今日は…

4月28日だ!4月28日と言えば…(汗)。

去年の今頃もこのブログに綴っておりますが、平成8年4月28日は僕が弘前市内で披露宴を行った日です。何せ入籍した日が違う(しかも妻に任せっきりで覚えていない)ので、一応世間に認められたということで、今日が結婚記念日だと勝手に決めつけています。
ただ、妻も僕もそういった記念日イベントには疎い(というかあまり意識しない)ので、今日も普段と変わらない、普通の日常を過ごして終わる予定(笑)。

僕たちの披露宴は、それはそれは大変な披露宴でした。
父の仕事やら私事やらの関係で参列者がハンパじゃなく多く(500人以上だったかな?)、主役の自分でも呆れるような披露宴でした。さながら、地元の大企業御曹司でも結婚する、みたいな。でも残念。何つったって俺だからね(笑)。
それにしても出席者を巡っては、かなり揉めたなぁ…。
しかも、生まれて初めて八戸での一人暮らしが始まったばかりでまだ気持ちも穏やかではなく、僕は興奮と緊張がありありだったらしい…。


あとで聞いたところによると入場時には手と足が同じ方向に動いていたらしいです(笑)。
しかも、高砂の席についたあとも実に落ち着きなくキョロキョロと周囲を見渡し、全く落ち着き払った気配のない僕の姿に、参列した友人達は苦笑しながらヤキモキしていたそうな…。しかもこの時も(あえて「も」と言わせてもらうよ)、ずーっと半べそ状態若しくは落涙のオンパレードで、一方隣に座っていた新婦は 涙一つこぼしませんでしたとさ(苦笑)。
結局最後は、その場しのぎの思いつきな挨拶を敢行したんですが、これがまた周囲の涙を誘ったらしく、親戚席を見るとみんな号泣状態。そして、それを見て僕またもらい泣き(笑)。

思えば、あの時出席して下さった市長は一般市民になり、父も一般市民になり、唯一祝辞を述べて下さった住職は鬼籍に入り(そしてその寺の住職は現在、僕の同級生が務めています)、花束を渡してくれた子の親は離婚、遠方から出席して下さった母の幼なじみは癌と闘病中と、決して順風満帆とは言えない日々をそれ ぞれが送っています。

我々夫婦だって、決して単調な道のりではありませんでした。

いきなりの単身赴任。
そんなことにも臆することなくうちの両親との同居を決め込み、2年の間にいつしか我が家の「陰の主」となっていた妻には、さすがに驚きましたが…(笑)。

ただ、これまで大病もなくここまでやって来られたのは、ともに健康や怪我に留意しながら過ごしてきた何よりの証でしょう。
そして何よりも、周囲の人たちに支えられたからこそここまでやって来られたんだと思います。

正直最近は、ともに仕事が多忙を極めていることもあって、時間的にも気持ち的にも何となくすれ違いの日々が続いているような気がしなくもないのですが(苦笑)、それはそれで、きっと時間が解決してくれることでしょう。

まぁそんなワケで、えーっと、結婚何年目だ?12年目に突入、ということになるのかな?
夫婦仲睦まじく…には程遠いかも知れませんが、僕としては、妻の立場を尊重しながら12年目を迎えたいと思います。
そんなワケで、どうかこんな私どもを温かく見守ってあげて下さい。

…って、何か披露宴の挨拶みたいだな(笑)。

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