【裏話】とまへな披露宴でスピーチ!

とーますさんとへな子さんの結婚式から3日経過しました。が、まだ余韻が残っています。思い出すとまた、目頭が熱くなります。自分の結婚式ですらこんなに引きずることはなかったのに、これほど心に残る感動的な結婚式も、今まで経験したことがありません。
実は結婚式の1週間ほど前、へな子さんからメールで「すいませんnonveyさんの本名は○○とお呼びしてよかったのでしょうか」といった内容が送られてきました。はて…何を今更?と思ったのですが、あれが「抜き打ちスピーチ」への伏線だったということは、名前を呼ばれた時に初めて気が付きました。突然始まった「抜き打ちスピーチ」は、一つのテーブルから一人だけだと思っていたので、ラヴさんのスピーチを聞き終えて涙していた僕にとっては、まさに青天の霹靂でした(笑)。
名前を呼ばれた瞬間、心の準備というのが出来ていなかったために頭が真っ白になりましたが、咄嗟に何を話そうかということも考えていました。
やはりこの話しかないだろうと思い、昨年春に突如繋がった不思議な巡り合わせをお話しさせて頂きました。途端に涙がピタリと止まりました。かなり端折って話したつもりですが、最後は何を言いたいのかワケがわからなくなりそうでした(苦笑)。
以下、披露宴のスピーチでは触れなかった裏話です。


昨年4月、当時は多分70?80万人前後が参加していたであろうmixiの中から、まるで宝くじを引き当てたかのように再会を果たすこととなったへな子さんとnonvey。
これを単なる偶然という一言で片づけるワケには行かず、そういったいろんな想いがあの日の結婚式や披露宴での涙として怒濤のごとく流れていきました(…と、泣いた言い訳。笑)。
20年以上前に亡くなったへな子さんのお父さん、そして僕の父は、高校時代の野球部の先輩後輩にあたります。年齢は12歳違う亥年で、社会人になってからも、まるで兄弟のようにお互いを敬愛していた仲でした。実は僕も亥年ですが、彼らほど「猪突猛進」という言葉が似合う人たちもいないかも知れません。
母が妹の出産を控えたまさにその日、父は「男と男の約束だ!」などとぬかしながら、へな子さん宅に麻雀に出かけたことから祖母が激怒し、危うく妹の名前が「じゃん子」になりそうになった、というエピソードも残っているくらい。妻の出産より、男の友情を大事にしようとした父も父ですが、それだけへな子さんのお父さんが大好きだったのでしょう。
僕も小さい時には父と一緒に高校の野球練習を見に行ったり、朝野球の練習に無理矢理連れて行かれると、そこにはいつもへな子さんとごきょうだいがいました。双方の父を通じて、家族ぐるみのお付き合いをさせて頂いた、そういう仲でした。
4月の再会劇の数日前。
へな子さんのお母さんが、お父さんの遺品を整理しようとしていたところ、つま先(だったか踵だったか)に「ド」と書かれた、土にまみれた愛用の野球用スパイクが出てきたそうです(ちなみに「ド」というのは、お父さんの愛称「どっちゃ」から来るものと思われ)。このスパイクは、お父さんが僕の父たちとともに野球を楽しんでいた「鏡ヶ丘クラブ」という朝野球チームで使っていたモノ。で、お母さんは迷わずそれを処分しようと思ったようなのですが、へな子さんは何だかそれを捨てる気になれず、取っておくことにしたんだそうです。
そしてその直後、へな子さんから「弘前のPrinceファンだ」ということで見ず知らずの僕宛にmixiを通じてメッセージを頂戴し、現在に至るというわけでして…。
(詳細は2005年4月18日の日記
7月には東京ドーム前で約25年ぶりとなる生へな子さんとの再会(この時はとーますさん、ラヴさん、でびしるさんに、妹じゃん子も同席しました)を果たしました。
(詳細は2005年7月14日の日記
そして10月1日。
入籍を果たしたとーますさんとへな子さんが、弘前にお父様の墓参りを兼ねてやって来ました。
(詳細は2005年10月1日の日記
僕たちは再会を果たした後、すぐに墓参りに向かったんですが、実はこの時もちょっとした不思議な事が起きていました。
後日とーますさんから連絡があり、お墓で撮影した写真に「何か白い煙のようなものが写っている」というのです。
その写真を披露宴の前日、ラヴさん宅で見せて頂くことができました。
「なるほどー!!こりゃ間違いないよー!」
お墓に手を手向けるへな子さんの腰のあたりに向けて、渦巻くような白い煙のようなものが、そして右側にももう一つ白いものがゆらーっと。
恐らく亡きお父様、そして伯父様がビックリして出てきたんでしょうね(笑)。
しかもこの直後に、へな子さんの妊娠が発覚。
きっとお父様が、誰よりも先にお孫さんに触れたかったのではないでしょうか。
端から見れば、単なる「心霊写真」としてネタにされて終わりなのかも知れませんが、この写真からはいろんな「思い入れ」が感じられました。
そりゃそうですよ。愛娘が突然旦那さんを紹介しにやってきたんですから(笑)。
嬉しくてビックリして、思わずジャジャジャジャーン…って感じなのではないでしょうか。
…と、こんな感じで延々と話していると、多分1時間以上は余裕で話せたんではないかと思っています。
じゃん子が「巻き」を入れなければ、危うく「nonvey独演会」になるところでした(汗)。
いやはや、他人の披露宴でお祝いのスピーチならぬ「独演会」…大変失礼しました。
ところで俺、スピーチで「おめでとう」って言ったっけ?

