ここ最近、白いマスクを装着して通勤している。
そのまま出勤するので、当然周囲からは「風邪ですか？」と聞かれる。
面倒くさいので「ハイ、ちょっと風邪気味で」なんて言っているが、実は風邪ではない（ちょっと怪しいけれど）。
マスクをしているのには、それなりの理由がある。

一つは、寒さ対策。
朝夕の冷え込みが日に日に厳しさを増しており、鼻から口を冷たい空気が通り過ぎた途端、寒くて涙がポロポロ出てくる。それを避けるため（笑）。
もう一つは、風邪予防。
電車に乗り込むと、ホントならマスクをしなければならないような痰の絡んだような汚い咳をゴッホゴッホと周囲にまき散らす輩がいる。それ以外にも、明らかに風邪と思われる咳き込み方なのに、全く周囲を気にすることなくゴホゴホと咳をまき散らす輩もいる。そういう連中を見ているだけで、風邪の菌を移されたような気分になり、鼻水が垂れてくる。
そんな連中から風邪を移されたんじゃ堪ったものではない。というわけで、こちらから風邪をブロックするために、マスクを装着している。ホントは逆なのに。
ま、マスクをしたまま電車の中で居眠りしても、よだれを垂らそうが鼻水を垂らそうがマスクがブロックしてくれるし…。
マスクを装着することのメリットデメリットいろいろあると思う。例えば、息苦しくなるといったデメリットがある一方で、呼吸が深くなるといったメリット（？）もある、と勝手に思い込んでいる。
ちなみに僕にとっての一番のメリットは、お小言を言っても気づかれないこと（笑）。
例えば職場でいろいろ理不尽なことがあった時、露骨に不機嫌な表情を表すわけにも行かずグッとこらえていたけれど、マスクの下で「ふざけんなバカヤローこのボケー」なんて口を開いても、ほとんど気づかれないし。
そんなわけでこの時期は、いろんな理由に託けてマスク装着しておりますが、風邪じゃないから避けないでね♪
というか私、風邪になったら真っ先に休みますから。ハイ。