浮き輪が萎んだ。

薄着の季節になると、冬場にため込んだ腹の周りの「浮き輪(要するに脂肪)」が気になる方も多いのではないでしょうか。かく言う私も35歳を過ぎたあたりから明らかに代謝が落ち始め、とりわけ腰周りの浮き輪は「固形物」と化していたのですが…。嗚呼、そういえば20代の頃は、脇腹をつまめるなんてことはなかったのに!

しかし。ここ最近、外見上の変化が着実に起こっています。
どうやらこの4月から始めた週末のランニングが功を奏しているようです。
何とこれまで、ベルトの穴2つ分浮き輪が縮み、今となってはベルトの穴を足さなければならないぐらいまでになりました。少なくとも冬場、ベルトの上に乗っていた脇腹の肉はほとんどなくなりました。

当然体重も減り、先日ついに一時的に65キロ台まで回復!!
残念ながらこれは一過性のものでしたが、現在は66キロ台後半から67キロ台前半に落ち着くようになり、体脂肪率も16~17%台で推移するようになりました。

正直、昨年の秋以降は路頭に迷い込んでいて、表面上は気丈に振る舞ってはみたものの、心の中では「この先一体どうしたらいいんだろう…。」「もうどうでもいいや…。」「どうせなるようにしかならないし…。」というネガティヴな思考ばかり蔓延していました。
毎日酒を煽り、口に入るものは何でもバクバク食べ、半分引きこもりのような状態に。その反動で体はブクブクと太りはじめ、気がつくと、スーツのベルトも必要ないぐらいまでパンパンになっていました。

冬には、畏友から「お前、相当太ったな」と笑われました。思えばあの頃、生まれて初めて体重が70キロを超えました。体脂肪も一時期20%台を指していました。

あれから半年、現時点で約3キロの脂肪を削ぎ落とすことに成功。今も(わずかながら)酒量をセーブし、口に運ぶものにも(少しだけ)気を遣っています。

ダイエットを主たる目的として走り始めたわけではないのですが、結果的にダイエットに繋がっているというのは、大変ありがたい効果です。ここまでハッキリと身体に出るとは思わなかったので、実は本人が一番びっくりしています。

徐々に距離を伸ばしながら、かつ極力平坦ではない道を選びながら、今週末はどこを走ろうか、頭の中でルートを考えるのがちょっとした楽しみとなりつつあります。浮き輪が取れたら、ダラダラ走りから脱却しようと思います。

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