さらば橋本真也。

“破壊王”のニックネームで親しまれたプロレスラーの橋本真也さんが11日午前、横浜市内の市立大付属市民総合医療センターで死去した。40歳だった。死因は脳内出血とみられる。

今日は書かないと言いましたが、この訃報に接し、どうしても書かずにはいられませんでした。先日のルーサー・ヴァンドロスの訃報に引き続いての大々大ショック…(涙)。
「ハッスル・キング」としても知られる「破壊王」こと橋本真也氏の突然の報を知り、頭の中が真っ白になりました。
何を書いたらいいか、というかただ思いつくままに書いているだけなので、乱筆乱文かも知れません。それだけ僕自身が動揺しているということです。許せ。


テレビで最後に観たのは、新日の「黒いカリスマ(というフレーズもいい加減聞き飽きたよ)」蝶野正洋の20周年興行だったかなぁ。スーツ姿で花束を抱えてリングサイドに現れた橋本氏。リングには上がらなかったけれど、「いつかここでやろう」とリングの上からアピールする蝶野に笑顔で応えたんだよな…肩を手術したって聞いていたけど、まさか亡くなるとは…。
まぁ思えば、彼のレスラー人生というのも波瀾万丈そのもので、蝶野や武藤敬司とともに「闘魂三銃士」として新日の看板を背負っていた時期もありましたが、小川直也が格闘家デビューを果たした際に立て続けに敗れ、一度引退までしちゃったんですよね。その後ファンの強い後押しで復帰を遂げるも、新日から離脱、ZERO-ONEを立ち上げ、また、「ハッスル(嫌いじゃないけれど、私には単なる三文芝居にしか見えません)」に参戦、ハッスル・キングとして名を轟かせたり、バラエティに登場したりということで、活躍の場をどんどん広げていたのですが、約4年でZERO-ONEの活動を停止、その後ZERO-ONEの有志が「ZERO-ONE MAX」を立ち上げるも、彼自身は「追い出される」こととなり、今はフリーになってたんですよね。
しかしなぁ…。あの垂直落下式DDTや、水面蹴りが観られなくなるというのは本当に寂しい。というか、総合格闘技ブームにあってプロレスは冬の時代みたいな言われ方をしているけど。そんな中で馬場や鶴田、冬木などなど個性のあるレスラーがどんどん鬼籍に入っていって、何か哀しいなぁ。
夕方から弁護士が記者会見ってことなので、ひょっとしたら…という胸騒ぎというかイヤな予感もしているんだけど、まだ40歳かぁ…。もったいないよなぁ。
合掌

3 thoughts on “さらば橋本真也。

  1. とーます

    まさか・・・ですよね。
    順調にリハビリ生活を送ってるとばかり思ってました。
    「死去」なんて誰が想像してたでしょうか。
    最近は怪我ばかりで実力を出す機会も無かったし、あまりライバルにも恵まれてなかった。
    小川とも共闘してしまったし・・・。
    でも、もう一花咲かせるヒトだと思ってましたよ。
    猪木信者のボクからすると、橋本は師匠を思う気持ちが一番強かった選手。
    なので好きな選手でした・・・残念です。

    Reply
  2. nonvey

    一時期、憎たらしいほど強い時期がありましたよね。でも、小川との引退を賭けた一騎打ちに敗れた時、ある意味彼の「プロレス人生」は幕引きを迎えようとしていたのかも知れません。でも、混迷を極める今日のプロレス界にあって、真のプロレスを牽引出来る数少ない逸材だったと思いますし、是非起爆剤になって欲しかった。
    本当に、未だに信じられません…。

    Reply

Leave a Reply