KIRIN ブラウマイスター(画像なし)

10月末の「とれたてホップ一番搾り」、12月の「ゴールデンホップ」に引き続き、今年一発目のビール紹介は、「ブラウマイスター」。
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かなり前から地域限定で販売されたり、一部の飲食店のみで楽しむことができましたが、これまで市販されていた樽生タイプのみならず、12月21日からは「期間限定」で350ミリと500ミリ缶も登場。セブン&アイホールディングス系列店舗のみ(セブンイレブンとヨーカドー系スーパー)で販売。


自称「三度の飯よりビール好き」としては、ここは避けて通れぬ道と思っていたのですが、最近「第三のビール」ばかり飲んでいたために、とても高価な商品に思えて仕方がなく、風味に関する情報や店頭に並んでいるのを知っていたにもかかわらず手を出すことができませんでした。
昨日になり、弘前駅前にあるイトーヨーカドーでようやく勇気を出して購入(笑)。もちろん500ミリ缶。
「食前酒」として昨晩早速飲んでみました。
第一印象。
この3種類のビール(とれたてホップ、ゴールデンホップ、ブラウマイスター)は、比較的流れが似ているのかな、といった感じ。そもそも一番搾りとは対極的な関係にあるラガービールとは、ちょっと傾向が異なります。
まず、見た目の色が結構濃いです。口元にグラスを近づけただけでホップの香りが広がってきます。
口の中に入った途端、「ビールが踊る」といえばいいのでしょうか、かなり濃厚なビールの味わいを楽しむことができます。
苦みも、第三のビールはもちろん普通のビールの比ではないです。
昔、キリンラガーが生ではなかった頃、瓶ビールの王冠の裏がコルクだった頃の苦みを思い出しました。
とれたてホップ一番搾りの柔らかで芳醇な香りと、ゴールデンホップの苦みをほどよくブレンドした、そんな感じ?
それでいて、これぞビール!といった存在感は抜群。口の中で、しばらくその余韻を楽しんでいました。
流石ブラウマイスターというだけあって、「ウマイ」です…(寒)。
で、あんまりこの余韻が気持ちいいので、このビールはつまみを口にする前に飲んでしまいたいという衝動に駆られ、結局何を口にすることなくひたすらビールばかり口にしていました。
だって、もったいないんだもん(笑)
このビールに合う食材は、飲み始めのうちは軽めの方がいいです。あまり豪華で味のある食材だと、ビールと喧嘩を始めてしまいそうな感じです。シンプルな冷や奴なんかがおすすめ。逆に焼き肉なんかの時はあんまりおすすめしたくないです。というか口に肉を頬張る前に、まずはビールの味を楽しんでくれ、と。
ヱビスビールという「贅沢なビール」がありますが、それに引けを取らない、むしろそれ以上に贅沢なビールであると断言しましょう。それにこの香りと味わいは、ヱビスに勝っているような気がします(もちろん好みはあるでしょうけれど)。
最近、メーカーが美味しいビールを色々と開発してくれるので、消費者としてはとても嬉しい限り。発泡酒や第三のビールもいいけれど、本当にうまいビールならちょっと値が張っても購入しちゃうぞ!
今度はこのビール、機会があったら是非お店で飲んでみたい。そう思ったのでした。

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