シーバンド

今更の話になるが、5月5日の真鯛釣りは、ハッキリ言って残念な結果だった。
朝3時に家を出発し、T先生が購入した3人乗りの小さなボート(船外機付き)にT先生と2人で乗って、小泊漁港から裏竜飛を攻めたのだが、波が高すぎて、思い切り遠くまで船を流すことが出来なかった(水深30mラインがギリギリだった)。

しかも、潮の回りが今ひとつだったのか、釣果もパッとせず、終わってみれば僕に釣れたのはホッケが1匹、フグが2匹、リリースサイズのアイナメが1匹、バラシが1匹。
一方T先生も、今季初となる真鯛1枚をゲットしたが、それ以外はパッとしないまま、何か釣果も気分もスッキリしないまま納竿した。

ちなみにこの日、波の高さは1?1.5m。
普段の僕であれば、完全にアウトだったのだが、この日登場したシーバンドで、何とか持ち堪えられた、と言っていいだろう。イヤ、正確には持ち堪えたワケではなく、途中ダウンしてしまったのだけれど…。結局、僕にとって今季第1号はお預けとなってしまったのだが、T先生にして「今日の波はちょっと酷すぎた」と言わしめたのだから、あの高波の中で嘔吐しなかったのは、奇跡と言っていいだろう。


僕は勝手にこのシーバンドを巻いたお陰だと思っている。
これ、手首付近にあるツボを押さえることで、酔いを防ぐというものらしいが、結構効果があるらしい。しかも、乗り物酔いだけではなく、つわりにも(若干ではあるが)効くらしい!?

ただし、使い方を間違えると大変なことになる。
日本語の説明書には、手首から3本指を添えた「下の位置」にバンドを巻く、となっているが、実際は人差し指のある位置にバンドを巻かなければならない。この微妙な位置の違いは、致命傷になる可能性もある。

それから、意外と締め付けがきつく、バンドを外した後は、丸い跡がハッキリと残る。
まあ、これぐらいきつくなければ、効くものも効かない、ということだろうか。

リベンジ、という訳ではないが、次回は24日(土)に釣行が決定。場所は前回と同じく裏竜飛である。朝4時に弘前を出発し、6時30分頃から釣りを開始、昼過ぎに納竿、という予定だ。
ハッキリ言って、前回の釣りのことを思い出すと具合が悪くなるくらいトラウマになっているのだけれど、何とか今季第1号を船上からお届けできれば、と思っている。

ちなみに陸奥湾もぼちぼち真鯛釣りが始まっているようだが、日光丸の転覆遭難事故があって以降、どうも行く気になれないというのが正直なところなのだ。

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