3 thoughts on “【裏話】とまへな披露宴でスピーチ!

  1. あきみゆ

    こんにちは
    東京は朝から雨です。
    とまへなは早朝私をたたき起し、もよりの駅まで運転させて仲良く新婚旅行に発ちました。 
    どうやらあの2人は雨男に雨女のようです。
    昼頃沖縄に着いたと電話が有り、お天気はと聞くとだいぶ強い雨が降っていて風もあるといっていました。 あらあら・・・。
    でもとま君中耳炎ぽいと言っていましたから天気が悪い方がホテルでのんびり出来ていいかもしれません。
    それにしてもnonveyさんいろいろお疲れ様でした。そろそろ疲れが出てきませんか?

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  2. じゃん子

    私も今朝の天気を見て、とまへな夫婦は絶対に雨男&雨女だと思いました(笑)。
    かくいうnonveyも、沖縄ではよく台風と遊んでましたね!
    いやしかし・・。私もまだ思い出し泣きしてます、はい。。
    あきみゆさん>バカ兄妹は、まだ興奮の中にいるので・・。nonは疲れすら感じられない状況だと思いま?す(笑)。
    楽しい新婚旅行になるといいですね!

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  3. nonvey

    青森は昨日から湿った雪が降り続いています。春が近いと実感しております。
    じゃん子の言うとおり、実は私たち夫婦も「嵐を呼ぶ夫婦」と呼ばれており、初めて沖縄に行ったその日に梅雨入り、リベンジとばかりに再び沖縄に行ったら今度は台風が直撃して返り討ちに遭ったりと、大変でした(笑)。
    また、私が上京する日に限って関東地方が季節外れの雪に見舞われる、といったことがたびたびあって、今回もそんな自分の天気運のなさを嘆いていたのですが…。そうでしたか。あの飛行機欠航は、とまへな夫婦の仕業でしたか(笑)。
    とーますさんの耳の具合が芳しくないということ。ひとまずプールだけは回避するようこちらからもお願いしておきました。
    こればかりは、いくら体調がよくなったといっても後々に響きますから。
    ホテルで退屈して、プールにドボン!なんてことをしなければいいのですが…。
    本当にお気遣いありがとうございます。おかげさまで月曜日の午後にゆっくりすることができましたので、今はほとんど疲れは残っていません。ただ、あの感動の余韻は暫く残ったままのようです。ハイ。

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