は、自分のスケジュールをきちんと管理するのが得意な方ではない。

スケジュール管理を行うことのできる様々な電子媒体が席巻する中、10年以上紙のスケジュール帳を使ってきた。しかし、その時に決まったスケジュールを、手帳にすぐに書き込むという習慣が、まずもってないということに今更ながら気付く。

最初に職場のスケジュール管理システムに入力し、その後、手が空いた時にスケジュール帳に記入し、更にGoogleカレンダーにも入力するという、ちっとも効率的ではない管理方法。

こんな調子なので、紙のスケジュール帳に本来記載すべきことが記載されていないなんてことは日常茶飯事。何のための紙のスケジュール帳なのか…といつも思ってしまう。

紙のスケジュール帳(手帳)については、幾度となくこのブログで取り上げている。そして読み返してみると、毎回毎回同じようなことを書き綴っているのだな、と我ながら呆れてしまう。

普段からメモを取るという癖を習慣化しなかったことを、今更ながら後悔している。もっとも、スケジュールにビッシリ予定を書き込まなければならないほど多忙かと聞かれたら、全くそんなことはなく、むしろ空白エリアの方が多いのも事実。

それにしても2018年は、全く自分の思い通りに事が運ばない。平常心で臨むはずだったのに、イレギュラーな出来事があまりに多過ぎて、平常心を保っている方が無理と言いたくなるようなことも続いた。計画を立てようにも、計画通りに行かないのだ。

マラソンだけに焦点を当てると今年は、3月の古河はなももMに始まり、5月のたけのこM、9月の田沢湖M、そしてつがる地球村一周Mと、既に4つの大会の出場をキャンセルしている。更に21日に秋田県能代市で行われる、きみまち二ツ井Mもキャンセルが決まっているし、ご存じの通り弘前・白神アップルMに至っては大会そのものが中止となり、何と今年エントリーした大会の半分を棒に振るといった状況に陥っている。

(9月のランニング手帳は、出場できなくなった大会に赤線が引かれ、「北海道」のスケジュールしか記載されていない。)

振り返ると今年、フルマラソンに関しては8月の北海道Mのみしか走っていない。ご存じの通り、練習不足や体調不良が重なり、北海道Mは散々な結果に終わった。

誰かが宣っていたように、フルマラソンでいい結果を出すには、どれだけ準備してきたかで決まる、というのであれば、今の僕はボロボロの結果になるだろう。そういう意味では、地元開催のアップルMが中止になったのは、どこかからの「休め」の声だったのだろうと、都合のいいように解釈している。

マラソンに取り組んで以降、毎年進化することを目標に掲げてきたが、特に今年の後半は退化の具合が激しい。

そして、延々と続いているイレギュラーへの対応による心身の疲れは、依然として取れていないようだ。

それでも、5月の仙台国際ハーフMで自己ベストを更新できただけ、まだヨシとしないと。

各地で開催されるマラソン大会に出場する前に、まずやらなければならない業務、仕事を優先しなければならないのは当然のこと。恐らく今の仕事をしているうちは、今後もずっとこんな状況が続くのだろうと、半分諦めている。(そしてどうやら、来年も同じ状況に置かれそうだ。)

今の所属にいるうちは、何か起きたら通常モードから切り替えなければならないし、それに伴って私的なことは極力抑制する。まあ、当たり前といえば当たり前のことだし、職務を全うするための宿命みたいなものだ。

さて、いよいよマラソンシーズンへ本格的に突入する。関東以西では、参加者1万人規模の大きな大会が毎週のように行われる。
2018年も残り2か月ちょっと。そろそろ冬眠を見据えていかなければならない僕としては、皆さん頑張ってください、としか言えない。

僕は僕なりに自分のペースで、次の機会を虎視眈々と狙っていきたいと思う。

…え?

まんねえ?

だらねえって?

か言うんじゃないよ!

代わりがいないから…。

辛いんだよ!

大変なんだよ!

思いの丈をぶちまけたところで話を元に戻そう。

ここ数年、4月始まりだったスケジュール帳を1月始まりに変えている。
仕事を進める上では4月始まり3月終わりの年度区切りの方が良いのかも知れないが、思うところもあって年単位のものに切り替えた。

ここ数年使っているのはQUO VADISの「ビジネス」。文庫本サイズで見開きが週単位、しかも縦に時系列のメモリが入っているため、時間単位での管理もしやすいということで、公私のスケジュールが(ほどほどに)書き込まれている。
しかし、父の命日の前日、9月6日に北海道胆振東部地震が発生して以降は、9月7日に「父命日」と記された以外、約3週間にわたり空白が続いた。

(9月17日の週に至っては、北海道に行くことすら書かれていなかった。)

実際、手帳を目にするヒマも余裕もないぐらいバタバタしていたし、書き込む予定もなかった。残念だけど、空白こそが今年を象徴することになりそうだ。

そして今年も残り3か月を切り、大分残りのページが少なくなってきたところで、懲りずにまた新しいスケジュール帳を購入した。

2年ぶりの「ほぼ日手帳」。一年の計が元旦にあるならば、元旦からしっかりと記録を残さないと。
「今年こそはちゃんとスケジュール管理して、しっかりと日々の出来事を記録に残すぞ!」ってこれ、毎年宣言しているような。

ちなみにこの手帳、半期で分冊になっているので、手帳の厚みが半分になるのだ。

僕自身にとってはこれも重要なアウトプットのツールの一つなのかも知れない。
もっとも、誰に中身を見せることもないんだけどね。

…というか、今日は投稿の内容そのものを分冊にすべきでした。すいません。

コメントを残す