気もそぞろ

この間行きそびれた釣行には、実はとんでもないオチが待っていた。
同行する予定だったタガシ先生に改めて詫びのメールを入れたところ、「行かなくて良かったよ」との返事が返ってきた。

8月7日は青森ねぶたまつりの最終日で、夜は青森港でねぶたの海上運行と花火大会が繰り広げられる。
実はこの日の夜、海上で花火観覧をしていたプレジャーボートが、防波堤に誤って激突し、3人が重軽傷を負ったというニュースが報じられていた。

うすうすオチに気づいた方もいるかも知れないが、何と翌8日に出港予定だったマリーナの管理人が、この重軽傷を負ったうちの一人で、タガシ先生を始め当初5時過ぎに出港予定だった人たちは、結局8時までマリーナで足止めを食った挙げ句、釣果はシャコ一匹のみに終わってしまったらしい…。

行けなかったことに申し訳ない気持ちを抱きながらも、その一方では行かなくて良かった、という安堵の気持ちも湧いて来たのが正直なところだ。

さて。
ここ数年青森では、地球温暖化の影響なのか、まつりが終わった後の残暑が異常に長く続くことがあったのだが、今年の夏はどうしたことか、まつりが終わるとともに秋めいた天気が続いている。
日中はそれなりに暑いものの、とりわけ朝晩の冷え込みはなかなかのもので、半袖ではちょっと肌寒さも感じるぐらいになってきた。秋の虫の声も賑やかになり始めており、今年の夏は本当にあっという間に終わってしまったような気がする。

東京でも、連続真夏日が途絶えたとか。

それでもこちらに比べたら、東京の暑さはハンパではないだろう。汗かきの僕としては、今週末の上京をどうやって乗りきればいいか、それが悩みだ。まあ、コンサートはどうせ歌い躍りそして泣き狂うのだろうから、タンクトップ一枚でいいだろう。

いよいよ上京まであと一週間を切った。思えば、プライベートで上京するのは約1年振り。しかも、妻の配慮で、13年振りに東北新幹線のグリーン車にも乗れる。まあ、往路は帰省ラッシュとぶつかっているので、相当賑やかなグリーン車になることだろう。

ちなみに2年後、東北新幹線が新青森まで延伸された暁には、スーパーグリーン車なるものが登場する見込みとなっているらしい。座席もわずか18席しかないらしいが、一体どんな人が乗るんだろう。

そうそう、オリンピックにはあまり期待を寄せていなかったけど、北島康介は圧巻の決勝だったね。有言実行とはまさにこのこと。個人的には、大口叩いてボロ負けしたサッカーの今後が心配だよ。どうせいなくなる人だからどうでもいいことなのかも知れないけれど、監督の「開き直り」にはガッカリだな。

もう、話があちこち飛んでいるでしょう。とにかく今週末が楽しみで、気もそぞろなのだ。

気もそぞろ」への3件のフィードバック

  1. きゅう

    東京の真夏日が途切れてたんですね。
    おそらく私たちがいなくなったからかな?
    実は上京した日、朝ついたときはとてもいい天気(いつもだったら上京中ほとんどドシャ降り)でしたが
    箱根から所沢に向かう途中すごい雨と雷で
    あろうことか宿泊先に雷が落ちてネット回線と電話がアウトになってしまったんですよ。
    せっかく無線ランがあるからってノートパソコンを持っていったんですけどね。
    更に数日後、行った館林ではその日の日本最高気温の37.6℃を記録させてましたし。。。
    ということで私たちが悪天候を持ち運んでるみたいなので
    来週の天気は穏やかだと思います。

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  2. じゃん子

    まだ暑いけど、寝苦しさはだいぶ緩和されました!
    そうなんです、最近突然の雷雨が本当に多いの・・。
    この前花火を見に行き、終わった途端にどしゃ降り・・。ずぶ濡れで帰路につきましたとさ、チーン。
    楽しみにしてます。気をつけて来て下され!!

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  3. nonvey

    >>きゅうさん
    先日はありがとうございました。
    我々夫婦も、「嵐を呼ぶ夫婦」と呼ばれておりまして、旅に出ると何かが起こる、というのはもはや定説なのです。
    しかし、落雷後だったのは不幸中の幸いでしたね。PCまでドッカーンするところじゃなかったですか!
    >>じゃん子
    雷雨ですか…東京の雷雨は予測不可能なだけに、正直ちょっと怖いです。
    まぁ、コンサートは外で行われるのですが(あれ?考えてみると野外も初かな?)、雷雨になったらどうしよう…。花火なら大歓迎なのに。

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