ラッツ&スター + ゴスペラーズ =

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ゴスペラッツ
ゴスペラッツ

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鈴木雅之がデビュー20周年を迎えた時、ラッツ&スターが再び脚光を浴びることとなりました。
鈴木雅之がデビュー25周年を迎えた時、ラッツ&スターが再び集結することは事実上不可能になっていました…。
ラッツ&スターとして集結することが出来なかった悔しさ、やり場のない憤りをひた隠しながら、鈴木雅之がコンサートでラッツ時代の曲を惜しげもなく披露したことが、印象に残っています。

多分、鈴木雅之がデビュー25周年でどうしてもやりたかった、自分自身のルーツでもある「ラッツ&スター」そして「シャネルズ」。
その鬱憤を晴らすように、25周年のツアーファイナルでは、鈴木雅之に「ボンボンボンボボンボボボボボボボ♪」でお馴染みのベースボーカル佐藤善雄(現在はレコード会社代表取締役!!)、更にラッパの桑野信義を加えた「ラッツ勢」に、村上てつや、酒井雄二の「ゴスペラーズ勢」までもが加わり、それはそれは盛り上がるステージを繰り広げたそうです。

ラッツ&スターの流れを汲むアーティストとして登場したゴスペラーズ。
彼らがボーカルコーラスグループとしてシーンを牽引していることは、誰の目にも明らかです。
そして彼らこそが、ラッツ&スターの「血」を脈々と受け継いでいる存在です。その証拠として彼らを発掘し育てたのは、ベースボーカルの佐藤だったのですから。

彼らがどこまで本気だったのかは不明ですが、ツアー終了後何とレコーディングを敢行し、遂には「デビューアルバム」まで発表されることが決まりました。

それが「ゴスペラッツ」です。

黒塗りの顔にポマードをたっぷり染みこませたあのヘアスタイル、そして派手なカラーシャツにタキシード。 まさか!?とは思いましたが、あの当時のスタイルがほぼ完全復活するようです。

とはいえ鈴木雅之デビュー25周年の延長という「企画モノ」の域を脱していない以上、どこまで本気で取り組むのかは謎ですが(だって、本隊であるゴスペラーズとしての活動だってあるわけだし)。

まぁ、収録曲数が9曲なので盛りだくさんというにはちょっと物足りない感じがしますが、ラッツ&スターのヒット曲「ハリケーン」に、アン・ルイスのカバーとなる「リンダ(竹内まりや作詞作曲)」など、作品自体が濃厚そうな気配なので、4月19日のデビューアルバム発売がホントに楽しみです。
ただ、欲を言うならばゴスペラーズ全員とのコラボが見たかったな…。
ツアーとかやらんのかな。やらないだろうな。やったら是非行きたいけど。

オフィシャルサイト:http://www.gosperats.com/

2 thoughts on “ラッツ&スター + ゴスペラーズ =

  1. mash

    「リンダ」も収録されているのネっ!
    初期の竹内まりやは、大好きだったのです!!!
    アルバム楽しみですネ?♪

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  2. nonvey

    欲を言えばキリがないので言いませんが(笑)、このアルバムは期待できますね。というか、早くも続編に期待しているんですが…(笑)

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