マドンナとエレカシと嵐

全然脈絡のない3組のアーティスト。
共通点は「ベスト盤」。

今月から来月にかけて、この3組が相次いでベスト盤を発表します。

マドンナのオール・タイム・ベストについては、昨日もTwitterで「これまでのベスト盤の続編であってほしかった」と呟いたように、何も初期の頃から通した音源じゃなくてもよかったのになぁ。それやるんだったら、前2作とそれ以後の楽曲を収録したディスクをコンパイルしたベスト盤で十分なんだけど、とかいろいろ考えています。本人選曲ということは、裏を返せばどれだけ本人の思い入れが強い楽曲が選ばれるかということに焦点が当てられるわけで、マイケル・ジャクソンみたいにファン選曲でも面白かったんじゃないの?とか思ったり。
同時期に発売されるDVD、こちらはとても楽しみなんですけどね。というか、DVDソフトってホント安くなりましたね。20年以上前、コンサートの模様などを収録したVHSソフトが1万円以上で販売されていたことが今となっては考えられません。

販売のタイミングは若干異なりますが、エレファントカシマシもオール・タイム・ベストを発売することが決定しました。しかもこちらは、メジャーデビュー後渡り歩いた3つのレコード会社から発売されるということで、全部で5枚組になります(笑)。あ、でもこれってその昔、吉川晃司も同じことやりましたね(ただしディスクは1枚ずつ)。

メジャーデビューの荒々しいエピック時代から、いきなりポップな方向転換が図られた東芝時代、そして再び迎えた低迷期のポニー時代と、なかなか聴き応えのある内容に仕上がりそうな予感。ちなみにこちらもボーカルの宮本浩次自ら選曲だそうです(個人的には絶対「買い」)。

それにしても最近すごいなと思ったのが嵐のベスト盤。通常盤である2枚組は定価の3,200円で星5つの評価であるのに対し、初回限定盤の3枚組を入手できなかったファンの悲痛な叫びが、怒りに変わってアマゾンの評価に寄せられています。おかげで星一つの数が凄い。でもしれって作品の評価を下げてるんじゃ…。

ちなみにこのベスト盤、初回限定盤は既に売り切れ、オークションでの高値取引が始まっているようです。Amazonをみても、新品60点以上で最低価格が12,000円オーバーって、皆さんかなり強気。というかこの人たちは完全に転売を狙って購入したんでしょうね。この煽りを受けて、本当に手に入れたくても手に入れられなかった人が、ちょっと可哀想。

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