大澤誉志幸の25周年

久しぶりにテレビで唄う彼の姿を観た。熱狂的なファン、という訳ではなかったが、「気になるアーティスト」の一人として、アルバムが発売されるとレンタル屋に走り(笑)、テープを何度も聴いたものだ。

彼の代表曲といえば「そして僕は途方に暮れる」だが、僕はといえばもっとロックな曲に惹かれていて、「Real Action」や「Confusion」「ゴーゴーヘブン」なんかが大好きだった。

彼のアルバムを初めて購入したのは、「Collage」という、他のアーティストへ提供した楽曲をセルフカバーしたものだった。このアルバムで僕は、吉川晃司に沢田研二、鈴木雅之や中森明菜といった錚々たる顔ぶれに提供した楽曲を、完全に自分のものとして歌いこなした、大沢誉志幸というアーティストの懐の深さをますます思い知ることとなり、一度でいいから彼の姿を拝んでみたいものだと思っていた。

活動停止、復活を経て、大沢誉志幸から大澤誉志幸に名を変えた彼の姿を初めて観たのは、Epic25のライブだった。鈴木雅之からバトンを渡される形で、二人で「ガラス越しに消えた夏」を唄ったシーンは、その場にいて鳥肌ものだった。

その大澤誉志幸が、ソロ活動を初めて今年25周年を迎えるにあたり、活動が活発化している。かつての「Serious Barbarian」シリーズ以上のリリースラッシュが続くらしい。

◎2008年大澤誉志幸ソロ・デビュー25周年のANNNIVERSARY YEAR !!
ユニバーサルより季節ごとにアルバムをリリース予定!
★ 5/28 Season’s greetings I  ~春(初回盤)(DVD付) [CD+DVD] [Limited Edition]
*初回盤/特典DVD:「そして僕は途方に暮れる-25thver.-」「CONFUSION 25thver.-」(税込\2980)
*通常盤(税込\2500)

以降、下記タームでリリース予定
★9/3Season’s greetings Ⅱ ~晩夏
★12/3Season’s greetings Ⅲ ~クリスマス
★2/11Season’s greetings Ⅳ ~冬

テレビを観て驚いたのは、お世辞にも歌唱力があるとは言えない大澤氏、そのことが幸いし、ほとんど歌声が変わっていないことだった。
今回発売された「Season’s greetings?春」に収録されているのは9曲。

1. CONFUSION (25th ver.)
2. そして僕は途方に暮れる (25th ver.)
3. 刹那の恋、煌めかせて(Sweet SadLove)
4. BOSA (interlude)
5. LA VIE EN ROSE
6. SWEET MEMORIES
7. STOP & ギミーラブ (25th ver.)
8. zaz (interlude)
9. 丘の上の恋

新曲の他、再レコーディングを行ったセルフカバーの他、松田聖子の「Sweet Memories」も収録されている。僕はもう、再レコーディングの楽曲だけで食指が動きまくり、迷わずポチッとしてしまったのだけれど、この調子であと3枚…「季節毎」とはいいながらも、秋が有耶無耶になっているところが気になるが(笑)、いったいどんな作品が登場するのだろう…かなり楽しみである。

大澤誉志幸の25周年」への2件のフィードバック

  1. songri

    nonvey様、はじめまして?!
    ちあり様の続・ヒトツログからとんでまいりました。大澤誉志幸氏は中学の頃にすごく嵌りました、『Real Action』は私も大好きです。晴れて今年の初生を体験することが出来ました。

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  2. nonvey

    songri さん初めまして!
    コメント投稿ありがとうございます。
    もうすぐgreetingシリーズ第2弾の「夕凪」が販売されますね!
    個人的にはもう、今から楽しみで楽しみで仕方がありません。

    返信

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